オウゴチョウ 黄紅蝶 

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Flora of Mikawa

マメ科 Fabaceae カエサルピニア属

別 名 オウコチョウ
中国名 金凤花 jin feng hua
英 名 Barbados pride , Pride of Barbados , peacock flower
学 名 Caesalpinia pulcherrima (L.) Sw. 
オウゴチョウ花
オウゴチョウ花2
オウゴチョウの葉
オウゴチョウの幹
オウゴチョウ
オウゴチョウの花序
オウゴチョウ花3
花 期 4~9月(通年)
高 さ 2~5m
生活型 低木~小高木
生育場所 栽培種
分 布 外来種 南アメリカ原産
撮 影 浜松フラワーパーク  19.10.20
オウゴチョウは南アメリカ原産の観賞用に栽培される。ジャケツイバラ属(Caesalpinia)は汎世界的な多数の種を含む属であったが、類似属をまとめて、26属に分割整理された。Caesalpiniaは残ったがアメリカ産の9(10)種だけとされ、ジャケツイバラはBiancaea属となった。このため、Biancaea属をジャケツイバラ属とし、Caesalpiniaはカエサルピニア属と呼ばれる。
 オウゴチョウは低木又は小高木。枝は緑色又は殻粉(からこ)状緑色、平滑、散在するまばらな刺がある。葉は長さ 12~26㎝、羽状複葉、羽片は4~8対、対生し、長さ6~12㎝、、小葉柄は短い。小葉は7~11対、長円形又は倒卵形、長さ1~2㎝×幅4~8㎜、基部は斜め、先は凹形、ときに鋭形。総状花序は類散房花序状、頂生又は腋生、緩く、長さ25㎝以下。花柄は不等長、長さ4.5~7㎝。花托は凹面~こま形、無毛。咢片は5個、無毛、最下部の咢片は長さ約1.4㎝、他は長さ約1㎝。花弁は橙赤色又は黄色、円形、長さ1~2.5㎝、縁は波打ち、拡大部と長さがほぼ等しい爪部をもつ。雄しべは非常に遠くまで突き出る。花糸は赤色、長さ5~6㎝、太く、基部に毛がある。子房は無毛。花柱は橙黄色、長く、長さ6~6.5㎜。豆果は熟すと黒褐色、倒披針状長円形、狭く、薄い、長さ6~10㎝×幅1.5~2㎝、翼は無く、無毛、裂開せず、先は丸く、上側の縫合線は鋭い嘴で終わる。種子は6~9個。花期と果期は通年。2n= 24, 28.。
品種) 'Cream Puff' , 'Desert Bird' , 'Red Velvet'

カエサルピニア属(狭義のCaesalpinia)

 familiy Gesneriaceae - genus Caesalpinia(狭義)

 修正された解説
 低木又小高木、普通、高さ1~6m、反曲した刺をもち(刺の無いCaesalpinia nipensisを除く)、刺は葉の基部に対につくか、又はシュートに(又は両方に))散在し、ときに幹や茎の基部の木質の突出部につく。若いシュートは円柱形、、無毛、腺は無い。托葉は見られない。葉は互生し、2回羽状複葉、約長さ4~30㎝、対の羽片で終わり、刺はなく、又はときに、葉軸の羽片の結合部に刺の対をもつ。羽片は対生、葉に(1~) 2~6対つく。小葉は互生~対生、羽片に3~13対、短い小葉柄があり、葉身は類円形~倒卵形~楕円形、先は微突形~円形~凹形、基部は楔形~円形~斜め、主脈が中心にあり、2次脈は網状。花序は頂生又は腋生の総状花序又は花柄のある円錐花序、両性の花がつき、長さ約5~37㎝、刺は無い。苞は披針形又は卵形、先は鋭形~尖鋭形。花は左右相称、長さ約13~25㎜。咢は花托筒になり、咢片を5個もち、咢片は長さ約7~17㎜、無毛~たまに細かい微軟毛があり、常に腺は無く、下側の咢片は強く僧帽形で、蕾中では他の4咢片を被い、全ての咢片は脱落性だが、果実が熟すと、花柄の回りに分離した輪として宿存する。花弁は5個、色は様々(黄色、白色、赤色、橙色、又は緑色、園芸品種ではピンク色もある)、花冠の形も様々(授粉機構の違いにより、蜜蜂、蝶々、鳥、蝙蝠)。雄しべは10本、分離、長さ約10~65㎜。花糸は軟毛があり、腺は無い。子房は無毛、腺がない。果実は翼が無く、刺が無く、皮革質、無毛、腺は無く、長円状楕円形又は線形の莢、枯れても落ちない花柱は鋭形の先になり、約長さ34~120㎜×幅7~26㎜、爆発的に裂開し、捻じれたバルブをもち、種子が3~7個。種子は側部が扁平、倒卵形、直径10㎜以下。
 世界に9(10)種あり、アメリカに分布し、旧世界には無い。
 Type. Caesalpinia brasiliensis L
【カエサルピニア属の種】
Caesalpinia anacantha Urb. , Caesalpinia bahamensis Lam. , Caesalpinia barahonensis Urb. , Caesalpinia brasiliensis L. , Caesalpinia cassioides Willd. , Caesalpinia domingensis Urb. , Caesalpinia monensis Britton . Caesalpinia nipensis Urb. , Caesalpinia pulcherrima (L.) Sw. , Caesalpinia secundiflora Urb.

