ナツメ 棗
Flora of Mikawa
クロウメモドキ科 Rhamnaceae ナツメ属
中国名 | 无刺枣 wu ci zao |
英 名 | jujube , Chinese date |
学 名 | Ziziphus jujuba Mill. Ziziphus jujuba Mill. var. inermis (Bunge) Rehder |
花 期 | 6月 |
果 期 | 9~11月 |
高 さ | 2~6m |
生活型 | 落葉小高木 |
生育場所 | 庭、果樹園 |
分 布 | 帰化種 中国原産 |
撮 影 | 蒲郡市 14.6.2 |
原産地は中国、日本への渡来は奈良時代以前とされている。世界中で広く栽培されているのは枝に刺のある基準変種のヤマナツメで、刺のないものがナツメ
var. inermis であり、広義にそれらを含めてナツメともいう。果実は乾燥して、菓子の材料とされ、また生薬としても用いられる。茶器にも棗(なつめ)があるが、これは形が棗の実に似ることから。日本薬局方においては大棗(たいそう)がナツメの実とされ、酸棗仁(さんそうにん)がサネブトナツメの種子とされている。
幹は褐色~灰褐色、樹皮に不規則な狭い縦の割れ目が入る。若枝は紫赤色~灰褐色、1年枝は緑色、垂れ下がり、枝に托葉状刺(stiplar spin)がない。葉は互生し、葉柄は長さ1~6㎜、長枝では長さ10㎜以下。葉身は長さ3~7㎝、幅1.5~4㎝の卵形~卵状惰円形、基部は非対称のほぼ円形、先は鈍形~円形、まれに鋭形、不揃いな鈍鋸歯縁、光沢があり紙質、 3脈が目立つ。短枝の腋に集散花序を出し、花を1~8個つける。花柄(花序柄)は短く、小花柄は長さ2~3㎜。花は直径5~6㎜、両性、黄緑色、5数性。萼片は大きく、黄緑色、卵状三角形、上面に明瞭なキールがある。花弁は萼片の間につき、小さく、倒卵形、雄しべとほぼ同長。花盤は円形、厚い肉質、5裂する。子房は基部が花盤にやや埋没する。核果は長さ 2~3.5㎝、幅1.5~2㎝の卵型、1核が入り、緑色~橙褐色に熟し、中皮が甘酸っぱく、後に赤色~暗赤色になる。核は2室、1~2個の種子が入り、長さ10~12㎜、両端が尖り、不規則な縦溝がある。種子はやや扁平な球形、長さ約1㎝、幅約0.8㎝。n=24, 36, 48。
次の3変種がある。
var. inermis ナツメ
var. jujuba ヤマナツメ
var. spinosa サネブトナツメ
灌木又は小~中高木。直立又はだらしなく広がり(straggling)、しばしばよじ登り、常緑又は落葉、しばしば刺がある。葉は互生、葉柄があり、明瞭な3脈があり、まれに羽状脈。托葉は普通、1又は2個の直立又は反曲する刺に変形する。花は黄緑色、小さく、両性、腋生する散房花序のような集散花序又は頂生の密穂花序につく。萼筒は浅く、小皿状~半球状。萼片は卵状三角形又は三角形、内面に目立つ竜骨がある。花弁は爪部があり、倒卵形又はへら形、まれに欠く。花盤は浅く、肉質、5~10裂。子房は上位、球形、2~3(~ 4)室。花柱は深く分枝し、2(~4)分割。果実は核が1個、(1 )2~ 3室、球形又は長楕円形の核果、基部に宿存性の萼筒があり、先は微凸形。中果皮は肉質又は柔らかいコルク質。内果皮は軟骨室又は木質、室に1種子。種子は胚乳が無く、又はまれに胚乳がある。子葉は厚 世界に約100種あり、主にアジア、アメリカの熱帯、亜熱帯に分布し、少数の種がアフリカや温帯に分布する。
Ziziphus jujuba Mill. [広義] 中国名は枣( zao )
syn. Ziziphus zizyphus (L.) H.Karst
