オヘビイチゴ 雄蛇苺
Flora of Mikawa
バラ科 Rosaceae キジムシロ属
中国名 | 蛇含委陵菜 she han wei ling cai |
学 名 | Potentilla kleiniana Wight et Arnott |
花 期 | 5~7月 |
高 さ | 10~20㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 田の畔、道端などのやや湿ったところ |
分 布 | 在来種 本州、四国、九州、朝鮮、中国、インド、ブータン、ネパール、インドネシア、ミャンマー |
撮 影 | 岡崎市 07.5.20 |
和名はヘビイチゴの花に似て、花が大きいことから。葉が3小葉のときがあり、田の畔や道端で群生していることが多い。
茎は這って長く伸び、分枝して広がる。根生葉は長柄があり、5出掌状複葉、まれに7小葉となることもある。茎の先の小さい葉は3小葉の場合が多く、小葉は長さ0.5~4㎝、幅0.4~2㎝。葉表は無毛、葉裏は脈上に長い伏毛がある。花は長い花茎の先の集散花序につき、直径8~10㎜。小花柄は長さ1~1.5㎝。花弁は5個。萼片は三角状で、内萼片と外萼片(副萼片)が5個ずつ重なってつく。雄しべは20個、葯は黄色。雌しべは小さなものが多数、集合する。オヘビイチゴの名がついているが、ヘビイチゴ属ではなく、キジムシロ属にあたり、果実は痩果であり、赤くならない。外萼片もヘビイチゴと違い、三角状で先が尖る。痩果は長さ約0.5㎜、褐色、幅の狭い翼状隆起線がある。花後に花茎の節から発根し、新しい株ができる。
茎は這って長く伸び、分枝して広がる。根生葉は長柄があり、5出掌状複葉、まれに7小葉となることもある。茎の先の小さい葉は3小葉の場合が多く、小葉は長さ0.5~4㎝、幅0.4~2㎝。葉表は無毛、葉裏は脈上に長い伏毛がある。花は長い花茎の先の集散花序につき、直径8~10㎜。小花柄は長さ1~1.5㎝。花弁は5個。萼片は三角状で、内萼片と外萼片(副萼片)が5個ずつ重なってつく。雄しべは20個、葯は黄色。雌しべは小さなものが多数、集合する。オヘビイチゴの名がついているが、ヘビイチゴ属ではなく、キジムシロ属にあたり、果実は痩果であり、赤くならない。外萼片もヘビイチゴと違い、三角状で先が尖る。痩果は長さ約0.5㎜、褐色、幅の狭い翼状隆起線がある。花後に花茎の節から発根し、新しい株ができる。