ニトベカズラ 新渡戸葛
Flora of Mikawa
タデ科 Polygonaceae ニトベカズラ属
別 名 | アサヒカズラ 朝日葛 |
中国名 | 珊瑚藤 shan hu teng |
英 名 | Coral vine 、Mexican coral vine |
学 名 | Antigonon leptopus Hook. et Arn. |
花 期 | 花期は通年 |
高 さ | 蔓性、長さ15m以下 |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 栽培種 |
分 布 | 外来種 メキシコ原産 |
撮 影 | 浜松フラワーパーク 19.10.20 |
ニトベカズラはタデ科ニトベカズラ属の蔓性の栽培種。蔓性のブーゲンビリアを小さくしたようなピンクの小さな花をつける。
多年草、又はときに基部が木質になる。茎は巻きひげにより、よじ登り又は不規則に広がり、分枝し、角(かど)があり、長さ15m以下になり、疎~密に帯褐色~帯赤色の毛があるか又は無毛。葉は葉鞘が長さ0.2~2mm。葉柄はしばしば上部に翼があり、長さ1~2.5(~5)㎝、無毛又は有毛。葉身は長さ5~14㎝×幅(2~)4~10㎝、基部は普通、心形、縁毛があり、先は鋭形~尖鋭形、無毛又は有毛、特に脈上に毛がある。花序は長さ4~20㎝、花序軸には微軟毛~直軟毛があり、花序柄は角(かど)があり、長さ1~5㎝、微軟毛~直軟毛がある。花柄は下部に関節があり、長さ3~5(~10)mm、無毛又は毛がある。花被片は卵形~楕円形、長さ4~8mm×幅2~6mm、果時に長さ8~20mm×幅4~15ミリ、全縁、先は鋭形。痩果は長さ8~12mm×幅4~7mm、光沢がある。2n = 14, 40, 42-44, 48。花期は通年。
蔓性木、多年草又は1年草。根には塊根がある。茎は攀縁性、巻きひげがあり、有毛又は無毛、葉腋から枝を出す。葉は落葉性又は常緑、茎葉、互生し、葉柄がある。葉鞘(ocrea)は普通、脱落性、紙質。葉身は広卵形~デルタ形~切形、縁は全縁、やや波打つ。花序は頂生と腋生、しばしば茎の先に束生し、総状花序状、花序柄がある。花柄は宿存する、花は両性、葉鞘に包まれて花が(1~)2~5個束生し、基部は柄状。花被は果時に大きくなり、ピンク色~紫色、まれに白色~帯期い尾、鐘形、無毛。花被片は5個、下部で合着し、花弁状、2形。外側の3個は内側の3個より幅が広い。雄しべは(7~)8(~9)本。花糸は長さの約1/2が合着し、雄しべ筒を作り、花被筒につき、腺毛がある。葯は黄色~帯赤色、卵形~楕円形。花柱は3本、反曲し、分離。柱頭は腎形状の頭状。痩果は膜質の花被に包まれ、褐色、翼は無く、ほぼ球形~下部に鈍い3面があり(3-gonous)、上部に3面があり、無毛又は有毛。種子は胚が真っすぐ。x = 20。
世界に約6種があり、亜熱帯と熱帯の北アメリカ南部(メキシコを含む)に分布する。
メキシコ原産。中国名は虻眼 meng yan。英名はhorsefly's eye 。別名はアサヒカズラ 朝日葛。
多年草、又はときに基部が木質になる。茎は巻きひげにより、よじ登り又は不規則に広がり、分枝し、角(かど)があり、長さ15m以下になり、疎~密に帯褐色~帯赤色の毛があるか又は無毛。葉は葉鞘が長さ0.2~2mm。葉柄はしばしば上部に翼があり、長さ1~2.5(~5)㎝、無毛又は有毛。葉身は長さ5~14㎝×幅(2~)4~10㎝、基部は普通、心形、縁毛があり、先は鋭形~尖鋭形、無毛又は有毛、特に脈上に毛がある。花序は長さ4~20㎝、花序軸には微軟毛~直軟毛があり、花序柄は角(かど)があり、長さ1~5㎝、微軟毛~直軟毛がある。花柄は下部に関節があり、長さ3~5(~10)mm、無毛又は毛がある。花被片は卵形~楕円形、長さ4~8mm×幅2~6mm、果時に長さ8~20mm×幅4~15ミリ、全縁、先は鋭形。痩果は長さ8~12mm×幅4~7mm、光沢がある。2n = 14, 40, 42-44, 48。花期は通年。
品種) 'Album'
Antigonon
Antigonon leptopus
Antigonon Endl.
