ノースポール
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae マウランセマム属
別 名 | カンシロギク(寒白菊)、ノースポールギク |
中国名 | 白晶菊 bai jing ju |
英 名 | snowland oxeye daisy , mini marguerite, miniature marguerite, paludosum daisy, creeping daisy |
学 名 | Mauranthemum paludosum (Poir.) Vogt et Oberpr. synonym Chrysanthemum paludosum Poir. synonym Leucanthemum paludosum (Poir.) Pomel |
花 期 | 12~5月 |
高 さ | 15~30㎝ |
生活型 | 1年草 [多年草] |
生育場所 | 道端、荒地、草地 |
分 布 | 帰化種 地中海沿岸原産 |
撮 影 | 田原市 14.5.20 |
Chrysanthemum paludosum は1970年頃に観賞用に輸入され、よく栽培されている。比較的強健で、逸出したものも見られる。日本に多いのは矮性品種であり、和名はカンシロギクとされていたが、最近では商品名のノースポール North Pore が和名に使われている。クリサンセマム・ノースポールとも呼ばれている。キク属でなく、フランスギク属 Leucanthemum に分類されることも多い。
1年草(多年草)、高さ15~30㎝、よく分枝する。葉身は長さ15~35(55)㎜×幅 3~12(20)㎜。花はマーガレットに似るが小さく、直径約3㎝。周辺小花は長さ6~12+㎜。痩果は長さ2~3㎜。2n=18。花期は3~1月、高温多湿に弱いため日本では夏に枯れ、12~5月。2n=18。FNA(Flora of North America)では春~夏。
1年草 [多年草]高さ2~25[40] ㎝。茎は直立、普通、基部近くで分枝し、無毛。葉は互生、有柄又は無柄、ときに茎を抱き、線形~披針形~長楕円形~倒卵形、普通、不規則に、羽状分裂又は歯があり、下面には腺点があり、上面は無毛になる。花序は頭状花序、放射状、1個又は開き、頂部が平らに束生する。総苞は鐘形、半球形、直径8~12(15+)㎜。総苞片は25~40+個、3~4列に配列し、分離、卵形又は長楕円形~+-披針形、宿存性、縁や先端は褐色~黒色の薄膜質。花托は +-円錐形、パレアは無い。周辺花は10~21+個、花冠はほとんど白色、、普通、基部が黄色、乾くと、+-ピンク色、小舌は長楕円形~卵形。中心花は60~100+個、花冠は+-黄色、筒部は+-円筒形、のど部は+-鐘形、裂片は(2)5個、デルタ形、樹脂嚢は無い。葯の先は+-卵形。花柱の先は切形、パピラがある。果実は +- 円柱形~倒卵形~紡錘形(外側はときに3稜があり)、7~10本のうねがあり、無毛。冠毛は無い。周辺小花の果実は普通、先(冠毛とする場合もある)が王冠形(coroniform)。
世界に4種あり、ヨーロッパ、北アフリカに分布する。
synonym Coleostephus paludosus (Durieu) Alavi
synonym Chrysanthemum paludosum Poir.
synonym Chrysanthemum clausonis (Pomel) Batt.
synonym Leucanthemum clausonis (Pomel) P.Giraud
synonym Leucoglossum paludosum (Poir.) B. H. Wilcox et al.
