オオヒメクグ 大姫莎草
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae カヤツリグサ属
別 名 | シロヒメクグ、ユキボウズ(雪坊主)、ユキノコボウズ(雪の小坊主)、シラタマカヤツリ(白玉蚊帳吊) , キリンガ・ネモラリス |
英 名 | white kyllinga , white water sedge |
中国名 | 单穗水蜈蚣 dan sui shui wu gong |
学 名 | Cyperus mindorensis (Steud.) Huygh. synonym Kyllinga nemoralis (J.R. et G.Forst.) Dandy ex Hutch. et Dalziel synonym Kyllinga monocephala Rottb |
花 期 | 4~8月 |
高 さ | 10~40㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 栽培種 |
分 布 | 在来種 中国、台湾、インド、ブータン、ネパール、パキスタン、スリランカ、ミャンマー、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、フィリピン、パプアニューギニア、ソロモン諸島、アフリカ、オーストラリア、太平洋諸島原産 |
撮 影 | 西尾市 18.7.31 |
オオヒメクグはカヤツリグサ科ヒメクグ属の多年草、別名はシロヒメクグ。ユキボウズ(雪坊主)という名で流通している。
ヒメクグに似ていて、球形の花序が白色である。
多年草、根茎は長く這う。稈は離れ又は疎に群生し、高さ10~40㎝、細く、つぶれた3稜形、基部は膨れない。葉は普通、稈より短い。葉鞘は褐色又は紫褐色の班があり、短く、最も基部のものは葉身が無い。葉身は幅2.5~4.5㎜、平ら、ふにゃふにゃし、縁は疎な歯状。苞葉(総苞片)は3~4個、葉状、花序より長い。穂状花序は1(~3)個つき、卵形~球形、長さ5~9㎜×幅5~7㎜、多数の小穂をもつ。小穂は類倒卵形~狭卵状長楕円形長さ2.5~3.5㎜×幅約1.5㎜、扁平、1小花。苞頴(鱗片)は淡色~わら色、さび褐色の斑紋があり、舟形、長さ2.5~3.5㎜、竜骨の翼は基部で狭く、中間~先では広く、竜骨の両サイドに3又は4脈があり、縁は小刺状、先はわずかに曲がり、微突形。雄しべは3個。花柱は長い。柱頭は2個。小堅果は褐色、長楕円形~倒卵状長楕円形、長さは基部につく鱗片の長さの約1/2、扁平な平凸形、密に細点があり、先は短い微突形。花期および果期は4~8月。2n=18。
ヒメクグに似ていて、球形の花序が白色である。
多年草、根茎は長く這う。稈は離れ又は疎に群生し、高さ10~40㎝、細く、つぶれた3稜形、基部は膨れない。葉は普通、稈より短い。葉鞘は褐色又は紫褐色の班があり、短く、最も基部のものは葉身が無い。葉身は幅2.5~4.5㎜、平ら、ふにゃふにゃし、縁は疎な歯状。苞葉(総苞片)は3~4個、葉状、花序より長い。穂状花序は1(~3)個つき、卵形~球形、長さ5~9㎜×幅5~7㎜、多数の小穂をもつ。小穂は類倒卵形~狭卵状長楕円形長さ2.5~3.5㎜×幅約1.5㎜、扁平、1小花。苞頴(鱗片)は淡色~わら色、さび褐色の斑紋があり、舟形、長さ2.5~3.5㎜、竜骨の翼は基部で狭く、中間~先では広く、竜骨の両サイドに3又は4脈があり、縁は小刺状、先はわずかに曲がり、微突形。雄しべは3個。花柱は長い。柱頭は2個。小堅果は褐色、長楕円形~倒卵状長楕円形、長さは基部につく鱗片の長さの約1/2、扁平な平凸形、密に細点があり、先は短い微突形。花期および果期は4~8月。2n=18。