オオムラサキツユクサ 大紫露草
Flora of Mikawa
ツユクサ科 Commelinaceae ムラサキツユクサ属
英 名 | Virginia spiderwort, ladys tears |
学 名 | Tradescantia virginiana L. |
花 期 | 6~9月 |
高 さ | 5~35㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 道端、空き地 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ東部原産 |
撮 影 | 蒲郡市竹谷町 02.5.30 |
庭に植えられたものが野生化している。ムラサキツユクサは改良品の園芸品種がたくさんある。染色体数が倍加されたものがオオムラサキツユクサと呼ばれることがあるが間違いであり、オオムラサキツユクサは萼に毛のある別種である。ムラサキツユクサ、オオムラサキツユクサともに4倍体がある。両者を交配した園芸種もあり、日本では園芸品種の花の大きなものが栽培されている。
オオムラサキツユクサはムラサキツユクサより草丈が低い。葉は長さ13~37㎝、幅0.4~2.5㎝、全縁、基部は鞘状。苞は葉状、まばらか密に毛がある。花柄は1.2~3.5㎝。萼片は3個、膨らみ均等、長さ7~16㎜、腺毛でない毛で覆われる。花弁は3個、青色、紫色、又はバラ色、白色、広卵形、長さ1.2~2㎝。雄しべ6個。花糸が紫色、下部に単細胞幅の細い毛が密生する。蒴果は長さ4~6㎜。種子は長さ2~3㎜。2n=12,24
ムラサキツユクサ Tradescantia ohiensis Raf.(bluejacket) は草丈が15~115㎝と大きくなり、葉は粉白を帯び、長さ5~45㎝、幅0.4~4.5㎝。萼片は3個、長さ4~15㎜、粉白を帯び、無毛又は先端に腺毛でない毛の束がある。花弁は3個、長さ0.8~2㎝、広卵形、深青色~バラ色、稀に白色。雄しべ、蒴果、種子などはオオムラサキツユクサと変わらない。2n=12,24
オオムラサキツユクサはムラサキツユクサより草丈が低い。葉は長さ13~37㎝、幅0.4~2.5㎝、全縁、基部は鞘状。苞は葉状、まばらか密に毛がある。花柄は1.2~3.5㎝。萼片は3個、膨らみ均等、長さ7~16㎜、腺毛でない毛で覆われる。花弁は3個、青色、紫色、又はバラ色、白色、広卵形、長さ1.2~2㎝。雄しべ6個。花糸が紫色、下部に単細胞幅の細い毛が密生する。蒴果は長さ4~6㎜。種子は長さ2~3㎜。2n=12,24
ムラサキツユクサ Tradescantia ohiensis Raf.(bluejacket) は草丈が15~115㎝と大きくなり、葉は粉白を帯び、長さ5~45㎝、幅0.4~4.5㎝。萼片は3個、長さ4~15㎜、粉白を帯び、無毛又は先端に腺毛でない毛の束がある。花弁は3個、長さ0.8~2㎝、広卵形、深青色~バラ色、稀に白色。雄しべ、蒴果、種子などはオオムラサキツユクサと変わらない。2n=12,24