シャシャンボ  小小ん坊
[別名] サシブノキ、ワクラハ(病葉)
[中国名] 南烛 nan zhu
[英名] sea bilberry
[学名] Vaccinium bracteatum Thunb.
ツツジ科  Ericaceae  スノキ属
三河の植物観察
シャシャンボ花
シャシャンボ葉
シャシャンボ葉裏
シャシャンボ葉裏の主脈
シャシャンボ葉裏の主脈の突起
シャシャンボ幹
シャシャンボ
シャシャンボ花
シャシャンボ果実
シャシャンボ種子
 幹は灰色、樹皮が縦に細く剥がれ、赤褐色になる。葉は互生し、長さ3~7㎝の楕円形で、ほとんど無毛。葉質は革質で厚く、表面に光沢がある。葉縁の上部には浅い鋸歯があり、短い葉柄がある。葉裏の主脈上に小さな突起が数個ある。総状花序に白色の壺形の小さな花を多数、下向きにつける。花冠は長さ5~7㎜、先が5裂し、反り返る。花柱が花冠から少し、突き出る。披針形の苞が花に並んでつくのが特徴である。ただし、苞が鱗片状になり、目立たない場合もある。果実はブルーベリーに似た直径5~7㎜㎜(実測確認)の球形の液果、秋に紫褐色に熟す。種子は長さ1.4~2.3㎜、不定形、褐色。2n=88
[花期] 5~7月
[果期] 9~10月
[高さ] 1~5m
[生活型] 常緑低木
[生育場所] 沿海地の痩せた尾根、林内、谷筋
[分布] 在来種 本州(千葉県以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム
[撮影] 幡豆町  09.7.11
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