ナルコユリ 鳴子百合
Flora of Mikawa
キジカクシ科 Asparagaceae アマドコロ属
英 名 | dwarf Solomon's seal |
学 名 | Polygonatum falcatum A. Gray. |
花 期 | 5~6月 |
高 さ | 50~80㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 林内、林縁 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮 |
撮 影 | 足助町 02.5.30 |
和名の由来は花が鳴子に似ていることから。キジカクシ科は旧分類のユリ科から分割された。
地下茎は節間が狭く、肉質で太く、しばしば塊状となる。茎は稜がなく、円柱形、アーチ状に斜上し、先が垂れ下がる。葉は互生し、垂れ下がってつき、長さ8~15㎝、幅1~2.5㎝の披針形。葉裏は白色を帯び、脈上には細突起があり、ざらつく。花は葉腋につき、細い花柄が3~5分岐し、1~5個ずつ垂れ下がってつく。花被は緑白色、長さ19~22㎜、合着して筒形、先が浅く6裂して緑色を帯びる。雄しべは6個。花糸は無毛。液果は直径7~10㎜、黒色に熟す。種子は長さ約3㎜。2n=18, 20
オオナルコユリ Polygonatum macranthum は日本、朝鮮に分布し、全体に大型。葉は長さ6~20㎝、幅2.5~3.5㎝。茎は円柱形。花が長さ25~38㎜の漏斗状鐘形で花の先が開く。雄しべの花糸の基部に細かい突起がある。
アマドコロ Polygonatum odoratum は茎に6稜がある。葉幅が広く、花が1~2個ずつ垂れ下がる。
地下茎は節間が狭く、肉質で太く、しばしば塊状となる。茎は稜がなく、円柱形、アーチ状に斜上し、先が垂れ下がる。葉は互生し、垂れ下がってつき、長さ8~15㎝、幅1~2.5㎝の披針形。葉裏は白色を帯び、脈上には細突起があり、ざらつく。花は葉腋につき、細い花柄が3~5分岐し、1~5個ずつ垂れ下がってつく。花被は緑白色、長さ19~22㎜、合着して筒形、先が浅く6裂して緑色を帯びる。雄しべは6個。花糸は無毛。液果は直径7~10㎜、黒色に熟す。種子は長さ約3㎜。2n=18, 20
オオナルコユリ Polygonatum macranthum は日本、朝鮮に分布し、全体に大型。葉は長さ6~20㎝、幅2.5~3.5㎝。茎は円柱形。花が長さ25~38㎜の漏斗状鐘形で花の先が開く。雄しべの花糸の基部に細かい突起がある。
アマドコロ Polygonatum odoratum は茎に6稜がある。葉幅が広く、花が1~2個ずつ垂れ下がる。