多年草、又はときに基部が木質になる。茎は巻きひげにより、よじ登り又は不規則に広がり、分枝し、角(かど)があり、長さ15m以下になり、疎~密に帯褐色~帯赤色の毛があるか又は無毛。葉は葉鞘が長さ0.2~2mm。葉柄はしばしば上部に翼があり、長さ1~2.5(~5)㎝、無毛又は有毛。葉身は長さ5~14㎝×幅(2~)4~10㎝、基部は普通、心形、縁毛があり、先は鋭形~尖鋭形、無毛又は有毛、特に脈上に毛がある。花序は長さ4~20㎝、花序軸には微軟毛~直軟毛があり、花序柄は角(かど)があり、長さ1~5㎝、微軟毛~直軟毛がある。花柄は下部に関節があり、長さ3~5(~10)mm、無毛又は毛がある。花被片は卵形~楕円形、長さ4~8mm×幅2~6mm、果時に長さ8~20mm×幅4~15ミリ、全縁、先は鋭形。痩果は長さ8~12mm×幅4~7mm、光沢がある。2n = 14, 40, 42-44, 48。花期は通年。
ニトベカズラ属
family Polygonaceae - genus Antigonon蔓性木、多年草又は1年草。根には塊根がある。茎は攀縁性、巻きひげがあり、有毛又は無毛、葉腋から枝を出す。葉は落葉性又は常緑、茎葉、互生し、葉柄がある。葉鞘(ocrea)は普通、脱落性、紙質。葉身は広卵形~デルタ形~切形、縁は全縁、やや波打つ。花序は頂生と腋生、しばしば茎の先に束生し、総状花序状、花序柄がある。花柄は宿存する、花は両性、葉鞘に包まれて花が(1~)2~5個束生し、基部は柄状。花被は果時に大きくなり、ピンク色~紫色、まれに白色~帯期い尾、鐘形、無毛。花被片は5個、下部で合着し、花弁状、2形。外側の3個は内側の3個より幅が広い。雄しべは(7~)8(~9)本。花糸は長さの約1/2が合着し、雄しべ筒を作り、花被筒につき、腺毛がある。葯は黄色~帯赤色、卵形~楕円形。花柱は3本、反曲し、分離。柱頭は腎形状の頭状。痩果は膜質の花被に包まれ、褐色、翼は無く、ほぼ球形~下部に鈍い3面があり(3-gonous)、上部に3面があり、無毛又は有毛。種子は胚が真っすぐ。x = 20。
世界に約6種があり、亜熱帯と熱帯の北アメリカ南部(メキシコを含む)に分布する。
ニトベカズラ属の主な種と園芸品種
1 Antigonon leptopus Hook. et Arn. ニトベカズラ 新渡戸葛メキシコ原産。中国名は虻眼 meng yan。英名はhorsefly's eye 。別名はアサヒカズラ 朝日葛。
多年草、又はときに基部が木質になる。茎は巻きひげにより、よじ登り又は不規則に広がり、分枝し、角(かど)があり、長さ15m以下になり、疎~密に帯褐色~帯赤色の毛があるか又は無毛。葉は葉鞘が長さ0.2~2mm。葉柄はしばしば上部に翼があり、長さ1~2.5(~5)㎝、無毛又は有毛。葉身は長さ5~14㎝×幅(2~)4~10㎝、基部は普通、心形、縁毛があり、先は鋭形~尖鋭形、無毛又は有毛、特に脈上に毛がある。花序は長さ4~20㎝、花序軸には微軟毛~直軟毛があり、花序柄は角(かど)があり、長さ1~5㎝、微軟毛~直軟毛がある。花柄は下部に関節があり、長さ3~5(~10)mm、無毛又は毛がある。花被片は卵形~楕円形、長さ4~8mm×幅2~6mm、果時に長さ8~20mm×幅4~15ミリ、全縁、先は鋭形。痩果は長さ8~12mm×幅4~7mm、光沢がある。2n = 14, 40, 42-44, 48。花期は通年。
品種) 'Album'
参考
1) Flora of North America @ efloras.orgAntigonon
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=102085
2) World Flora OnlineAntigonon leptopus
http://www.worldfloraonline.org/taxon/wfo-0000538920
3) Plants of the World Online | Kew ScienceAntigonon Endl.
http://www.plantsoftheworldonline.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:32422-1