シナナツツバキ支那夏椿

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Flora of Mikawa

ツバキ科  Theaceae ナツツバキ属

別 名 モモイロナツツバキ、ピンクナツツバキ
中国名 长喙紫茎 chang hui zi jing
英 名 upright stewartia
学 名 Stewartia rostrata Spongberg
Stewartia sinensis Rehder et E. H. Wilson var. rostrata (Spongberg) Hung T. Chang.
シナナツツバキの蕾
シナナツツバキの花
シナナツツバキの花2
シナナツツバキの花後
シナナツツバキの果実
シナナツツバキの幹
シナナツツバキ
シナナツツバキ葉表
シナナツツバキ葉裏
シナナツツバキの葉の鋸歯
花 期 5~7月
高 さ 5~10m
生活型 落葉小高木
生育場所 庭園
分 布 帰化種(栽培種) 中国原産
撮 影 西尾市  13.5.23
園芸品種の「夜明け前」Stewartia rostrata 'Yoakemae'は花が淡紅色。
 幹は灰色、平滑。葉は互生し、長さ (2)6~10.5㎝、幅 (1.2)2.5 ~4.5㎝の卵形~長楕円形、紙質、鋸歯縁、基部は楔形、先は尖る。葉柄は緑色、長さ (2)4~6(9)㎜。苞は萼の基部につき、長さ (1.2)1.5~2㎝、幅(0.6)0.8~1.2㎝、葉状、縁が不規則に波打ち、先が尖る。萼片は5個、長さ1.2~1.8㎝、幅0.7~1㎝、卵形~倒卵形、赤色を帯び、不規則に波打ち、先は鋭形~円形。 花弁は5個、長さ2.8~3.8㎝、幅2~3㎝、白色、花弁の縁には細鋸歯がある。雄しべは多数つき、花糸の基部は合着して長さ6~8㎜に筒になる。蒴果は長さ1.2~1.6㎝、幅1.4~1.6㎝のほぼ球形。 熟すと先から5裂する。種子は長さ8~10㎜、周囲に狭い翼がある。
 ナツツバキStewartia pseudocamelliaは幹の樹皮が薄く剥がれ、灰褐色~赤褐色 の斑紋状になる。苞や萼片が接してつく。
 Stewartia sinensis(紫茎 zi jing)も花がよく似ている。葉柄が赤紫色。花弁に灰色の絹毛がある。