ツルシキミ 蔓樒

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Flora of Mikawa

ミカン科 Rutaceae ミヤマシキミ属

別 名 ツルミヤマシキミ 蔓深山樒
学 名 Skimmia japonica Thunb. var. intermedia Komatsu form. repens (Nakai) Ohwi
Skimmia japonica Thunb. var. repens (Nakai) Makino
ツルシキミの花
ツルシキミの果実
ツルシキミの葉
ツルシキミ
花 期 3~5月
果 期 10~12月
高 さ 30~50㎝
生活型 常緑低木
生育場所 山地の林内
分 布 在来種 本州(東北、中部以西) 四国、九州、千島、サハリン
撮 影 天狗棚   05.5.21
ミヤマシキミの幹が蔓状に這う品種、主に日本海側に分布する。蔓になること以外はミヤマシキミと同様である。
 幹は灰色、下部が蔓状に這う。葉は互生し、革質、長さ4~8㎝の長楕円状披針形、全縁。葉先は鈍く尖り、基部は楔形。葉表は光沢があり、葉裏には油点がある。葉柄は長さ0.5~1㎝。雌雄異株。枝先の散房状の円錐花序に花が多数つく。花弁は4個稀に5個。果実は直径約1㎝の球形の核果、核が4~5個入り、赤色に熟す。
 ミヤマシキミ Skimmia japonica Thunb. var. japonica は幹が這わない。
  ウチダシツルシキミ Skimmia japonica Thunb. var. intermedia Komatsu form. intermedia (Komatsu) T.Yamaz. は葉脈が裏側へ凹む。