小高木まれに灌木。落葉、高さ10m以下、刺が有又は無。樹皮は褐色~灰褐色、樹皮に不規則な狭い縦の割れ目が入る。蕾は無く、長い垂れ下がった枝がある。小枝(新しい枝)は紫赤色~灰褐色、湾曲し、平滑、1年枝は緑色、垂れ下がる。托葉状刺(stiplar spin)は2種類有るか又は無い。長い刺は直立し3㎝以下、丈夫。短い刺は反曲し、古い枝から出る。1年小枝は垂れ下がり、緑色、単生又は短いシュートに2~7本、束生する。托葉刺は細く、早落性。葉柄は長さ1~6㎜又は長いシュートでは10㎜以下、無毛又はまばらに微軟毛がある。葉身は下面が淡緑色、上面は暗緑色、卵形~卵状楕円形~楕円状長楕円形、長さ3~7㎝、幅1.5~4㎝、紙質、下面は主脈に微軟毛があるか又は無毛、上面はほぼ無毛、基部から3脈があり、基部はわずかに非対称、類円形、縁は円鋸歯状鋸歯、先は鈍形~円形、まれに鋭形、微凸形。花は黄緑色、両性、5数性、無毛、単生又は密な集散花序に2~8個つき、花序柄は実試合。花柄は長さ2~3㎜。萼片は卵状三角形、内側は竜骨が目立つ。花弁は倒卵形、長さはほぼ雄しべと同長、基部に爪部がある。花盤は円形、厚く、肉質、5裂。子房は基部がわずかに花盤に埋もれる。花柱は中間まで2裂。核果は熟すと赤色、その後赤紫色に変わり、長楕円形又は狭卵形、長さ2~3.5㎝、直径(0.5~)1.5~2㎝。中果皮は肉質、甘味又は酸っぱい味があり、核は両端が鋭形又は鈍形、 2室、1又は2種子。果柄は長さ2~5㎜又はそれ
品種) 'Lang' (F) , 'Li' (F) ,, スーパージャイアント(大雪棗)=巨大実なつめ皇帝、新疆大棗=新疆なつめ王(和田棗) ,国光棗 , 無核大金絲棗
1-1 Ziziphus jujuba Mill.var. inermis (Bunge) Rehder ナツメ(狭義)
syn. Ziziphus vulgaris var. inermis Bunge
中国名は无刺枣 (wu ci zao)
枝は長く、托葉の刺が無い。核果は直径1.5~2㎝、甘い。核は両端が尖る。
1-2 Ziziphus jujuba Mill. var. jujuba ヤマナツメ 中国原産。中国名は枣(zao ) 。
世界で広く栽培されている。枝に托葉状刺が2個あり、1個は鉤状で短く、1個は長い。
1-3 Ziziphus jujuba Mill. var. spinosa (Bunge) Hu ex H.F.Chow サネブトナツメ
syn. Ziziphus jujuba Mill. subsp. spinosa (Bunge) J.Y.Peng, X.Y.Li et L.Li
中国原産。中国名は酸枣(suan zao)。核果は幅0.7~1.2㎝、類球形~広卵形。中皮に酸味がある。核の両端が鈍い。 枝が直立し、曲がりくねらず、刺がある。2n=24。枝が斜上し、曲がりくねり、刺がないものは form. tortuosa。
2 Ziziphus mauritiana Lam. イヌナツメ(インドナツメ)
中国、インド、ブータン、ネパール、ミャンマー、原産。広くアジア、アフリカ、オーストラリア帰化している。英名はber , Indian jujube , common jujube , Indian-cherry , Chinese-apple , Chinese-date 。中国名は滇刺枣 (dian ci zao) 。 果実は食用とされ、生産量はインドが最大である。インド以外でも栽培は盛んで、中国、台湾、東南アジア、中近東、アフリカなど世界中で栽培されている。栽培されているインドナツメの果実は大きく、球形~卵形、長さ3~7㎝が普通である。しかし、最近は品種改良が進み、リンゴと見間違うほどの10cm以上の大きなものまである
