ミヤマクロユリ 深山黒百合

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Flora of Mikawa

ユリ科 Liliaceae バイモ属

別 名 クロユリ
学 名 Fritillaria camtschatcensis (L.) Ker Gawl. var. keisukei Makino
Fritillaria camtschatcensis (L.) Ker Gawl. 広義のクロユリ
ミヤマクロユリの花横
ミヤマクロユリの花
ミヤマクロユリの葉
ミヤマクロユリ
花 期 6~8月
高 さ 10~50㎝
生活型 多年草
生育場所 亜高山、高山の草地
分 布 在来種 北海道、本州(中部地方ほか)、ロシア、北アメリカ
撮 影 千畳敷  06.8.8
葉は3~5個が輪生し、2~3段につく。茎の先に1~2個の暗紫褐色の花をやや下向きにつける。花は雄花と両性花があり、写真は雄花。花被片は6個で、黄色の細かい斑点があり、内側は色が薄く斑点が目立つ。2n=24,36
 北海道の低地で見られるエゾクロユリ var. camtschatcensis は3倍体2n=36、大きく、花数も多い。高山帯のものは2n=24であり、ミヤマクロユリ var. keisukei という。
 花が黄色のものはキバナクロユリ form. flavescens という。
 広義のクロユリはミヤマクロユリとエゾクロユリを含めたもの。