ラッキョウ 辣韮

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Flora of Mikawa

ヒガンバナ科 Amaryllidaceae ネギ属

別 名 オオニラ、サトニラ
中国名 藠头 jiao tou
学 名 Allium chinense G. Don
ラッキョウの花序
ラッキョウの花
ラッキョウの葉
ラッキョウ
花 期 10~11月
高 さ 20~40㎝
生活型 多年草
生育場所 栽培種
分 布 外来種  中国原産
撮 影 蒲郡市  01.11.4
ネギ属はユリ科からヒガンバナ科(ネギ亜科)へ移された。中国原産の野菜。
 球根は束生し、狭卵形、直径(0.5~)1~1.5(~2)㎝、薄皮は白色、ときに赤色を帯び、膜質、全縁。葉はほぼ花茎と同長で、幅1~3㎜、3~5角(かど)があり、 中空。花茎は側生、長さ20~40㎝、円柱形、基部だけ葉鞘で被われる。仏炎苞は2バルブ、宿存する。散形花序は半球形に近く、緩く花がつく。花柄はほぼ等長、花被の長さの2~4倍、小苞がある。花被は淡紫色~鈍い紫色、花被片は広楕円形~ほぼ円形、長さ4~6㎜×幅3~4㎜、内花被片は外花被片よりわずかに長い。花糸は等長、花被片の長さの約1.5倍。基部で合着し、花被片につく。外側の花糸は錐形、内側の花糸は基部が広く、各側に1歯がある。子房は倒卵状球形、基部がフード状の突起で被われる凹面の蜜腺をもつ。花柱は「突き出す。花期と果期は10~11月。2n=24, 32。