タチスズメノヒエ 立雀の稗
Flora of Mikawa
イネ科 Poaceae スズメノヒエ属
中国名 | 丝毛雀稗 si mao que bai |
英 名 | vasey grass , Vasey's grass |
学 名 | Paspalum urvillei Steud. |
花 期 | 7~9月 |
高 さ | 70~150㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 道端、荒地、空き地 |
分 布 | 帰化種 南アメリカ原産 |
撮 影 | 蒲郡市西浦町 09.7.19 |
草丈が高く目立つため、道端でよく目につく。上部の葉鞘にはわずかに毛がある程度であるが、根元近くでは剛毛が生える。葉の縁はざらつく。稈は斜上し、総(穂の枝)を10~20個つける小穂は2~3列に並び、穂全体に毛が密生しているように見える。小穂は2小花からなり、長さ約2.5㎜卵形、柄が長く、葯は淡黄色で、橙色に変わる。柱頭は紫褐色。第1苞頴は無く、第2苞頴は3脈があり、縁には絹糸状の長毛が密生する。第1小花は退化し、護頴(第3頴)だけとなっている。果実の出来る第2小花は長さ約1.7㎜の卵形、護頴(第4頴)と内頴ともに淡黄褐色で、質が硬い。中の果実(頴果)は長さ約1.4㎜、熟すと褐色になる。2n=40,60
シマスズメノヒエは総(穂の枝)のつき方が直角に近く、小穂がやや大きく、小穂の毛が短い。
シマスズメノヒエは総(穂の枝)のつき方が直角に近く、小穂がやや大きく、小穂の毛が短い。