シャガ 射干、姫著莪
Flora of Mikawa
アヤメ科 Iridaceae アヤメ属
中国名 | 蝴蝶花 hu die hua |
英 名 | Japanese iris , fringed iris |
学 名 | Iris japonica Thumb. |
花 期 | 4~5月 |
高 さ | 30~60㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 林内 |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州、中国、ミャンマー |
撮 影 | 愛知県民の森 07.4.30 |
古い時代の帰化植物ともいわれている。庭にもよく植えられている。
根茎は2形性、ほぼ直立で、太く、匍匐性のものは細くて長い。葉は根生し、暗緑色~黄緑色、1面は光沢があり、他面は鈍く、基部は赤紫色を帯び、剣形、長さ25~60㎝、幅1.5~3㎝、中脈は無い。有花茎は直立し、上部で5~12個、短く、細く分岐する。苞(spathe)は3~5個、広披針形、長さ0.8~1.5㎝、2~4個の花をつけ、先は鈍形。花は帯淡青色、直径4.5~5.5㎝。花柄は長さ1.5~2.5㎝、曲がらず硬く、宿存性。花被の筒部は長さ1.1~1.5㎝。外花被片3個は倒卵形~楕円形、長さ2.5~3㎝、幅1.4~2㎝、拡大部は広がり、中央部にとさか状の突起(crest)とその周囲に橙色の班紋があり、その外周に青色のしみ状斑紋があり、縁がゆるやかに波打ち、房状に細かく切れ込み、先の中央が凹む。内花被片3個は斜めに広がり、楕円形~狭倒卵形、長さ2.8~3㎝、幅1.5~2.1㎝、ゆるやかに波打ち、細鋸歯縁、先が浅く2裂する。雄しべは3個、分裂した花柱の裏側にあり、長さ0.8~1.2㎝。葯は白色。子房は長さ7~10㎜。花柱は3裂し、花被片に沿い、淡青色、柱頭の先に2分裂した房状の付属体がある。蒴果は円筒状楕円形、長さ2.5~3㎝、幅1.2~1.5㎝、先に嘴はない。種子は暗褐色、小さな仮種皮がある。2n= 24, 28, 34, 36, 54, 56。日本のものは3倍体のため、結実せず、根茎で増える。
根茎は2形性、ほぼ直立で、太く、匍匐性のものは細くて長い。葉は根生し、暗緑色~黄緑色、1面は光沢があり、他面は鈍く、基部は赤紫色を帯び、剣形、長さ25~60㎝、幅1.5~3㎝、中脈は無い。有花茎は直立し、上部で5~12個、短く、細く分岐する。苞(spathe)は3~5個、広披針形、長さ0.8~1.5㎝、2~4個の花をつけ、先は鈍形。花は帯淡青色、直径4.5~5.5㎝。花柄は長さ1.5~2.5㎝、曲がらず硬く、宿存性。花被の筒部は長さ1.1~1.5㎝。外花被片3個は倒卵形~楕円形、長さ2.5~3㎝、幅1.4~2㎝、拡大部は広がり、中央部にとさか状の突起(crest)とその周囲に橙色の班紋があり、その外周に青色のしみ状斑紋があり、縁がゆるやかに波打ち、房状に細かく切れ込み、先の中央が凹む。内花被片3個は斜めに広がり、楕円形~狭倒卵形、長さ2.8~3㎝、幅1.5~2.1㎝、ゆるやかに波打ち、細鋸歯縁、先が浅く2裂する。雄しべは3個、分裂した花柱の裏側にあり、長さ0.8~1.2㎝。葯は白色。子房は長さ7~10㎜。花柱は3裂し、花被片に沿い、淡青色、柱頭の先に2分裂した房状の付属体がある。蒴果は円筒状楕円形、長さ2.5~3㎝、幅1.2~1.5㎝、先に嘴はない。種子は暗褐色、小さな仮種皮がある。2n= 24, 28, 34, 36, 54, 56。日本のものは3倍体のため、結実せず、根茎で増える。