ナガバモミジイチゴ 長葉紅葉苺
Flora of Mikawa
バラ科 Rosaceae キイチゴ属
学 名 | Rubus palmatus Thunb. var. palmatus Rubus palmatus Thunb.(広義) |
花 期 | 4月 |
高 さ | 1~2m |
生活型 | 落葉低木 |
生育場所 | 日当たりの良い林縁 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(中部地方以西)、四国、九州 |
撮 影 | 田原市 05.4.10 |
ナガバモミジイチゴは中部地方以西に分布し、葉が縦長になりやすく、普通3裂し、中裂片が特に長くなる。静岡県の遠州地域を境に東側にモミジイチゴ、西側にナガバモミジイチゴが分布するといわれているが、変異が多く区別できないとの見解もある。
三河地域の渥美半島など沿海地ではナガバモミジイチゴが見られ、内陸部では葉の5裂が明瞭なモミジイチゴに近いものも見られる。
茎や葉には刺がまばらに生える。茎の刺はほぼ開出して曲がらず、葉柄や枝の刺は曲がる。托葉は長さ6~8㎜の披針形。葉柄は長さ1.5~4㎝。葉身は長さ3~7㎝の長卵形、重鋸歯縁、掌状に3~5裂し、中裂片が特に大きい。ただし、葉の形や鋸歯には変異が多く、切れ込みが少ない場合もある。葉裏は緑色。花は単生し、直径約3 ㎝の白色5弁花、葉の下に、下向きにつく。果実は葉の下につき、直径1~1.5㎝、6月~7月に橙黄色に熟す。
三河地域の渥美半島など沿海地ではナガバモミジイチゴが見られ、内陸部では葉の5裂が明瞭なモミジイチゴに近いものも見られる。
茎や葉には刺がまばらに生える。茎の刺はほぼ開出して曲がらず、葉柄や枝の刺は曲がる。托葉は長さ6~8㎜の披針形。葉柄は長さ1.5~4㎝。葉身は長さ3~7㎝の長卵形、重鋸歯縁、掌状に3~5裂し、中裂片が特に大きい。ただし、葉の形や鋸歯には変異が多く、切れ込みが少ない場合もある。葉裏は緑色。花は単生し、直径約3 ㎝の白色5弁花、葉の下に、下向きにつく。果実は葉の下につき、直径1~1.5㎝、6月~7月に橙黄色に熟す。