ピンクノウゼンカズラ 桃色凌霄花
Flora of Mikawa
ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae ポドラネア属
別 名 | リカソルノウゼン |
中国名 | 紫芸藤 zi yun teng |
英 名 | bubblegum-vine , pandorea , pink trumpetvine , Port St. John's-creeper , |
学 名 | Podranea ricasoliana (Tanfani) Sprague |
花 期 | 7~8月 |
高 さ | 3~5m |
生活型 | 常緑つる性木(日本では落葉) |
生育場所 | 栽培種 |
分 布 | 帰化種 アフリカ原産 |
撮 影 | 浜松市(栽培) 17.7.21 |
世界中で広く栽培され、ハワイ、ニュージーランド、チリーなどで野生化している。和名のリカソルノウゼンはほとんど使われず、ピンクノウゼンカズラと呼ばれている。
強健な常緑、日本では落葉、巻きひげのないつる性木、無毛。
南アフリカ、ムジンバ川(Mzimvubu River)のポートセントジョーンズ(Port St Johns)の河口から、東ケープ州のイーストロンドン(East London)とダーバン(Durban)の間の約半分の道に自生し、Port St. John's Creeperなどといわれる。
蔓は強く、長さ3~5m、高さ10mになるものもあり、枝はアーチ状に長く広がる。葉は奇数羽状複葉、光沢のある濃緑色、小葉は7~9個(側小葉は3~4対)つく。小葉は長さ20~70㎜、長楕円形、鋸歯縁、先が尖り、強い葉だけのシュートの葉は大きく、長さ50~90㎜。花期は南アフリカでは12月~5月(夏~晩秋)。花は弱い芳香があり、長さ約8㎝のトランペット形(鐘形)、ピンク色で内側にローズ・レッド色の脈がある。萼は花と同色、蕾は萼に包まれる。果実は細長い真っすぐな扁平な蒴果。種子は褐色、卵形、扁平、紙質の大きな長方形の翼がある。
双子葉植物。蔓性木。葉は対生、奇数羽状複葉、小葉は5個以上。巻きひげは無い。花序は頂生、円錐花序。萼は鐘形、5裂、筒部は膨れる。花冠は藤ピンク色。雄しべ4個、2強雄しべ。仮雄しべは1個。子房は長楕円形。蒴果は線形、扁平。種子は翼がある。属名はPandoreaのアナグラム(つづり換え)。
アフリカに2種がある。
ジンバブエのマシンゴ近郊の大ジンバブエ国立遺跡(Great Zimbabwe) に自生する
英名はZimbabwe creeper、queen of sheba vine , Zimbabwe-climber
低木又はつる性木、10m以下。葉は長さ13~27㎝。小葉は(2~)4~7対と頂小葉。小葉は狭卵形、長い先鋭形。花柄は長さ1~2㎝、先から約3.5㎜に関節があり、基部に苞が2個ある。萼は帯白色、裂片は長さ0.6~1.2㎝、微突頭。花冠は藤ピンク色。筒部は長さ3.5~5㎝、外面は無毛、内面は有毛。蒴果は長さ35~48㎝、幅約1.5㎝。種子は長さ0.6~1㎝、幅約3㎝(翼を含めて)
2 Podranea ricasoliana (Tanfani) Sprague ピンクノウゼンカズラ 桃色凌霄花
南アフリカ、ムジンバ川(Mzimvubu River)のポートセントジョーンズ(Port St Johns)の河口から、東ケープ州のイーストロンドン(East London)とダーバン(Durban)の間の約半分の道に自生
英名はPort St Johns creeper, Port St Johns klimop, pink trumpet vine。中国名は紫芸藤 zi yun teng。別名はリカソルノウゼン。
常緑つる性木(日本では落葉)。蔓は強く、長さ3~5m、高さ10mになるものもあり、枝はアーチ状に長く広がる。葉は奇数羽状複葉、光沢のある濃緑色、小葉は7~9個(側小葉は3~4対)つく。小葉は長さ20~70㎜、長楕円形、鋸歯縁、先が尖り、強い葉だけのシュートの葉は大きく、長さ50~90㎜。花期は南アフリカでは12月~5月(夏~晩秋)。花は弱い芳香があり、長さ約8㎝のトランペット形(鐘形)、ピンク色で内側にローズ・レッド色の脈がある。萼は花と同色、蕾は萼に包まれる。果実は細長い真っすぐな扁平な蒴果。種子は褐色、卵形、扁平、紙質の大きな長方形の翼がある。花期は7~8月。
品種) 'Comtesse Sarah'
※2種の違いは花の毛深さと葉の大きさの違いだけである。同一とする見解もある。
Podranea brycei (N.E. Br.) Sprague
Podranea ricasoliana (Pink Trumpet Vine)