カエサルピニア属(狭義のCaesalpinia) の主な種

1 Caesalpinia pulcherrima (L.) Sw.  オウゴチョウ 黄紅蝶
  synonym Poinciana pulcherrima L.
  synonym Caesalpinia pulcherrima var. flava Bailey & Rehder キバナノオオコチョウ
 南アメリカ原産。中国名は金凤花 jin feng hua 。英名はBarbados pride , Pride of Barbados , peacock flower。別名はオオコチョウ。
 低木又は小高木。枝は緑色又は殻粉(からこ)状緑色、平滑、散在するまばらな刺がある。葉は長さ 12~26㎝、羽状複葉、羽片は4~8対、対生し、長さ6~12㎝、、小葉柄は短い。小葉は7~11対、長円形又は倒卵形、長さ1~2㎝×幅4~8㎜、基部は斜め、先は凹形、ときに鋭形。総状花序は類散房花序状、頂生又は腋生、緩く、長さ25㎝以下。花柄は不等長、長さ4.5~7㎝。花托は凹面~こま形、無毛。咢片は5個、無毛、最下部の咢片は長さ約1.4㎝、他は長さ約1㎝。花弁は橙赤色又は黄色、円形、長さ1~2.5㎝、縁は波打ち、拡大部と長さがほぼ等しい爪部をもつ。雄しべは非常に遠くまで突き出る。花糸は赤色、長さ5~6㎝、太く、基部に毛がある。子房は無毛。花柱は橙黄色、長く、長さ6~6.5㎜。豆果は熟すと黒褐色、倒披針状長円形、狭く、薄い、長さ6~10㎝×幅1.5~2㎝、翼は無く、無毛、裂開せず、先は丸く、上側の縫合線は鋭い嘴で終わる。種子は6~9個。花期と果期は通年。2n= 24, 28.。
品種) 'Cream Puff' , 'Desert Bird' , 'Red Velvet'

ジャケツイバラ属(Biancaea属)

