トキワガキ 常盤柿
Flora of Mikawa
カキノキ科 Ebenaceae カキノキ属
別 名 | トキワマメガキ、タイワンマメガキ |
中国名 | 罗浮柿 luo fu shi |
学 名 | Diospyros morrisiana Hance |
花 期 | 7月(果期 12月~1月) |
高 さ | 8~10(20)m |
生活型 | 常緑小高木 |
生育場所 | 山地の林内 |
分 布 | 在来種 本州(伊豆半島以西)、四国、九州、沖縄、中国、台湾、ベトナム |
撮 影 | 田原市 14.7.11(花) 13.12.25(果実) |
和名は葉が常緑であることから。材質が黒くなり、床の間などに使われる。開花はリュウキュウマメガキより遅い。
幹は古くなると黒色になり、樹皮が不規則に鱗片状に剥がれる。葉は互生し、長さ5~12㎝、幅2~3.5㎝の長惰円形、全縁、革質で無毛、先は尖り、基部は楔形。葉柄は長さ5~10㎜。雌雄別株。新枝の葉腋に下向きに花をつける。花冠は淡黄色~白色、長さ約8㎜の鐘形、先が4裂し、反り返る。雄花は2~3個、散状につき、雄しべが16個。雌花は1個ずつつき、雌しべ1個と退化した雄しべ4個がある。萼は小さく、裂片は反り返らない。果実は直径15~22㎜の扁球形、熟すと黄色~暗褐色になる。種子は長さ10~14㎜の惰円形。2n=30
リュウキュウマメガキ(シナノガキ) Diospyros japonica 葉裏は緑白色を帯び、ほとんど無毛。葉柄が14~25㎜と長い。雄花は小さく、1~3個ずつ、雌花は1個ずつつく。果実は直径2~2.5㎝のほぼ球形、柿色~暗紫色に熟す。
幹は古くなると黒色になり、樹皮が不規則に鱗片状に剥がれる。葉は互生し、長さ5~12㎝、幅2~3.5㎝の長惰円形、全縁、革質で無毛、先は尖り、基部は楔形。葉柄は長さ5~10㎜。雌雄別株。新枝の葉腋に下向きに花をつける。花冠は淡黄色~白色、長さ約8㎜の鐘形、先が4裂し、反り返る。雄花は2~3個、散状につき、雄しべが16個。雌花は1個ずつつき、雌しべ1個と退化した雄しべ4個がある。萼は小さく、裂片は反り返らない。果実は直径15~22㎜の扁球形、熟すと黄色~暗褐色になる。種子は長さ10~14㎜の惰円形。2n=30
リュウキュウマメガキ(シナノガキ) Diospyros japonica 葉裏は緑白色を帯び、ほとんど無毛。葉柄が14~25㎜と長い。雄花は小さく、1~3個ずつ、雌花は1個ずつつく。果実は直径2~2.5㎝のほぼ球形、柿色~暗紫色に熟す。