タカネナデシコ 高嶺撫子

mark

Flora of Mikawa

ナデシコ科 Caryophyllaceae ナデシコ属

中国名 高山瞿麦 gao shan qu mai
学 名

Dianthus superbus subsp. alpestris (Uechtr.) Kablík. ex Čelak.

 synonym Dianthus superbus L. var. speciosus Reichb.

タカネナデシコの蕾
タカネナデシコの苞
タカネナデシコの花の毛
タカネナデシコの葉
タカネナデシコ
タカネナデシコの花
花 期 7~8月
高 さ 10~30㎝
生活型 多年草
生育場所 森林の開けた場所、高山の森林の縁、草の茂った丘陵、川岸
分 布 在来種 日本(北海道、本州中部地方以北)、韓国、中国(河北省、吉林省、内モンゴル、陝西省、山西省)、オーストリア、チェコスロバキア、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、ルーマニア、スイス、ウクライナ、ユーゴスラビア
撮 影 東館山高山植物園  05.7.31
エゾカワラナデシコの高山型の変種(又は亜種)。
 多年草。高さ10~30㎝、粉白を帯びる。葉は対生し、長さ3~7(10)㎝、幅2~5㎜の線状披針形。花は茎頂に1~3個つき、直径4~5㎝、やや濃い淡紅色、。花弁は5個、花弁の爪部は長さ1.5~3㎝。花弁の舷部は長さ約3㎝の広倒卵形。花弁の先は細かく深裂し、舷部の基部に紫褐色の毛が生えるのが特徴。苞は2対が、エゾカワラナデシコと同じように十字対生し、苞の先が芒状に鋭く尖る。雄しべ10個。花期は7~8月。