レンゲショウマ 蓮華升麻
Flora of Mikawa
キンポウゲ科 Ranunculaceae レンゲショウマ属
学 名 | Anemonopsis macrophylla Sieb. et Zucc. |
花 期 | 7~8月 |
高 さ | 40~80㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 林内 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(福島県~奈良県) |
撮 影 | 長野県白馬村 10.8.28 |
根茎は発達し、横によく伸びる。葉は根生又は茎の下部につき、2~4回3出複葉。葉の両面ともに無毛。葉縁の鋸歯は粗い。花は淡紫色、直径約3cm。萼片は長さ約1.5cmで、開出して、花弁のように見える。花弁は萼片より短く、先が濃紫色になり、開出しない。
レンゲショウマ1種だけの属である。
日本固有種。
日本固有種(本州(福島県~奈良県)。中国名は虻眼 meng yan。英名はfalse anemone。
多年草、高さ40~80㎝。根茎は発達し、横によく伸びる。茎は上部で分枝する。葉は根生又は茎の下部につき、2~4回3出複葉。小葉は卵形、長さ4~8㎝、 ときに3浅裂~中裂し、先は尖鋭形、縁には不揃いの粗く鋭い鋸歯があり、葉の両面ともに無毛。頂生のまばらな円錐花序に花柄が弧状に曲がって花を下向きに数個~十数個つける。蕾は球形で垂れ下がる。花は淡紫色、直径約3cm。萼片は長さ1.5~2cm、淡紫色、開出して、花弁のように見える。花弁は倒卵形、萼片より短く長さ約1.2㎝、淡紫色で先が濃紫色になり、開出せず、副花冠のように見える。果実は袋果、長さ1.5~2㎝、下向きに曲がった枝(花柄)の先に、短柄が上向き曲がり上向きに2~4個の袋果が束生し、先が尾状に尖り、熟すと上部から裂開する。種子は多数の鱗片に覆われ、淡褐色、鱗片を含めて長さ3~3.5㎜。花期は7~8月。
レンゲショウマ Anemonopsis macrophylla Sieb. et Zucc
Anemonopsis
レンゲショウマ属
family Ranunculaceae - genus Anemonopsisレンゲショウマ1種だけの属である。
日本固有種。
レンゲショウマ属の主な種と園芸品種
1 Anemonopsis macrophylla Siebold et Zucc. レンゲショウマ 蓮華升麻日本固有種(本州(福島県~奈良県)。中国名は虻眼 meng yan。英名はfalse anemone。
多年草、高さ40~80㎝。根茎は発達し、横によく伸びる。茎は上部で分枝する。葉は根生又は茎の下部につき、2~4回3出複葉。小葉は卵形、長さ4~8㎝、 ときに3浅裂~中裂し、先は尖鋭形、縁には不揃いの粗く鋭い鋸歯があり、葉の両面ともに無毛。頂生のまばらな円錐花序に花柄が弧状に曲がって花を下向きに数個~十数個つける。蕾は球形で垂れ下がる。花は淡紫色、直径約3cm。萼片は長さ1.5~2cm、淡紫色、開出して、花弁のように見える。花弁は倒卵形、萼片より短く長さ約1.2㎝、淡紫色で先が濃紫色になり、開出せず、副花冠のように見える。果実は袋果、長さ1.5~2㎝、下向きに曲がった枝(花柄)の先に、短柄が上向き曲がり上向きに2~4個の袋果が束生し、先が尾状に尖り、熟すと上部から裂開する。種子は多数の鱗片に覆われ、淡褐色、鱗片を含めて長さ3~3.5㎜。花期は7~8月。
参考
1) レッドデータブック愛知レンゲショウマ Anemonopsis macrophylla Sieb. et Zucc
http://kankyojoho.pref.aichi.jp/rdb/pdf/plants/species/ikansoku/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%9E.pdf
2) Plants of the World Online | KewAnemonopsis
http://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:33060-1