セイロンライティア

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Flora of Mikawa

キョウチクトウ科 Apocynaceae ライティア属

中国名 锡兰水梅 xi lan shui mei
英 名 white angel , coral swirl , tellicherry bark , walidda, artic snow, milky way, snowflakes, sampaguita
学 名 Wrightia antidysenterica (L.) R.Br.
Walidda antidysenterica (L.) Pichon
Echites antidysentericus (L.) Roxb. ex Fleming
セイロンライティアの蕾
セイロンライティアの花
セイロンライティアの花副花冠
セイロンライティア花横
セイロンライティア
セイロンライティア葉
花 期 6~10月
高 さ 0.5~2m
生活型 低木
生育場所 栽培種
分 布 帰化種  スリランカ原産
撮 影 西尾市 16.6.3
観賞用に栽培される。Holarrhena pubescensと混同されることがある。
 半落葉低木、高さ50~200㎝。枝はよく分枝し、古くなるとチョコレート褐色になる。葉は対生し、卵形~楕円形、長さ2.5~6㎝、幅1.5~2.5㎝、先は尖鋭形。枝先に散房花序状の集散花序に花をつける。花は芳香が無く、筒状の星形、直径2.5~3.5㎝、花筒は非常に細く、長さ2~2.5㎝、花弁は5個、白色、副花冠は白色。雄しべは黄色。果実はさや状の袋果。花期は夏~秋。

ライティア属

 family Apocynaceae - genus Wrightia

 低木又は灌木、乳液をもつ。葉は対生、葉柄があり、葉腋に腺がある。集散花序は頂生又は類頂生、二出集散、少数~多数の花がつく。咢片は5数性、5~10個、内側に鱗片状の腺がある。花冠は高坏形~漏斗形~類輻状~輻状。筒部は円筒形~鐘形。花冠裂片は左に重なる。副花冠(コロナ)は舌状~フリンジ状~杯形、先は全縁~類全縁、浅く~深く分裂し、ときに欠く。雄しべは花冠筒部の中間~先~まれに基部につく。葯は矢じり形、雌しべの先に輻合して付着し、花冠から突き出し、基部に距がある。花盤は無い。子房は2個、分離又は合着又は。胚珠は各室に多数。花柱は糸状。雌しべの先は卵形、普通、果実の基部へ向く。袋果は2個、合着又は分岐。種子は狭い紡錘形、基部に向かって先に種髪があり、嘴は無い。
 世界に約23種があり、熱帯アフリカ、アジア、オーストラリアに分布する。