ツァイ
Flora of Mikawa
ツバキ科 Theaceae ツバキ属
中国名 | 窄叶连蕊茶 zhai ye lian rui cha |
学 名 | Camellia tsaii Hu Camellia pseudoelongata Hung T. Chang et S.X.Ren |
花 期 | 3~4月 |
高 さ | 1~7.5(10)m |
生活型 | 常緑低木 |
生育場所 | 広葉樹林内 |
分 布 | 帰化種 中国、ミャンマー、ベトナム原産 |
撮 影 | 豊橋市(のんほいパーク) 16.3.4 |
ツバキ属の原種の1つ。白色の小花をつけ、茶の木に似ている。あまり栽培されていない。
古い枝は灰褐色、無毛、若枝は細く、当年の小枝は灰色、密に伏した短毛がある。葉柄は長さ3~5㎜、短毛がある。葉身は長楕円状披針形~披針形~狭披針形、長さ5~10㎝、幅1.5~3㎝、紙質。葉裏は淡緑色、まばらに中脈に沿って長軟毛がある。葉表は暗緑色、光沢があり、中脈に沿って微細剛毛がある。中脈は葉裏に盛り上がり、葉表に凹む。側脈は8~10対、わずかに両面に盛り上がる。葉の基部は楔形~広楔形、縁は小さい鋸歯縁、先は長い尖鋭形~尾状。花は腋生、単生~双生、直径約2.5㎝。花柄は長さ2~5㎜、無毛。小苞は(3)4~5個、半円形~広卵形、長さ0.5~1.5㎜、外側は短毛があり、縁毛がある。萼は浅い円蓋状、長さ2.5~5㎜、裂片は5個、卵形~類円形、長さ2~2.5㎜、薄い革質、外側は伏した短毛があり、内側は絹毛があり、縁は狭い膜質で縁毛があり、先には暗色の点がある。花弁は5個、白色、卵形~広倒卵形、長さ1.5~1.7㎝、基部は広く幅2~3㎜で合着し、先は円形~凹頭。雄しべは長さ1.1~1.4㎝、無毛。外側の花糸は基部で不規則に、幅4~7㎜で合着する。雌蘂(ずい)群は長さ1.4~1.7㎝、無毛。子房は卵形、直径約1.5㎜、3室。花柱は長さ1.2~1.5㎝、頂端が3つに分かれ、長さ4~5㎜。蒴果は卵形、直径約1.5㎝、1室に1種子が入り、先が微突頭。果皮は薄い革質、3個に割れる。種子は栗褐色、無毛、直径約1.3㎝。2n=30,60(Flora of China)。
古い枝は灰褐色、無毛、若枝は細く、当年の小枝は灰色、密に伏した短毛がある。葉柄は長さ3~5㎜、短毛がある。葉身は長楕円状披針形~披針形~狭披針形、長さ5~10㎝、幅1.5~3㎝、紙質。葉裏は淡緑色、まばらに中脈に沿って長軟毛がある。葉表は暗緑色、光沢があり、中脈に沿って微細剛毛がある。中脈は葉裏に盛り上がり、葉表に凹む。側脈は8~10対、わずかに両面に盛り上がる。葉の基部は楔形~広楔形、縁は小さい鋸歯縁、先は長い尖鋭形~尾状。花は腋生、単生~双生、直径約2.5㎝。花柄は長さ2~5㎜、無毛。小苞は(3)4~5個、半円形~広卵形、長さ0.5~1.5㎜、外側は短毛があり、縁毛がある。萼は浅い円蓋状、長さ2.5~5㎜、裂片は5個、卵形~類円形、長さ2~2.5㎜、薄い革質、外側は伏した短毛があり、内側は絹毛があり、縁は狭い膜質で縁毛があり、先には暗色の点がある。花弁は5個、白色、卵形~広倒卵形、長さ1.5~1.7㎝、基部は広く幅2~3㎜で合着し、先は円形~凹頭。雄しべは長さ1.1~1.4㎝、無毛。外側の花糸は基部で不規則に、幅4~7㎜で合着する。雌蘂(ずい)群は長さ1.4~1.7㎝、無毛。子房は卵形、直径約1.5㎜、3室。花柱は長さ1.2~1.5㎝、頂端が3つに分かれ、長さ4~5㎜。蒴果は卵形、直径約1.5㎝、1室に1種子が入り、先が微突頭。果皮は薄い革質、3個に割れる。種子は栗褐色、無毛、直径約1.3㎝。2n=30,60(Flora of China)。