ミッキーマウスノキ
Flora of Mikawa
オクナ科 Ochnaceae オクナ属
別 名 | オクナ・セルラタ |
英 名 | bird's eye bush , Mickey Mouse bush , small-leaved plane , carnival bush , Mickey Mouse plant , Mickey Mouse tree |
学 名 | Ochna serrulata (Hochst.) Walp. |
花 期 | 3~5月 |
高 さ | 1~2(~6)m |
生活型 | 常緑低木 |
生育場所 | 栽培種 |
分 布 | 外来種 南アフリカ、エスワティニ(旧スワジランド)、レソト原産 |
撮 影 | 西尾市 19.4.20 浜松市 19.6.23 |
ミッキーマウスノキはオクナ科オクナ属の低木。観賞用に栽培される。果実がミッキーマウスの顔に似ている。
低木、高さ1~2m、ときに6mほどになる。茎は細く、樹皮は平滑、褐色。枝は小さな盛り上がった薄色の斑点に覆われる。春の若葉はピンク色を帯びた銅色で、成葉は緑色、光沢があり、厚い革質。葉は互生、楕円形~長円形、長さ3~6㎝×幅1~1.5㎝、たまに細くなり、先が鈍形~円形で基部が円形、葉縁には歯があり、歯先は上向きに尖り、中脈と側脈は上面で明瞭。花は放射相称、直径1.5~2㎝、芳香がある。花弁は5個つき、黄色、すぐに落ちる。果実は核果、ほぼ球形、初め緑色、熟すと黒色、光沢がある。咢片が宿存し、大きく、赤色になって残る。花期は春、9~11月(南アフリカ)。果期は初夏、赤色の咢片は夏まで残る。
小高木又は低木。托葉は小さく、葉柄間で融着し、脱落性。葉身は単は、縁は普通、鋸歯縁、まれに、全縁。2次脈は上部で曲がり、特に、縁近くで曲がり、結合は無く、葉縁脈にならない。花序は分枝し、ときに散房花序になる。咢片は(4~)5個、花芽を完全に包み、全縁、しばしば花後に大きくなり、果時に色がつき、宿存する。花弁は5~12個、黄色、まれに橙色又は白色、歪む。雄しべは多数、2~2以上の輪につく。花糸は短又は長、宿存する。葯は孔開(poricidal)、まれに縦に裂開。子房は深裂し、3~15室、胚珠は室に1個。花柱は子房基部着生(gynobasic)、細い。柱頭は普通、わずかに分裂する。小核果は3~10(~15)個、黒色、大きくなる、花床につく。種子は内胚乳が無く、胚は真っすぐ又は曲がる。 世界に約85種あり、主に熱帯アフリカに分布し、少数が熱帯アジアに分布する。
synonym Quoya dilatata F.Muell.
synonym Chloanthes dilatata F.Muell
南アフリカ、エスワティニ(旧スワジランド)、レソト原産。英名はbird's eye bush , Mickey Mouse bush , small-leaved plane , carnival bush , Mickey Mouse plant , Mickey Mouse tree。中国名は桂葉黃梅 gui ye huang mei。
低木、高さ1~2m、ときに6mほどになる。茎は細く、樹皮は平滑、褐色。枝は小さな盛り上がった薄色の斑点に覆われる。春の若葉はピンク色を帯びた銅色で、成葉は緑色、光沢があり、厚い革質。葉は互生、楕円形~長円形、長さ3~6㎝×幅1~1.5㎝、たまに細くなり、先が鈍形~円形で基部が円形、葉縁には歯があり、歯先は上向きに尖り、中脈と側脈は上面で明瞭。花は放射相称、直径1.5~2㎝、芳香がある。花弁は5個つき、黄色、すぐに落ちる。果実は核果、ほぼ球形、初め緑色、熟すと黒色、光沢がある。咢片が宿存し、大きく、赤色になって残る。花期は春、9~11月(南アフリカ)。果期は初夏、赤色の咢片は夏まで残る。
Ochna
Ochna serrulata (Hochst.) Walp.
Ochna
低木、高さ1~2m、ときに6mほどになる。茎は細く、樹皮は平滑、褐色。枝は小さな盛り上がった薄色の斑点に覆われる。春の若葉はピンク色を帯びた銅色で、成葉は緑色、光沢があり、厚い革質。葉は互生、楕円形~長円形、長さ3~6㎝×幅1~1.5㎝、たまに細くなり、先が鈍形~円形で基部が円形、葉縁には歯があり、歯先は上向きに尖り、中脈と側脈は上面で明瞭。花は放射相称、直径1.5~2㎝、芳香がある。花弁は5個つき、黄色、すぐに落ちる。果実は核果、ほぼ球形、初め緑色、熟すと黒色、光沢がある。咢片が宿存し、大きく、赤色になって残る。花期は春、9~11月(南アフリカ)。果期は初夏、赤色の咢片は夏まで残る。
オクナ属
family Ochnaceae- genus Ochna小高木又は低木。托葉は小さく、葉柄間で融着し、脱落性。葉身は単は、縁は普通、鋸歯縁、まれに、全縁。2次脈は上部で曲がり、特に、縁近くで曲がり、結合は無く、葉縁脈にならない。花序は分枝し、ときに散房花序になる。咢片は(4~)5個、花芽を完全に包み、全縁、しばしば花後に大きくなり、果時に色がつき、宿存する。花弁は5~12個、黄色、まれに橙色又は白色、歪む。雄しべは多数、2~2以上の輪につく。花糸は短又は長、宿存する。葯は孔開(poricidal)、まれに縦に裂開。子房は深裂し、3~15室、胚珠は室に1個。花柱は子房基部着生(gynobasic)、細い。柱頭は普通、わずかに分裂する。小核果は3~10(~15)個、黒色、大きくなる、花床につく。種子は内胚乳が無く、胚は真っすぐ又は曲がる。 世界に約85種あり、主に熱帯アフリカに分布し、少数が熱帯アジアに分布する。
オクナ属の主な種
1 Ochna serrulata (Hochst.) Walp. ミッキーマウスノキ(オクナ・セルラタ)synonym Quoya dilatata F.Muell.
synonym Chloanthes dilatata F.Muell
南アフリカ、エスワティニ(旧スワジランド)、レソト原産。英名はbird's eye bush , Mickey Mouse bush , small-leaved plane , carnival bush , Mickey Mouse plant , Mickey Mouse tree。中国名は桂葉黃梅 gui ye huang mei。
低木、高さ1~2m、ときに6mほどになる。茎は細く、樹皮は平滑、褐色。枝は小さな盛り上がった薄色の斑点に覆われる。春の若葉はピンク色を帯びた銅色で、成葉は緑色、光沢があり、厚い革質。葉は互生、楕円形~長円形、長さ3~6㎝×幅1~1.5㎝、たまに細くなり、先が鈍形~円形で基部が円形、葉縁には歯があり、歯先は上向きに尖り、中脈と側脈は上面で明瞭。花は放射相称、直径1.5~2㎝、芳香がある。花弁は5個つき、黄色、すぐに落ちる。果実は核果、ほぼ球形、初め緑色、熟すと黒色、光沢がある。咢片が宿存し、大きく、赤色になって残る。花期は春、9~11月(南アフリカ)。果期は初夏、赤色の咢片は夏まで残る。
参考
1) Flora of ChinaOchna
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=122576
2)Ochna serrulata | PlantZAfricaOchna serrulata (Hochst.) Walp.
http://pza.sanbi.org/ochna-serrulata
3) GRINOchna
https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomygenus.aspx?id=8344