セイロンマンリョウ 錫蘭万両

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Flora of Mikawa

サクラソウ科 Primulaceae ヤブコウジ属

別 名 コウトウタチバナ
中国名 东方紫金牛 dong fang zi jin niu
英 名 shoebutton ardisia , duck's eye , coralberry
学 名 Ardisia elliptica Thunb.
 synonym Ardisia squamulosa C.Presl
 synonym Ardisia kotoensis Hayata
 synonym Ardisia sorsogonensis Elmer ex Merr.
セイロンマンリョウの果序
セイロンマンリョウの果実
セイロンマンリョウの咢
セイロンマンリョウの葉柄
セイロンマンリョウ
セイロンマンリョウ葉
花 期 2~4月
高 さ 1~2m
生活型 常緑低木
生育場所 道端、低木林、村の近く、畑の縁、海岸沿い
分 布 在来種 日本(沖縄)、台湾、インド、スリランカ、モルディブ、ミャンマー、バングラデシュ、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン、インドネシア(ボルネオ、ジャワ、、ニコバル諸島、、スラウェシ島、スマトラ島)、ニューギニア原産
撮 影 安城市  19.1.4
セイロンマンリョウはサクラソウ科ヤブコウジ属の栽培種。写真は斑入りの品種。葉の縁が黄色になり、新芽が桃色に色づく。果実は初め赤色、黒色に熟す。
 低木、高さ1~2m、無毛。小枝は角張り、直径3~4.5㎜、無毛、目立つ黒色の点線(punctate-lineate)があり、縦のうねがある。葉柄は縁があり、長さ5~10㎜。葉身は倒披針形または倒卵形、長さ6~12(~16)㎝×幅3~5(~7)㎝、ほぼ革質、下面は鈍く密に細点があり、特に縁に沿ってあり、基部は楔形、縁は外巻きし、全縁、先は鈍形または鋭形、側脈は中脈の両側に12~34本あり、縁脈がある。花序は腋生またはほぼ頂生、基部が太くなった側枝の上につき、ほぼ散形または散形花序。花は革質、ピンク色または白色、長さ6(~8)㎜。小花柄は長さ約1~2㎝、細かく密に白色の 小いぼ状突起(verruculose)があり、密に細点がある。萼片は広卵形、長さ約1㎜、密に黒色の細点があり、基部はしわがあり、ほぼ耳があり、縁はほぼ全縁、薄膜質、微細な縁毛があり、先は円形。花弁はほぼ離生、広卵形、密に細点があり、無毛、縁は透明で薄膜質、全縁、先は長い漸尖形。雄しべは花弁とほぼ同長。葯は線状披針形、背側に細点があり、縦に裂開し、横方向に隔壁裂片があり、先は小突起形。雌しべは花弁と同長。子房は無毛、透明な細点がある。胚珠は多数、多列につく。果実はほぼ球形、赤色または紫黒色、直径約8㎜、微細な細点があり、肉質。 花期は2~4月。果期は9~11月。2n=48。
6 Ardisia elliptica Thunb. セイロンマンリョウ セイロン万両
  synonym Ardisia squamulosa C.Presl
  synonym Ardisia kotoensis Hayata
  synonym Ardisia sorsogonensis Elmer ex Merr.
 日本(沖縄)、台湾、インド、スリランカ、モルディブ、ミャンマー、バングラデシュ、カンボジア、ラオス、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン、インドネシア(ボルネオ、ジャワ、、ニコバル諸島、、スラウェシ島、スマトラ島)、ニューギニア原産。中国名は东方紫金牛 dong fang zi jin niu。英名はshoebutton ardisia , duck's eye , coralberry。中国名は东方紫金牛 dong fang zi jin niu。別名はコウトウタチバナ。道端、低木林、村の近く、畑の縁、海岸沿いに生える。熱帯地方で広く栽培され、帰化している。