セイヨウオオバコ 西洋大葉子

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Flora of Mikawa

オオバコ科 Plantaginaceae オオバコ属

中国名] 大车前 da che qian
英 名 common plantain , broadleaf plantain
学 名 Plantago major L.
セイヨウオオバコの花序
セイヨウオオバコの花
セイヨウオオバコの萼と苞
セイヨウオオバコ
セイヨウオオバコの葉
花 期 6~9月
高 さ 30~60㎝(花穂)
生活型 多年草
生育場所 道端
分 布 帰化種  ヨーロッパ原産
撮 影 新城市  05.9.10
世界に広く帰化している。在来種のトウオオバコによく似ている。
 やや大形。葉は長さ5~20(30)㎝、幅4~9(17)の広卵形、全縁、明瞭な5~9脈がある。葉身の基部は楔形~切形、長い葉柄がある。花穂は普通3~7個つき、花茎を含めて長さ5~60(70)㎝、穂状花序は長さ3~20㎝。花は無柄、苞と萼の先端がほぼ揃う。花冠、萼ともに筒状、先は4裂し、萼片の先がやや円い。雄しべ4個、葯は長さ0.8~1.1㎜、淡黄緑色~紫色。蓋果は上蓋が低い円錐形、種子が5 ~16個入る。種子は褐色~濃褐色、長さ1.4~2㎜(1㎜以下との解説もある)。2n=12,18,24
 オオバコ Plantago asiatica は葉が長さ4~15㎝。苞と萼の先端が揃わず、離れる。蓋果の上蓋は長円錐形、種子が4~8個入る。種子も大きい。
 海岸に生えるトウオオバコは花穂がさらに長く40~80㎝となることも多い。花や葉はよく似ている。蓋果の上蓋は半球形、種子が角張り小さい。