常緑、低木~高木。高さ15m以下。若枝は密に黄灰色の綿毛がある。小枝は軟毛があり、古くなると紫赤色になる。托葉は刺が2個、1個は鈍く、鈎状に反曲。葉柄は長さ5~13㎜、密に黄灰色の綿毛がある。葉身は上面が暗緑色、光沢があり、卵形~長楕円状楕円系、まれに類円形、長さ2.5~6㎝、幅1.5~4.5㎝、紙質~厚い紙質。葉の下面は黄色又は灰白色の綿毛があり、上面は無毛。基部から3脈があり、葉の裏は脈が明瞭な網状、上面では印象的又は目立つ。葉の基部は類円形、わずかに鈍形、縁は細鋸歯状、葉先は円形、まれに鋭形。花は緑黄色、少数~10個つき、花序柄はほぼ無又は短、花序は二又の集散花序。花柄は長さ2~4㎜、灰黄色の綿毛がある。萼片は卵状三角形、外側は有毛、先は鋭形。花弁は長楕円状へら形、基部には爪部がある。雄しべは花弁とほぼ等長。花盤は厚く、肉質、10裂、中央が凹面。子房は球形。花柱は2裂又は半分まで分枝。核果は橙色又は赤色、熟すと黒色になり、軟毛があり、2室、1又は2種子を入れ、中果皮はコルク質。内果皮は厚く、厚い革質。種子は赤褐色、幅が広く、扁平、長さ6~7㎜、幅5~6㎜、光沢がある。花期は8~11月。果期は9~12月。2n = 24.。
品種)Komethry(長い果実) , Pakstany , Um-sulaem , Toffahy , Peyuan , Zaytoni , Baranasi Karaka , Chhuhara , Dandan , Gola , Ilayachi , Jogia , Kaithali , Katha Phal , Umran
3 ハマナツメ Paliurus ramosissimus は本州(東海地方以西)、四国、九州、沖縄、中国、台湾、朝鮮、ベトナムに分布する。枝に托葉状刺が2個あり、刺は長さ4~17㎜、直立する。葉は長さ3~5.5(7)㎝、幅2.2~5㎝の広卵形~卵形、3脈が目立つ。花は黄緑色、直径約5㎜、花弁は萼片より短い。
Ziziphus
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=135333
2) Taxonomy - GRIN-Global Web v 1.9.8.2
Ziziphus mauritiana Lam.
https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomydetail.aspx?42285
幹は褐色~灰褐色、樹皮に不規則な狭い縦の割れ目が入る。若枝は紫赤色~灰褐色、1年枝は緑色、垂れ下がり、枝に托葉状刺(stiplar spin)がない。葉は互生し、葉柄は長さ1~6㎜、長枝では長さ10㎜以下。葉身は長さ3~7㎝、幅1.5~4㎝の卵形~卵状惰円形、基部は非対称のほぼ円形、先は鈍形~円形、まれに鋭形、不揃いな鈍鋸歯縁、光沢があり紙質、 3脈が目立つ。短枝の腋に集散花序を出し、花を1~8個つける。花柄(花序柄)は短く、小花柄は長さ2~3㎜。花は直径5~6㎜、両性、黄緑色、5数性。萼片は大きく、黄緑色、卵状三角形、上面に明瞭なキールがある。花弁は萼片の間につき、小さく、倒卵形、雄しべとほぼ同長。花盤は円形、厚い肉質、5裂する。子房は基部が花盤にやや埋没する。核果は長さ 2~3.5㎝、幅1.5~2㎝の卵型、1核が入り、緑色~橙褐色に熟し、中皮が甘酸っぱく、後に赤色~暗赤色になる。核は2室、1~2個の種子が入り、長さ10~12㎜、両端が尖り、不規則な縦溝がある。種子はやや扁平な球形、長さ約1㎝、幅約0.8㎝。n=24, 36, 48。
次の3変種がある。
var. inermis ナツメ
var. jujuba ヤマナツメ
var. spinosa サネブトナツメ
ナツメ属
