ノダケ 野竹
Flora of Mikawa
セリ科 Apiaceae シシウド属
中国名 | 紫花前胡 zi hua qian hu |
学 名 | Angelica decursiva (Miq.) Franch. et Savat. |
花 期 | 9~11月 |
高 さ | 80~150㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 山野の林内、林縁 |
分 布 | 在来種 本州(関東地方以西)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、ロシア、ベトナム |
撮 影 | 旧稲武町 07.9.15 |
茎は暗紫色を帯び、縦脈がある。葉は3出羽状複葉、小葉の基部は翼状になり、小葉の柄はない。小葉は長楕円形~長卵形、縁に粗い鋸歯がある。複散形花序に暗紫色(まれに淡緑色)の花をつける。花序の柄はほぼ同長で花序が丸くなる。花序の基部には葉の退化した袋状の葉柄がつき、蕾のときは帽子をかぶったように見える。小総苞片は濃紫色、全縁。果実はやや厚い翼がつき、長さ4~6㎜の扁平な広楕円形。花弁の白いものはシロバナノダケという。2n=22
イワニンジンはノダケより鋸歯がするどく、ノダケモドキはイワニンジンの1品種である。シシウド属を詳細に判別するには小総苞片を観察する。ノダケの小総苞片は紫色、全縁。イワニンジンの小総苞片は短毛が密生する。アシタバの小総苞片は全縁又は繊維状に切れ込む。シシウドは小総苞片が無い。
イワニンジンはノダケより鋸歯がするどく、ノダケモドキはイワニンジンの1品種である。シシウド属を詳細に判別するには小総苞片を観察する。ノダケの小総苞片は紫色、全縁。イワニンジンの小総苞片は短毛が密生する。アシタバの小総苞片は全縁又は繊維状に切れ込む。シシウドは小総苞片が無い。