 familiy Fabaceae - genus Biancaea

 つる性植物、低木(1~3m)又は小高木(2.5~10m)、短くてわずかに反曲した刺が枝に散在する。若いシュートは軟毛があるか又は無毛になる。托葉は披針状長円形~広卵形、ときに基部は抱茎、長さ3~4㎜~4.5㎝、脱落性~類宿存性~宿存性。葉は互生(Biancaea oppositifoliaは対生)、2回羽状複葉、羽片の対で終わり、葉軸は軟毛があり( Biancaea oppositifoliaは無毛)、各羽片の基部に刺の対をもち、ときに葉軸にも散在する。羽片は4~19対が対生~互生する。小葉は対生~互生、各羽片に5~20対つく。葉身は膜質、腺は無く、無毛~有毛、長さ10~35㎜×幅4~15㎜ (Biancaea oppositifoliaは長さ4~10㎝×幅1.5~4.5㎝)、長円状楕円形、先は鋭形~鈍形~円形~凹形、基部は非対称。 花序は直立、華やか、頂生又は腋生、総状花序又は円錐花序、花序軸は腺は無く、軟毛があり、刺は無く又は少数の散在する刺をもち、主に、基部近くにある。苞は卵状披針形、尖鋭形、長さ2~8㎜、脱落性。花は両性、左右相称。咢は短い花托筒と5個の咢片をもち、下側の咢片は僧帽形、蕾中では他の4個を被い、咢片は軟毛があり(Biancaea sappanを除いて)、脱落性だが、果実が熟すと、花柄の回りに咢の輪として宿存する。花弁は5個、分離、黄色~白色、腺がなく、爪部には軟毛がある。中央の花弁は他の4個より小さく、中央に向かって内巻し、側花弁は長円形~倒卵形~へら形、長さ4~10㎜×幅2~8㎜。雄しべは10本、花糸は密に軟毛があり(基部で最も明瞭) 、腺が無く、長さ10~15㎜。子房は密にビロード状。果実は皮革質、無毛、腺は無く、長円状楕円形~倒卵形、裂開し、翼は無く、側部が扁平(しかし、やや膨れ、 Biancaea decaptalaではしばしば上部の縫合線に沿って狭い翼をもつ。)、長さ4.5~10㎝×幅2~4㎝、鞘に2~8個種子が入り、円形~切形の先はかなり幅が広く、頂部に鋭い嘴がある。種子は平ら、楕円形~円形、直径約2㎝、黒色又は褐色。
 世界に6種があり、アジア南部に広く分布し、インド~ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナム、中国南部、日本、フィリピン、マレー半島と諸島に分布する。. 
 基準種 Type. Biancaea scandens Tod. ≡ Biancaea decapetala (Roth) Deg.

ジャケツイバラ属(Biancaea属)の種

1 Biancaea decapetala (Roth) O.Deg.. ジャケツイバラ 蛇結茨
  synonym Caesalpinia decapetala (Roth) Alston [Flora of China , The Plant List]
  synonym Caesalpinia decapetala var. japonica (Siebold & Zucc.) H.Ohashi
  synonym Caesalpinia sepiaria Roxb. var. japonica (Siebold et Zucc.) Hand.-Mazz
  synonym Caesalpinia decapetala (Roth) Alston [The Plant List , Flora of China]
  synonym Caesalpinia japonica Siebold et Zucc.
  synonym Biancaea sepiaria (Roxb.) Tod.
 日本(本州、四国、九州、沖縄)、朝鮮、中国、インド、ネパール、ブータン、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、ラオス、タイ、ベトナム、ミャンマー、インドネシア、ミャンマー、フィリピン原産。中国名は云实 yun shi 。 英名はshoofly, cats claw, wait-a-bit。別名はカワラフジ。 南北アメリカ、アフリカ、オーストラリアなどに広く帰化している。
 和名の由来は蔓がからみ合う様子が蛇がからみ合う様子と似ていることから。別名にあるよう、川沿いでよく見らる。稀に秋に開花することがある。
 落葉蔓性木。茎に多数の鋭い刺があり、バラ科のようでもあるが、マメ科に属す。葉は長さ20~40㎝の2回偶数羽状複葉、羽片は3~8対つく。小葉は羽片に5~12対つき、長さ約1~2.5㎝の長楕円形。長さ約30㎝の総状花序を上向きに出し、黄色の花を多数つける。花は直径25~30㎜の5弁花。花弁は長さ1~1.2㎝、上の花弁1個だけが小さく、赤色の斑紋がある。萼片は5個、先が円く、ほぼ花弁と同色。雄しべは10個、ほぼ花弁と同長、赤色を帯び、花糸は下部で固まり、軟毛で覆われる。果実は長さ7~10㎝、5~10個ほどの種子(豆)を入れる。種子は長さ約1㎝の惰円形、黒褐色。花期は5~6月 。2n=22,24。

2 Biancaea godefroyana (Kuntze) Molinari & Mayta
  synonym Caesalpinia godefroyana Kuntze
 カンボジア、タイ、ベトナム原産。

3 Biancaea millettii (Hook. & Arn. 1841 [1833]) E. Gagnon & G. P. Lewis 2016
  synonym Caesalpinia millettii Hooker & Arnott
  synonym Pterolobium subvestitum Hance
 中国原産。中国名は小叶云实 xiao ye yun shi

