トウテイラン 洞庭藍

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Flora of Mikawa

オオバコ科 Plantaginaceae クワガタソウ属

別 名 ベロニカ・オルナタ
学 名 Veronica ornata Monjuschko
 synonym Pseudolysimachion ornatum (Monjuschko) Holub
トウテイラン雄しべの葯
トウテイラン花
トウテイラン咢
トウテイラン葉の基部
トウテイラン茎
トウテイラン
トウテイラン花序
トウテイラン葉表
トウテイラン葉裏
花 期 8~9(11)月
高 さ 30~60㎝
生活型 多年草
生育場所 海岸、栽培種
分 布 在来種 日本固有種(京都府、兵庫県、鳥取県の日本海側、隠岐島)
撮 影 西尾市  19.9.6
トウテイラン(洞庭藍)はオオバコ科ルリトラノオ属の多年草とされていたが、ルリトラノオ属はクワガタソウ属に統合された。
 日本固有種(京都府、兵庫県、鳥取県の日本海側、隠岐島)。海岸に生える。自生は少なく、隠岐島の自生地が有名である。育てやすい園芸品種として販売されている。和名の洞庭は中国の有名な湖水の名から、藍は花の色。
 多年草、冬は根生葉に近い状態で越冬することもある。高さ30~60㎝。茎や葉など全体に白色の綿毛に覆われ、白緑色。茎は円柱形、直立する。葉は対生し、披針形~倒披針形、長さ5~10㎝×幅1.5~2㎝、縁には低い鈍鋸歯があり、葉の下面は特に白毛が多く、密生する。穂状花序を頂生し、花を密につける。花柄は長さ約2㎜。咢は長さ3~4㎜。花冠は青紫色~紫色、直径7~8㎜、4裂する。雄しべ2本。雌しべ1本。蒴果は卵円形、長さ約4㎜、咢が宿存する。