オニスゲ 鬼菅
Flora of Mikawa
カヤツリグサ科 Cyperaceae スゲ属
別 名 | ミクリスゲ 実栗菅 |
別 名 | 朝鲜薹草 chao xian tai cao |
学 名 | Carex dickinsii Franch. et Savat. |
果 期 | 5~7月 |
高 さ | 20~50㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 低地~低山の湿地 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国 |
撮 影 | 新城市 13.7.15 |
和名は果胞が大きく、小穂がイガのようなとげとげした様子を鬼に見立てたもの。作手高原には多く、よく目につく。
根茎は細長く、匐枝を伸ばして湿地に群生する。葉は幅4~8㎜。茎頂に小穂が3~4個、集まってつく。頂小穂は雄性、長い柄がある。雌小穂は太く、長さ約2㎝の楕円形、果胞が膨らみ、くっつき合って隙間なくつき、ほとんど柄が無い。果胞は長さ9~10㎜、下部が膨らみ、ゆるく果実を包み、先は長い嘴になり、口部に2歯がある。鱗片は短く、果胞の間から先が見える程度。果実は長さ2.5~3㎜の倒卵形、明瞭な3稜があり、果胞に比べて小さく、頂部に長い曲がった紐状の嘴がつく。柱頭は3岐。2n=64
根茎は細長く、匐枝を伸ばして湿地に群生する。葉は幅4~8㎜。茎頂に小穂が3~4個、集まってつく。頂小穂は雄性、長い柄がある。雌小穂は太く、長さ約2㎝の楕円形、果胞が膨らみ、くっつき合って隙間なくつき、ほとんど柄が無い。果胞は長さ9~10㎜、下部が膨らみ、ゆるく果実を包み、先は長い嘴になり、口部に2歯がある。鱗片は短く、果胞の間から先が見える程度。果実は長さ2.5~3㎜の倒卵形、明瞭な3稜があり、果胞に比べて小さく、頂部に長い曲がった紐状の嘴がつく。柱頭は3岐。2n=64