family:Rhamnaceae - genus Ziziphus灌木又は小~中高木。直立又はだらしなく広がり(straggling)、しばしばよじ登り、常緑又は落葉、しばしば刺がある。葉は互生、葉柄があり、明瞭な3脈があり、まれに羽状脈。托葉は普通、1又は2個の直立又は反曲する刺に変形する。花は黄緑色、小さく、両性、腋生する散房花序のような集散花序又は頂生の密穂花序につく。萼筒は浅く、小皿状~半球状。萼片は卵状三角形又は三角形、内面に目立つ竜骨がある。花弁は爪部があり、倒卵形又はへら形、まれに欠く。花盤は浅く、肉質、5~10裂。子房は上位、球形、2~3(~ 4)室。花柱は深く分枝し、2(~4)分割。果実は核が1個、(1 )2~ 3室、球形又は長楕円形の核果、基部に宿存性の萼筒があり、先は微凸形。中果皮は肉質又は柔らかいコルク質。内果皮は軟骨室又は木質、室に1種子。種子は胚乳が無く、又はまれに胚乳がある。子葉は厚 世界に約100種あり、主にアジア、アメリカの熱帯、亜熱帯に分布し、少数の種がアフリカや温帯に分布する。
ナツメ属の主な種
1 Ziziphus jujuba Mill. ナツメZiziphus jujuba Mill. [広義] 中国名は枣( zao )
syn. Ziziphus zizyphus (L.) H.Karst
小高木まれに灌木。落葉、高さ10m以下、刺が有又は無。樹皮は褐色~灰褐色、樹皮に不規則な狭い縦の割れ目が入る。蕾は無く、長い垂れ下がった枝がある。小枝(新しい枝)は紫赤色~灰褐色、湾曲し、平滑、1年枝は緑色、垂れ下がる。托葉状刺(stiplar spin)は2種類有るか又は無い。長い刺は直立し3㎝以下、丈夫。短い刺は反曲し、古い枝から出る。1年小枝は垂れ下がり、緑色、単生又は短いシュートに2~7本、束生する。托葉刺は細く、早落性。葉柄は長さ1~6㎜又は長いシュートでは10㎜以下、無毛又はまばらに微軟毛がある。葉身は下面が淡緑色、上面は暗緑色、卵形~卵状楕円形~楕円状長楕円形、長さ3~7㎝、幅1.5~4㎝、紙質、下面は主脈に微軟毛があるか又は無毛、上面はほぼ無毛、基部から3脈があり、基部はわずかに非対称、類円形、縁は円鋸歯状鋸歯、先は鈍形~円形、まれに鋭形、微凸形。花は黄緑色、両性、5数性、無毛、単生又は密な集散花序に2~8個つき、花序柄は実試合。花柄は長さ2~3㎜。萼片は卵状三角形、内側は竜骨が目立つ。花弁は倒卵形、長さはほぼ雄しべと同長、基部に爪部がある。花盤は円形、厚く、肉質、5裂。子房は基部がわずかに花盤に埋もれる。花柱は中間まで2裂。核果は熟すと赤色、その後赤紫色に変わり、長楕円形又は狭卵形、長さ2~3.5㎝、直径(0.5~)1.5~2㎝。中果皮は肉質、甘味又は酸っぱい味があり、核は両端が鋭形又は鈍形、 2室、1又は2種子。果柄は長さ2~5㎜又はそれ
品種) 'Lang' (F) , 'Li' (F) ,, スーパージャイアント(大雪棗)=巨大実なつめ皇帝、新疆大棗=新疆なつめ王(和田棗) ,国光棗 , 無核大金絲棗
1-1 Ziziphus jujuba Mill.var. inermis (Bunge) Rehder ナツメ(狭義)
syn. Ziziphus vulgaris var. inermis Bunge
中国名は无刺枣 (wu ci zao)
枝は長く、托葉の刺が無い。核果は直径1.5~2㎝、甘い。核は両端が尖る。
1-2 Ziziphus jujuba Mill. var. jujuba ヤマナツメ 中国原産。中国名は枣(zao ) 。
世界で広く栽培されている。枝に托葉状刺が2個あり、1個は鉤状で短く、1個は長い。
1-3 Ziziphus jujuba Mill. var. spinosa (Bunge) Hu ex H.F.Chow サネブトナツメ
