ノハラツメクサ 野原爪草
Flora of Mikawa
ナデシコ科 Caryophyllaceae オオツメクサ属
中国名 | 大爪草 da zhua cao |
英 名 | corn spurry, starwort, stickwort |
学 名 | Spergula arvensis L. |
花 期 | 6~11月 |
高 さ | 10~50㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 畑、道端 |
分 布 | 帰化種 ヨーロッパ、北アフリカ、ロシア、西アジア原産 |
撮 影 | 幸田町 11.11.2 |
南北アメリカ、オーストラリア、アジアなど世界中に帰化している。渥美半島ではよく見かける畑の雑草である。他の地域でも増加しており、畑一面がこの白い花に覆われているのをときどき眼にするようになった。暖地では2月に見られるところもある。
茎、葉などに腺毛が生える。葉は長さ1~5㎝、多肉質の線形で、多数、輪生する。 花は白色の5弁で、柱頭は5裂する。種子は直径1~1.5㎜、黒色のやや扁平な円形で、コルク質の狭い翼がある。種子の表面には白色~淡褐色の乳頭状の突起があるが、全面にはなく、多少の個体差がある。果実が裂開する前の種子の突起は白色であり、ルーペで確認できる。裂開後の突起が淡褐色のものは汚れのように見える。2n=18,36
変種のオオツメクサは種子に白色の突起がなく、平滑なものである。ノハラツメクサとオオツメクサを区別する必要はないとする説もある。
オオツメクサモドキはノハラツメクサによく似ていて、種子の直径2~3㎜。
茎、葉などに腺毛が生える。葉は長さ1~5㎝、多肉質の線形で、多数、輪生する。 花は白色の5弁で、柱頭は5裂する。種子は直径1~1.5㎜、黒色のやや扁平な円形で、コルク質の狭い翼がある。種子の表面には白色~淡褐色の乳頭状の突起があるが、全面にはなく、多少の個体差がある。果実が裂開する前の種子の突起は白色であり、ルーペで確認できる。裂開後の突起が淡褐色のものは汚れのように見える。2n=18,36
変種のオオツメクサは種子に白色の突起がなく、平滑なものである。ノハラツメクサとオオツメクサを区別する必要はないとする説もある。
オオツメクサモドキはノハラツメクサによく似ていて、種子の直径2~3㎜。