4 Biancaea oppositifolia (Hattink) Molinari & Mayta
  synonym Caesalpinia oppositifolia Hattink
 ボルネオ島原産。

5 Biancaea parviflora (Prain) Mayta & Molinari
  synonym Caesalpinia parviflora Prain
  synonym Caesalpinia minutiflora Elmer
  synonym Caesalpinia borneensis Merr.
  synonym Caesalpinia stipularis (Prain) Ridl.
 タイ、マレーシア、ボルネオ島、フィリピン原産。

6 Biancaea sappan (L.) Tod  スオウ  蘇芳
  synonym Caesalpinia sappan L.
  synonym Biancaea sappan (L.) Tod  [YList , Kewscience , GRIN]
 原産地不明。中国、台湾、インド、スリランカ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、マレーシア、アフリカ、アメリカに分布。中国名は苏木 su mu。
 小高木。高さ6m以下、古い枝や莢を除いて±微軟毛がある。枝は密に目立つ皮目がある。葉は長さ30~45㎝、羽片は7~13対、対生し長さ8~12㎝。小葉は10~17対、間隔が狭く、無柄、長円形~長円状菱形、長さ1~2㎝×幅5~7㎜、紙質、両面とも無毛又はまばらに毛があり、側脈は細く、両面で目立ち、縁近くで連結し、基部は斜め、羽片の軸に鈍角でつき、先は微凹形又は円形。円錐花序は頂生又は腋生、葉の長さとほぼ同長。苞は脱落性、披針形、大きい。花柄は長さ約1.5㎝、微軟毛がある。花托は浅い鐘形。咢片は5個、不等長、下側の咢片は他より大きく、僧帽形。花弁は黄色、広倒卵形、長さ約9㎜、最も上の花弁は先が全縁、基部はピンク色を帯び、爪部がある。雄しべはわずかに突き出す。花糸は下部に密に軟毛がある。子房は灰色のビロード状、柄があり、胚珠は3~6個。花柱は細く、毛がある。柱頭は切形。豆果は赤褐色、光沢があり、わずかに扁平、類長円形~長円状倒卵形、長さ約7㎝×3.5~4㎝木質、基部まで漸尖し、先は斜めの切形、上側の縁に鋭い嘴をもつ。種子は3又は4個、薄褐色、わずかに扁平、長円形。果期は5~10月。果期は7~3月。2n=24。

※旧ジャケツイバラ属(Caesalpinia)は汎世界的な多数の種を含む属であったが、類似属をまとめて、26属に分割整理された。Caesalpiniaは残ったがアメリカ産の9(10)種だけとされ、ジャケツイバラはBiancaea属となった。このため、Biancaea属をジャケツイバラ属とし、Caesalpiniaはカエサルピニア属となった。
【Caesalpiniaグループ】
 Caesalpiniaグループはマメ科のCaesalpinioideae 亜科の約205種を含む汎世界的はクレードである。属を見直し、次の26属とされた。
01. Hererolandia E. Gagnon & G. P. Lewis, gen. nov.
02. Lophocarpinia Burkart
03. Haematoxylum L.
04. Paubrasilia E. Gagnon, H. C. Lima & G. P. Lewis, gen. nov.
05. Caesalpinia L., descr. emended E. Gagnon & G. P. Lewis カエサルピニア属 アメリカに10種
06. Denisophytum R. Vig., descr. emended E. Gagnon & G. P. Lewis
07. Tara Molina, descr. emended E. Gagnon & G. P. Lewis
08. Coulteria Kunth, descr. emended E. Gagnon, Sotuyo, & G. P. Lewis
09. Gelrebia E. Gagnon & G. P. Lewis, gen. nov.
10. Hultholia E. Gagnon & G. P. Lewis, gen. nov.
11. Guilandina L.
12. Moullava Adans., descr. emended E. Gagnon & G. P. Lewis
13. Biancaea Tod., descr. emended E. Gagnon & G. P. Lewis ジャケツイバラ属 6種
14. Pterolobium R. Br. ex Wight & Arn.
15. Mezoneuron Desf.
16. Cordeauxia Hemsl.
17. Stuhlmannia Taub.
18. Cenostigma Tul., descr. emended E. Gagnon & G. P. Lewis
19. Libidibia (DC.) Schltdl., descr. emended E. Gagnon & G. P. Lewis
20. Balsamocarpon Clos
21. Zuccagnia Cav.
22. Stenodrepanum Harms
23. Hoffmannseggia Cav.
24. Arquita E. Gagnon, G. P. Lewis & C. E. Hughes
25. Pomaria Cav.
26. Erythrostemon Klotzsch, descr. emended E. Gagnon & G. P. Lewis