syn. Ziziphus jujuba Mill. subsp. spinosa (Bunge) J.Y.Peng, X.Y.Li et L.Li
中国原産。中国名は酸枣(suan zao)。核果は幅0.7~1.2㎝、類球形~広卵形。中皮に酸味がある。核の両端が鈍い。 枝が直立し、曲がりくねらず、刺がある。2n=24。枝が斜上し、曲がりくねり、刺がないものは form. tortuosa。
2 Ziziphus mauritiana Lam. イヌナツメ(インドナツメ)
中国、インド、ブータン、ネパール、ミャンマー、原産。広くアジア、アフリカ、オーストラリア帰化している。英名はber , Indian jujube , common jujube , Indian-cherry , Chinese-apple , Chinese-date 。中国名は滇刺枣 (dian ci zao) 。 果実は食用とされ、生産量はインドが最大である。インド以外でも栽培は盛んで、中国、台湾、東南アジア、中近東、アフリカなど世界中で栽培されている。栽培されているインドナツメの果実は大きく、球形~卵形、長さ3~7㎝が普通である。しかし、最近は品種改良が進み、リンゴと見間違うほどの10cm以上の大きなものまである
常緑、低木~高木。高さ15m以下。若枝は密に黄灰色の綿毛がある。小枝は軟毛があり、古くなると紫赤色になる。托葉は刺が2個、1個は鈍く、鈎状に反曲。葉柄は長さ5~13㎜、密に黄灰色の綿毛がある。葉身は上面が暗緑色、光沢があり、卵形~長楕円状楕円系、まれに類円形、長さ2.5~6㎝、幅1.5~4.5㎝、紙質~厚い紙質。葉の下面は黄色又は灰白色の綿毛があり、上面は無毛。基部から3脈があり、葉の裏は脈が明瞭な網状、上面では印象的又は目立つ。葉の基部は類円形、わずかに鈍形、縁は細鋸歯状、葉先は円形、まれに鋭形。花は緑黄色、少数~10個つき、花序柄はほぼ無又は短、花序は二又の集散花序。花柄は長さ2~4㎜、灰黄色の綿毛がある。萼片は卵状三角形、外側は有毛、先は鋭形。花弁は長楕円状へら形、基部には爪部がある。雄しべは花弁とほぼ等長。花盤は厚く、肉質、10裂、中央が凹面。子房は球形。花柱は2裂又は半分まで分枝。核果は橙色又は赤色、熟すと黒色になり、軟毛があり、2室、1又は2種子を入れ、中果皮はコルク質。内果皮は厚く、厚い革質。種子は赤褐色、幅が広く、扁平、長さ6~7㎜、幅5~6㎜、光沢がある。花期は8~11月。果期は9~12月。2n = 24.。
品種)Komethry(長い果実) , Pakstany , Um-sulaem , Toffahy , Peyuan , Zaytoni , Baranasi Karaka , Chhuhara , Dandan , Gola , Ilayachi , Jogia , Kaithali , Katha Phal , Umran
3 ハマナツメ Paliurus ramosissimus は本州(東海地方以西)、四国、九州、沖縄、中国、台湾、朝鮮、ベトナムに分布する。枝に托葉状刺が2個あり、刺は長さ4~17㎜、直立する。葉は長さ3~5.5(7)㎝、幅2.2~5㎝の広卵形~卵形、3脈が目立つ。花は黄緑色、直径約5㎜、花弁は萼片より短い。
参考
1) Flora of ChinaZiziphus
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=135333
2) Taxonomy - GRIN-Global Web v 1.9.8.2
Ziziphus mauritiana Lam.
https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomydetail.aspx?42285