強健な常緑、日本では落葉、巻きひげのないつる性木、無毛。
南アフリカ、ムジンバ川(Mzimvubu River)のポートセントジョーンズ(Port St Johns)の河口から、東ケープ州のイーストロンドン(East London)とダーバン(Durban)の間の約半分の道に自生し、Port St. John's Creeperなどといわれる。
蔓は強く、長さ3~5m、高さ10mになるものもあり、枝はアーチ状に長く広がる。葉は奇数羽状複葉、光沢のある濃緑色、小葉は7~9個(側小葉は3~4対)つく。小葉は長さ20~70㎜、長楕円形、鋸歯縁、先が尖り、強い葉だけのシュートの葉は大きく、長さ50~90㎜。花期は南アフリカでは12月~5月(夏~晩秋)。花は弱い芳香があり、長さ約8㎝のトランペット形(鐘形)、ピンク色で内側にローズ・レッド色の脈がある。萼は花と同色、蕾は萼に包まれる。果実は細長い真っすぐな扁平な蒴果。種子は褐色、卵形、扁平、紙質の大きな長方形の翼がある。
ポドラネア属
family Bignoniaceae - genus Podranea双子葉植物。蔓性木。葉は対生、奇数羽状複葉、小葉は5個以上。巻きひげは無い。花序は頂生、円錐花序。萼は鐘形、5裂、筒部は膨れる。花冠は藤ピンク色。雄しべ4個、2強雄しべ。仮雄しべは1個。子房は長楕円形。蒴果は線形、扁平。種子は翼がある。属名はPandoreaのアナグラム(つづり換え)。
アフリカに2種がある。
ポドラネア属の種と園芸品種
1 Podranea brycei (N.E.Br.) Spragueジンバブエのマシンゴ近郊の大ジンバブエ国立遺跡(Great Zimbabwe) に自生する
英名はZimbabwe creeper、queen of sheba vine , Zimbabwe-climber
低木又はつる性木、10m以下。葉は長さ13~27㎝。小葉は(2~)4~7対と頂小葉。小葉は狭卵形、長い先鋭形。花柄は長さ1~2㎝、先から約3.5㎜に関節があり、基部に苞が2個ある。萼は帯白色、裂片は長さ0.6~1.2㎝、微突頭。花冠は藤ピンク色。筒部は長さ3.5~5㎝、外面は無毛、内面は有毛。蒴果は長さ35~48㎝、幅約1.5㎝。種子は長さ0.6~1㎝、幅約3㎝(翼を含めて)
2 Podranea ricasoliana (Tanfani) Sprague ピンクノウゼンカズラ 桃色凌霄花
南アフリカ、ムジンバ川(Mzimvubu River)のポートセントジョーンズ(Port St Johns)の河口から、東ケープ州のイーストロンドン(East London)とダーバン(Durban)の間の約半分の道に自生
英名はPort St Johns creeper, Port St Johns klimop, pink trumpet vine。中国名は紫芸藤 zi yun teng。別名はリカソルノウゼン。
常緑つる性木(日本では落葉)。蔓は強く、長さ3~5m、高さ10mになるものもあり、枝はアーチ状に長く広がる。葉は奇数羽状複葉、光沢のある濃緑色、小葉は7~9個(側小葉は3~4対)つく。小葉は長さ20~70㎜、長楕円形、鋸歯縁、先が尖り、強い葉だけのシュートの葉は大きく、長さ50~90㎜。花期は南アフリカでは12月~5月(夏~晩秋)。花は弱い芳香があり、長さ約8㎝のトランペット形(鐘形)、ピンク色で内側にローズ・レッド色の脈がある。萼は花と同色、蕾は萼に包まれる。果実は細長い真っすぐな扁平な蒴果。種子は褐色、卵形、扁平、紙質の大きな長方形の翼がある。花期は7~8月。
品種) 'Comtesse Sarah'
※2種の違いは花の毛深さと葉の大きさの違いだけである。同一とする見解もある。
参考
1) Flora of ZimbabwePodranea brycei (N.E. Br.) Sprague
http://www.zimbabweflora.co.zw/speciesdata/genus.php?genus_id=1302
http://www.zimbabweflora.co.zw/speciesdata/species.php?species_id=152340
2) Podranea ricasoliana - TER:RAIN - Taranaki Educational Resource ...Podranea ricasoliana (Pink Trumpet Vine)
http://www.terrain.net.nz/friends-of-te-henui-group/weeds/podranea-ricasoliana-pink-trumpet-vine.html