旧ジャケツイバラ属(広義)

 familiy Fabaceae - genus Caesalpinia

 高木、低木又はつる性、刺をもつ。葉は互生、2回羽状複葉。小葉は互生又は対生、小さく又は大きい。花序は総状花序又は円錐花序、腋生又は頂生。花は黄色又は橙黄色、中形又は大形。花托筒は凹面。咢片は離れ、覆瓦状、下部の咢片は大きい。花弁は5個、しばしば爪部があり、広がり、4個は普通円形、ときに、長円形、最も上の花弁は小さく、色、形及び毛が他と異なる。雄しべは10本、2輪につく。花糸は太く、基部に毛がある。葯は卵形又は楕円形、背着で多方向。子房は胚珠が1~7個。花柱は円柱形。柱頭は切形又は中央で中空。豆果は扁平又は膨れ、卵形~長円形~披針形、ときにかま形、翼は有又は無、平滑又は刺があり、革質又は木質、まれに肉質、裂開又は非裂開。種子は卵形又は球形、胚乳は無い。
 世界に約100種があり、汎世界的に分布する。

旧ジャケツイバラ属の主な種と園芸品種

1 Caesalpinia pulcherrima (L.) Sw.  オウゴチョウ 黄紅蝶
  synonym Poinciana pulcherrima L.
  synonym Caesalpinia pulcherrima var. flava Bailey & Rehder キバナノオオコチョウ
 南アメリカ原産。中国名は金凤花 jin feng hua 。英名はBarbados pride , Pride of Barbados , peacock flower。別名はオオコチョウ。

2 Caesalpinia sepiaria Roxb. var. japonica (Siebold et Zucc.) Hand.-Mazz ジャケツイバラ 蛇結茨
  synonym Biancaea decapetala (Roth) O.Deg. [YList , Kewscience , GRIN]
  synonym Caesalpinia decapetala (Roth) Alston [Flora of China , The Plant List]
  synonym Caesalpinia japonica Siebold et Zucc.
  synonym Caesalpinia decapetala (Roth) Alston var. japonica (Siebold et Zucc.)
  synonym Caesalpinia decapetala (Roth) Alston ウンジツ
 日本(本州、四国、九州、沖縄)、朝鮮、中国、インド、ネパール、ブータン、パキスタン、スリランカ、バングラデシュ、ラオス、タイ、ベトナム、ミャンマー、インドネシア、ミャンマー、フィリピン原産。中国名は云实 yun shi。英名はshoofly, cats claw, wait-a-bit。別名はカワラフジ。南北アメリカ、アフリカ、オーストラリアなどに広く帰化している。

3 Caesalpinia sappan L. スオウ 蘇芳
  synonym Biancaea sappan (L.) Tod  [YList , Kewscience , GRIN]
 原産地不明。中国、台湾、インド、スリランカ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム、マレーシア、アフリカ、アメリカに分布。中国名は苏木 su mu。

参考

1)Flora of China
  Caesalpinia
  http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=104988
2) Plants of the World Online | Kew Science
  Biancaea Tod.
  http://powo.science.kew.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:21809-1
3)GRIN
 Caesalpinia
 https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomygenus.aspx?id=1849
4)PhytoKeys. 2016; (71): 1ー160.Published online 2016 Oct 12. doi: 10.3897/phytokeys.71.9203
 A new generic system for the pantropical Caesalpinia group (Leguminosae)
 https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5558824/
5)Flora of Pakistan @ efloras.org
 Caesalpinia pulcherrima
 http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=5&taxon_id=200011981
6)Useful Tropical Plants
 Caesalpinia pulcherrima
 http://tropical.theferns.info/viewtropical.php?id=Caesalpinia+pulcherrima