リュウキュウマメガキ(天然記念物)
Flora of Mikawa
カキノキ科 Ebenaceae カキノキ属
別 名 | シナノガキ 信濃柿 |
中国名 | 山柿 shan shi |
学 名 | Diospyros japonica Siebold et Zucc. |
花 期 | 6月(果期 10~11月) |
高 さ | 5~10(15)m |
生活型 | 落葉高木 |
生育場所 | 山地の林内、林縁 |
分 布 | 在来種 本州(関東以西)、四国、九州、沖縄、中国 |
撮 影 | 新城市 12.11.7 |
三河地域にはリュウキュウマメガキが点在し、新城市(旧作手村)に村指定天然記念物のリュウキュウマメガキがある。写真の天然記念物の木は高さ11m、幹回り1.9mある。他で見られるリュウキュウマメガキとは果実の形が異なり、縦長の惰円形である。新城市内には庭や寺院に植えられているものがあるが今まで見たものは同形の縦長のものであり、渋い。
天然記念物のリュウキュウマメガキの花や果実を観察した。花は6月中旬に見られる。雌株である。幹は灰褐色、皮目があり、樹皮は縦に浅く裂ける。葉は長さ6~18㎝、葉裏は粉白色を帯び、ほとんど無毛。主脈脇と葉脈上にはまばらに毛がある。紅葉せずに一部黒くなって落葉する。葉柄は長さ20~28㎜。雌雄異株。近くに雄株はない。雌花は黄色を帯び、ほぼ1個ずつつき、2個つくものも見られる。果実は長さ17.2~18.2㎜、幅14.6~16.2㎜(落果により確認)、縦長の楕円形、橙黄色~柿色~暗紫色に熟す。種子は1つもない。以下はリュウキュウマメガキの解説。
リュウキュウマメガキは幹が灰褐色、皮目があり、成木の樹皮は縦に浅く裂ける。葉は長さ7.5~17.5㎝、幅3.5~7.5㎝、葉裏は粉白色を帯び、ほとんど無毛。主脈脇と葉脈上にはまばらに毛がある。側脈は7~8対。紅葉せずに一部黒くなって落葉する。葉柄は12~25(実測15~30)㎜ と長い。雌雄異株。雄花は花柄が長さ約1㎜、1~3個ずつつく。雄花の花冠はやや細く、先が4裂し、裂片が黄色~橙赤色を帯びる、萼片も4裂し、小さい。雄しべは16個。雌花は黄色を帯び、1個又は2~3個の房につく。花冠は長さ約7㎜、筒部は長さ約5㎜。萼は4裂。果柄は長さ2~3㎜、果時の萼は直径1.3~1.6㎝。果実は直径1.5~2(3)㎝の球形~扁球形(実測:大きい果実は扁球形、長さ2.5㎝、幅3.2㎝)、橙黄色~橙赤色に熟す。種子は長さ9~12(実測:15)、幅4.5~6.5、厚さ2~3 ㎜、扁平な歪んだ惰円形、光沢のある褐色、表面に微細な流線状の荒れがある。果実は熟すと甘くなって食べられる。
天然記念物のリュウキュウマメガキの花や果実を観察した。花は6月中旬に見られる。雌株である。幹は灰褐色、皮目があり、樹皮は縦に浅く裂ける。葉は長さ6~18㎝、葉裏は粉白色を帯び、ほとんど無毛。主脈脇と葉脈上にはまばらに毛がある。紅葉せずに一部黒くなって落葉する。葉柄は長さ20~28㎜。雌雄異株。近くに雄株はない。雌花は黄色を帯び、ほぼ1個ずつつき、2個つくものも見られる。果実は長さ17.2~18.2㎜、幅14.6~16.2㎜(落果により確認)、縦長の楕円形、橙黄色~柿色~暗紫色に熟す。種子は1つもない。以下はリュウキュウマメガキの解説。
リュウキュウマメガキは幹が灰褐色、皮目があり、成木の樹皮は縦に浅く裂ける。葉は長さ7.5~17.5㎝、幅3.5~7.5㎝、葉裏は粉白色を帯び、ほとんど無毛。主脈脇と葉脈上にはまばらに毛がある。側脈は7~8対。紅葉せずに一部黒くなって落葉する。葉柄は12~25(実測15~30)㎜ と長い。雌雄異株。雄花は花柄が長さ約1㎜、1~3個ずつつく。雄花の花冠はやや細く、先が4裂し、裂片が黄色~橙赤色を帯びる、萼片も4裂し、小さい。雄しべは16個。雌花は黄色を帯び、1個又は2~3個の房につく。花冠は長さ約7㎜、筒部は長さ約5㎜。萼は4裂。果柄は長さ2~3㎜、果時の萼は直径1.3~1.6㎝。果実は直径1.5~2(3)㎝の球形~扁球形(実測:大きい果実は扁球形、長さ2.5㎝、幅3.2㎝)、橙黄色~橙赤色に熟す。種子は長さ9~12(実測:15)、幅4.5~6.5、厚さ2~3 ㎜、扁平な歪んだ惰円形、光沢のある褐色、表面に微細な流線状の荒れがある。果実は熟すと甘くなって食べられる。