ヌカキビ 糠黍

mark

Flora of Mikawa

イネ科 Poaceae キビ属

中国名 糠稷 kang ji
英 名 Japanese panicgrass
学 名 Panicum bisulcatum Thunb.
ヌカキビの穂
ヌカキビの熟した小穂
ヌカキビの葉鞘
ヌカキビの葉舌
ヌカキビ
ヌカキビの小穂と小花
ヌカキビの果実と小花
ヌカキビの葉
花 期 7~10月
高 さ 30~120㎝
生活型 1年草
生育場所 畑地、田の畔、道端、空地
分 布 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、フィリピン、オーストラリア
撮 影 幸田町  01.10.4
和名の由来は細かい穂を糠にたとえたもの。
 葉は無毛で、長さ5~20㎝、幅0.4~1.2㎝。葉舌は短い膜質。葉鞘は無毛で、葉耳の付近だけに毛がある。花序は長さ15~30㎝の円錐状で、細い枝を横に水平に広げて、垂れ下がる。小穂は長さ2~2.5㎜の長卵形で、紫緑色。2小花からなるが第1小花は退化し、護頴だけとなっている。第1苞頴は長さ約1㎜と小さく、第2苞頴及び第1小花の護頴は小穂と同長。小花(第2)の表面はガラス状の光沢がある。果実は長さ1.5㎜の広楕円形で、頭に突起がある。2n=36。