シラコスゲ 白子菅
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae スゲ属
中国名 | 根足薹草 gen zu tai cao |
学 名 | Carex rhizopoda Maxim. |
花 期 | 5~6月 |
高 さ | 20~40㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 林内、林縁の水辺、湿地 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、対馬、中国 |
撮 影 | 三ヶ根山麓 13.4.23 |
根茎は短く、叢生する。茎は柔らかく、3稜形、上部の稜に上向きの小刺がある。葉は幅2~4㎜、柔らかく、花茎より低い。葉の基部は長い鞘になる。茎の先に雌雄性の小穂を1個ずつつける。小穂は長さ1.5~4㎝。先端の雄花部は細く、3~15個の小花がつく。雌鱗片は長さ4~5㎜、淡緑色、後に淡褐色、3脈があり、鋭頭、果胞より短い。果胞は長さ5~6㎜、細脈があり、嘴は長さ2~3㎜、鋭く尖り、口部は斜めに切形。熟しても果胞は開出しない。果実は長さ2~2.5㎜、3稜のある倒卵形、褐色~暗褐色。柱頭は3岐。