シナダレスズメガヤ 撓垂雀茅
Flora of Mikawa
イネ科 Poaceae スズメガヤ属
別 名 | セイタカカゼクサ |
中国名 | 弯叶画眉草 wan ye hua mei cao |
英 名 | weeping lovegrass |
学 名 | Eragrostis curvula (Schrad.) Nees |
花 期 | 5~11月 |
高 さ | 40~120㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 道端、空地 |
分 布 | 外来種 南アフリカ原産 |
撮 影 | 岡崎市 02.5.23 |
戦前に導入され、戦後、高速道路などの砂防用に広く植栽されて全国に野生化した。春、芽を出して、開花し、夏までに結実し、寒くなるまで開花・結実を繰り返す。茎は無毛、平滑、束生して大株になる。葉は無毛、長さ20~70㎝、幅1.5~2㎜。、縁が巻き込み糸状になる。葉舌は短毛状。葉鞘は上部では平滑、鞘口に長毛がある。下部の葉鞘には毛が密生する。花序は長い茎の先につき、長さ25~35㎝で、先が傾き、しなだれる。色はやや紫色を帯び、花穂が開く前は黒っぽく見えるものが普通であるが、紫色を帯びないものもある。枝は細く、基部が膨らみ毛が生える。小穂は長さ5~8㎜、小花は7~11(5~13)個つく。葯は長さ1~1.5㎜、紫色。小花は長さ約3㎜。第1苞穎は長さ1.5~2㎜。第2苞穎は長さ2.5~3㎜。護穎には3脈がある。果実は長さ約1.5㎜、淡褐色~褐色。 2n=20,42,63,80