synonym Hymenostemma paludosum (Poir.) Pomel
ヨーロッパ(スペイン、ポルトガル)、アフリカ(アルジェリア、リビア、モロッコ、チュニジア)原産。英名はmini marguerite , paludosum daisy , baby marguerite , white buttons , snow daisy , creeping daisy 。中国名は白晶菊 bai jing ju。別名はノースポールギク、ノースポール。オーストラリア、オーストリアなどに帰化。フランスギク属に分類されることも多い。
1年草(多年草)、高さ15~30㎝、よく分枝する。葉身は長さ15~35(55)㎜×幅 3~12(20)㎜。花はマーガレットに似るが小さく、直径約3㎝。周辺小花は長さ6~12+㎜。痩果は長さ2~3㎜。2n=18。花期は3~1月、高温多湿に弱いため日本では夏に枯れ、12~5月。2n=18。FNA(Flora of North America)では春~夏。
品種) )'North Pole' , 'Snowland'
Mauranthemum
Mauranthemum
Mauranthemum
1年草(多年草)、高さ15~30㎝、よく分枝する。葉身は長さ15~35(55)㎜×幅 3~12(20)㎜。花はマーガレットに似るが小さく、直径約3㎝。周辺小花は長さ6~12+㎜。痩果は長さ2~3㎜。2n=18。花期は3~1月、高温多湿に弱いため日本では夏に枯れ、12~5月。2n=18。FNA(Flora of North America)では春~夏。
マウランセマム属
subfamily Asteroideae - tribe Anthemideae - subtribe Leucantheminae - genus Mauranthemum
1年草 [多年草]高さ2~25[40] ㎝。茎は直立、普通、基部近くで分枝し、無毛。葉は互生、有柄又は無柄、ときに茎を抱き、線形~披針形~長楕円形~倒卵形、普通、不規則に、羽状分裂又は歯があり、下面には腺点があり、上面は無毛になる。花序は頭状花序、放射状、1個又は開き、頂部が平らに束生する。総苞は鐘形、半球形、直径8~12(15+)㎜。総苞片は25~40+個、3~4列に配列し、分離、卵形又は長楕円形~+-披針形、宿存性、縁や先端は褐色~黒色の薄膜質。花托は +-円錐形、パレアは無い。周辺花は10~21+個、花冠はほとんど白色、、普通、基部が黄色、乾くと、+-ピンク色、小舌は長楕円形~卵形。中心花は60~100+個、花冠は+-黄色、筒部は+-円筒形、のど部は+-鐘形、裂片は(2)5個、デルタ形、樹脂嚢は無い。葯の先は+-卵形。花柱の先は切形、パピラがある。果実は +- 円柱形~倒卵形~紡錘形(外側はときに3稜があり)、7~10本のうねがあり、無毛。冠毛は無い。周辺小花の果実は普通、先(冠毛とする場合もある)が王冠形(coroniform)。
世界に4種あり、ヨーロッパ、北アフリカに分布する。
マウランセマム属の主な種と園芸品種
1 Mauranthemum paludosum (Poir.) R.Vogt & Oberpr. カンシロギク 寒白菊synonym Coleostephus paludosus (Durieu) Alavi
synonym Chrysanthemum paludosum Poir.
synonym Chrysanthemum clausonis (Pomel) Batt.
synonym Leucanthemum clausonis (Pomel) P.Giraud
synonym Leucoglossum paludosum (Poir.) B. H. Wilcox et al.
synonym Hymenostemma paludosum (Poir.) Pomel
ヨーロッパ(スペイン、ポルトガル)、アフリカ(アルジェリア、リビア、モロッコ、チュニジア)原産。英名はmini marguerite , paludosum daisy , baby marguerite , white buttons , snow daisy , creeping daisy 。中国名は白晶菊 bai jing ju。別名はノースポールギク、ノースポール。オーストラリア、オーストリアなどに帰化。フランスギク属に分類されることも多い。
1年草(多年草)、高さ15~30㎝、よく分枝する。葉身は長さ15~35(55)㎜×幅 3~12(20)㎜。花はマーガレットに似るが小さく、直径約3㎝。周辺小花は長さ6~12+㎜。痩果は長さ2~3㎜。2n=18。花期は3~1月、高温多湿に弱いため日本では夏に枯れ、12~5月。2n=18。FNA(Flora of North America)では春~夏。
品種) )'North Pole' , 'Snowland'
参考
1) Taxonomy - GRIN-Global Web v 1.9.9.2Mauranthemum
https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomygenus.aspx?id=17356
2) Flora of North AmericaMauranthemum
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=316902
Mauranthemum paludosum
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=250067169
3) Jepson eFlora Mauranthemum
http://ucjeps.berkeley.edu/eflora/eflora_display.php?tid=89044