ローゼルソウ 

mark

Flora of Mikawa

アオイ科 Malvaceae フヨウ属

別 名 ロゼリソウ、ロゼル、ローゼル
中国名 玫瑰茄 mei gui qie
英 名 roselle
学 名 Hibiscus sabdariffa L.
 synonym Hibiscus subdariffa Rottb.
 synonym Hibiscus acetosus Noronha
 synonym Sabdariffa rubra Kosteletzky
ローゼルソウの蕾
ローゼルソウの花
ローゼルソウの雌しべ・雄しべ
ローゼルソウの萼
ローゼルソウの托葉
ローゼルソウの茎
ローゼルソウ
ローゼルソウの花3
ローゼルソウの葉縁
ローゼルソウの葉
花 期 9~11月
高 さ 1~2m
生活型 1年草
生育場所 栽培種
分 布 外来種  熱帯アフリカ(レプ、チャド、コンゴ、ガボン、ガーナ、ナイジェリア、スーダン、ザイール)原産
撮 影 蒲郡市 22.9.11
アオイ科フヨウ属の栽培種。中国名は玫瑰茄 mei gui qie。英名はroselle。熱帯アフリカ原産えあり、熱帯で広く栽培され、日本には江戸時代の嘉永4年(1854)に伝来した[竹園草木誌、竹園草木図譜22]。肉質の萼と副萼(epicalyx)は食用に適しており、新鮮な野菜として食用にされ、乾燥してお茶(ハイビスカスティー)として利用され、繊維用にも使われる。
 1年草、直立し、高さ2m以下。茎は帯紫色、丈夫で、無毛。托葉は糸状、長さ約1㎝、まばらに絨毛がある。葉柄は長さ2~8㎝、まばらに絨毛がある。葉身は2形。茎の下部の葉の葉身は卵形、茎の上部の葉身は掌状に3裂し、裂片は披針形、長さ2~8㎝×幅0.5~1.5㎝、基部は円形~広くさび形、縁は鋸歯縁、先は鈍形または尖鋭形、無毛。基部の脈は3~5本、下面の中脈に小腺がある。花は単生、腋生、ほぼ無柄。萼状総苞片は8~12個、赤色、披針形、基部で合着し、長さ5~15mm×幅2~3mm、まばらに長い剛毛があり、先近くに刺のある付属の突起がある。萼は帯紫色、杯形、長さの約1/3が合着し、直径約1cm、肉質、まばらに刺があり、粗い毛があり、萼片は5個、三角形、長さ1~2㎝、尖鋭形。花冠は黄色、中心は暗赤色、直径6~7㎝。蒴果は卵状球形、直径約1.5㎝、密に粗い毛がある。種子は腎形、無毛。花期は夏~秋。
品種) 'Thai Red'

参考

1) Flora of China
 Hibiscus sabdariffa
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=200013718
2) Plants of the World Online| Kewscience
 Hibiscus sabdariffa
https://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:326388-2
3) World Flora Online
 Hibiscus sabdariffa
http://www.worldfloraonline.org/taxon/wfo-0000723020
4) Hibiscus - FNA - Flora of North America
 Hibiscus
http://floranorthamerica.org/Hibiscus