トキンソウ 吐金草
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae トキンソウ属
別 名 | タネヒリグサ、ハナヒリグサ |
中国名 | 石胡荽 shi hu sui |
学 名 | Centipeda minima (L.) A. Br. et Aschers. |
花 期 | 7~10月 |
高 さ | 5~20㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 水田、湿った庭 |
分 布 | 在来種 日本全土、中国、台湾、ロシア、インド、タイ、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、サモア |
撮 影 | 吉良町 03.9.23 |
和名の由来は熟した果実を押すと、黄色の種が出てくることから。水田、畑などで普通に見られる。
茎はよく分枝し、地を這い広がるか又は斜上する。葉は互生し、大きいものは長さ1~2㎝、3~5個の鋸歯がつく。頭花は直径2~3㎜、花後に大きく4~5㎜になり、蕾~果実まで球形~扁球形である。周辺に多数の雌花、中心部に両性花を約10個つける。雌花は花冠が筒状、長さ約0.2㎜、小さく目立たない。両性花の花冠は長さ0.5㎜、褐紫色、先が4裂し、蕾のときは上から見ると4角形に見える。雄しべの葯は黄色。花に冠毛は無い。総苞片は1列、総苞片の縁は乾膜質。集合果は扁球形、総苞が受け皿のようになり、果実が熟すとこぼれ落ちる。果実は長さ1~1.2㎜、黄褐色、上向きの毛がある。2n=20
1年草、多年草。葉は互生、全縁又は粗い歯がある。頭花は見た目は腋生、単生又は単出集散花序 、ときに総状花序状の合成花序にグループでつき、花序柄は無又は短く、異性花で円盤型頭花 (disciform)。総苞は小さく、半球形。総苞片は1~2列につき、ほぼ等長、草質、縁は薄膜質。花托は平ら又は凸面、裸。周辺小花は雌性、数列つき、雌性、花冠は小さく、筒状、不明瞭に3裂し、クリーム白色、淡黄色、緑色、又は帯紫色。中心小花は少数、両性、花冠は鐘形、4裂、色は同色、無毛。葯は基部が鈍い。中心小花の花柱の枝は短く、切形。痩果はかすかに扁平、不明瞭に3~4裂又は角(かど)があり、副花冠は無い。
世界に約10種あり、オーストラリア、ニュージーランドに全て分布し、南アメリカ、パプアニューギニア、アジア及び太平洋諸島にそれぞれ1種が分布する。
synonym Centipeda orbicularis Lour.
日本全土、中国、台湾、ロシア、インド、タイ、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、サモア原産。中国名は石胡荽 shi hu su。英名はcottonweed。別名はタネヒリグサ、ハナヒリグサ。水田、湿った庭などに生える。
1年草。高さ5~20㎝。茎はよく分枝し、地を這い広がるか又は斜上する。葉は互生し、大きいものは長さ1~2㎝、3~5個の鋸歯がつく。頭花は直径2~3㎜、花後に大きく4~5㎜になり、蕾~果実まで球形~扁球形である。周辺に多数の雌花、中心部に両性花を約10個つける。雌花は花冠が筒状、長さ約0.2㎜、小さく目立たない。両性花の花冠は長さ0.5㎜、褐紫色、先が4裂し、蕾のときは上から見ると4角形に見える。雄しべの葯は黄色。花に冠毛は無い。総苞片は1列、総苞片の縁は乾膜質。集合果は扁球形、総苞が受け皿のようになり、果実が熟すとこぼれ落ちる。果実は長さ1~1.2㎜、黄褐色、上向きの毛がある。2n=20。花期は7~10月。
Centipeda
https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomygenus.aspx?id=2240
2) Kewscience
Centipeda
http://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:8151-1
3) PlantNET - FloraOnline
Centipeda Key to the species
http://plantnet.rbgsyd.nsw.gov.au/cgi-bin/NSWfl.pl?page=nswfl&lvl=gn&name=Centipeda
4)Flora of China
Centipeda
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=106025
茎はよく分枝し、地を這い広がるか又は斜上する。葉は互生し、大きいものは長さ1~2㎝、3~5個の鋸歯がつく。頭花は直径2~3㎜、花後に大きく4~5㎜になり、蕾~果実まで球形~扁球形である。周辺に多数の雌花、中心部に両性花を約10個つける。雌花は花冠が筒状、長さ約0.2㎜、小さく目立たない。両性花の花冠は長さ0.5㎜、褐紫色、先が4裂し、蕾のときは上から見ると4角形に見える。雄しべの葯は黄色。花に冠毛は無い。総苞片は1列、総苞片の縁は乾膜質。集合果は扁球形、総苞が受け皿のようになり、果実が熟すとこぼれ落ちる。果実は長さ1~1.2㎜、黄褐色、上向きの毛がある。2n=20
トキンソウ属
family Asteraceae - genus Centipeda1年草、多年草。葉は互生、全縁又は粗い歯がある。頭花は見た目は腋生、単生又は単出集散花序 、ときに総状花序状の合成花序にグループでつき、花序柄は無又は短く、異性花で円盤型頭花 (disciform)。総苞は小さく、半球形。総苞片は1~2列につき、ほぼ等長、草質、縁は薄膜質。花托は平ら又は凸面、裸。周辺小花は雌性、数列つき、雌性、花冠は小さく、筒状、不明瞭に3裂し、クリーム白色、淡黄色、緑色、又は帯紫色。中心小花は少数、両性、花冠は鐘形、4裂、色は同色、無毛。葯は基部が鈍い。中心小花の花柱の枝は短く、切形。痩果はかすかに扁平、不明瞭に3~4裂又は角(かど)があり、副花冠は無い。
世界に約10種あり、オーストラリア、ニュージーランドに全て分布し、南アメリカ、パプアニューギニア、アジア及び太平洋諸島にそれぞれ1種が分布する。
トキンソウ属の主な種
1 Centipeda minima (L.) A.Braun et Asch. トキンソウ 吐金草synonym Centipeda orbicularis Lour.
日本全土、中国、台湾、ロシア、インド、タイ、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー、サモア原産。中国名は石胡荽 shi hu su。英名はcottonweed。別名はタネヒリグサ、ハナヒリグサ。水田、湿った庭などに生える。
1年草。高さ5~20㎝。茎はよく分枝し、地を這い広がるか又は斜上する。葉は互生し、大きいものは長さ1~2㎝、3~5個の鋸歯がつく。頭花は直径2~3㎜、花後に大きく4~5㎜になり、蕾~果実まで球形~扁球形である。周辺に多数の雌花、中心部に両性花を約10個つける。雌花は花冠が筒状、長さ約0.2㎜、小さく目立たない。両性花の花冠は長さ0.5㎜、褐紫色、先が4裂し、蕾のときは上から見ると4角形に見える。雄しべの葯は黄色。花に冠毛は無い。総苞片は1列、総苞片の縁は乾膜質。集合果は扁球形、総苞が受け皿のようになり、果実が熟すとこぼれ落ちる。果実は長さ1~1.2㎜、黄褐色、上向きの毛がある。2n=20。花期は7~10月。
参考
1) GRINCentipeda
https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomygenus.aspx?id=2240
2) Kewscience
Centipeda
http://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:8151-1
3) PlantNET - FloraOnline
Centipeda Key to the species
http://plantnet.rbgsyd.nsw.gov.au/cgi-bin/NSWfl.pl?page=nswfl&lvl=gn&name=Centipeda
4)Flora of China
Centipeda
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=106025