セリバシオガマ  芹葉塩竈

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Flora of Mikawa

ハマウツボ科 Orobanchaceae シオガマギク属

学 名 Pedicularis keiskei Franch. et Sav.
セリバシオガマの花
セリバシオガマの花横
セリバシオガマの裂開した果実
セリバシオガマの種子
セリバシオガマの葉の裂片
セリバシオガマの葉の裂片裏
セリバシオガマ
セリバシオガマ果実
セリバシオガマ葉
花 期 8~9月
高 さ 20~40㎝
生活型 多年草
生育場所 亜高山帯の針葉樹林内
分 布 在来種(日本固有種)  本州(中部地方)
撮 影 長野県   14.08.06(花)
        17.10.11(果実)
愛知県では茶臼山周辺だけで見られるが、少なく、絶滅危惧ⅠB類に指定されている。茶臼山では長野県側に多い。科はゴマノハグサ科からハマウツボ科に移動された。
 地下茎は短く、地を這い、茎は根際で分枝し、直立する。花時に根出葉はない。葉柄は長さ4~10㎜。葉は対生し、質が薄く、長さ4~8㎝、幅2~4㎝の卵状長楕円形、羽状に全裂し、裂片は披針形、さらに羽状に中裂する。花は上部の葉腋に1 個ずつつく。花冠は緑白色、2唇形、筒部が淡緑色、裂片が白色、長さ約2㎝。下唇は広く開き先が3裂し、上唇は先が細長く嘴状に尖る。雄しべは4個、上唇内にある。蒴果は長さ12~15㎜の三角状披針形、鋭尖頭、熟すと褐色になり、上側が裂開する。
 エゾシオガマは花が黄白色。葉が互生し、縁が浅裂して重鋸歯。