セイヨウウキガヤ 西洋浮萱
Flora of Mikawa
イネ科 Poaceae ドジョウツナギ属
英 名 | northwestern mannagrass, western manna grass |
学 名 | Glyceria occidentalis (Piper) J.C.Nelson |
花 期 | 4~6月 |
高 さ | 40~90(150)㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 湿地、浅い水辺、水田 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ原産 |
撮 影 | 西尾市(幡豆町) 13.4.20 |
茎の基部は倒伏し、水中に沈み、やや群生する。茎は柔らかく、無毛、平滑、基部は泥の上を這い、節から発根し、新苗をつける。葉は長さ20~30㎝、幅4~13㎜、平滑、無毛、先がボート形。葉舌は長さ5~12㎜、鋭形。葉鞘は長く、無毛、平滑、円筒形。花序は長さ15~40㎝、狭くて長く、各節に枝が1~3本つき、小数の小穂がつく。枝は花時には軸に沿ってつき、果時には開出する。小穂は長さ13~22㎜の線状円柱形、小花が5~13個つく。第1苞頴は長さ1.5~3.5㎜。第2苞頴は長さ2.5~5㎜。護頴は長さ4.5~6㎜の広披針形、先が歯状に3~5裂する。内頴は護頴とほぼ同長、先が2裂し、翼が幅広い。雄しべ3個。葯は長さ約1㎜。果実は長さ約4㎜。2n=40
ヒメウキガヤ Glyceria depauperata は小穂が長さ10~20㎜、護頴は長さ3~3.5㎜。内頴は護頴とほぼ同長、先が2裂しない。
ウキガヤ Glyceria depauperata var. infirma はヒメウキガヤに似る。護頴が長さ4~5.5㎜と大きい。
ムツオレグサ Glyceria acutiflora subsp. japonica は小穂が長さ3~4㎝。護頴は長さ7~9㎜。内頴は護頴より、0.7~1.4㎜長く、先が鋭く2裂し、護頴から突き出る。2n=20
アメリカミノゴメ Glyceria acutiflora subsp. acutiflora は北アメリカに分布し、染色体数が2n=40である。葯は細く、長さ1.5~1.8㎜。護頴が膜質、先が尖り、内頴が護頴の先から、2㎜まで突き出る。
ヒメウキガヤ Glyceria depauperata は小穂が長さ10~20㎜、護頴は長さ3~3.5㎜。内頴は護頴とほぼ同長、先が2裂しない。
ウキガヤ Glyceria depauperata var. infirma はヒメウキガヤに似る。護頴が長さ4~5.5㎜と大きい。
ムツオレグサ Glyceria acutiflora subsp. japonica は小穂が長さ3~4㎝。護頴は長さ7~9㎜。内頴は護頴より、0.7~1.4㎜長く、先が鋭く2裂し、護頴から突き出る。2n=20
アメリカミノゴメ Glyceria acutiflora subsp. acutiflora は北アメリカに分布し、染色体数が2n=40である。葯は細く、長さ1.5~1.8㎜。護頴が膜質、先が尖り、内頴が護頴の先から、2㎜まで突き出る。