リモニウム・ペレジー

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Flora of Mikawa

イソマツ科 Plumbaginaceae イソマツ属

別 名 スターチス・ペレジー
英 名 Perez's sea lavender
学 名 Limonium perezii (Stapf) F. T. Hubb.
 synonym Statice perezii Stapf
リモニウム・ペレジーの花
リモニウム・ペレジーの花2
リモニウム・ペレジーの萼
リモニウム・ペレジーの茎
リモニウム・ペレジー
リモニウム・ペレジー葉
花 期 3~9月
高 さ 20~30㎝
生活型 2年草
生育場所 荒れた海岸地域、崖、砂丘、道端
分 布 在来種  カナリー諸島原産
撮 影 浜名湖ガーデンパーク 204.4.17
リモニウム・ペレジーはイソマツ科イソマツ属(リモニウム属)の2年草。広く栽培され、カリフォルニア州、メキシコなどに帰化している。
 多年草。葉はすべて根生してロゼット状になり、花期に30cmまで生長する。葉柄は上部に翼があり 長さ18㎝以下、通常は葉より長い。葉身は円形~広卵形または心形、長さ15㎝×幅9㎝・以下、革質、基部はほぼ切形で急に狭くなり、その後沿下し、縁は全縁、先は尖頭形、尖端は長さ5㎜までですぐに落ち、主な側脈は羽状になる。花序軸は翼がなく、長さ100㎝×幅7㎜・以下、無毛~微軟毛があり(毛は長さ約0.1㎜)、花序は花のつかない枝が無い。小穂は枝の先端に中程度から密に集合し、節間はほとんどが2~4㎜。基部につく苞は長さ3~6㎜、先が鋭形または芒形(外側)~切形(内側)、縁に縁毛または房状へりがあり、上面は無毛またはわずかに伏毛がある。花は小穂あたり1~2個つく。花:萼は上部の1/2が青紫色、赤褐色の無毛の肋をもち、漏斗形、萼筒は長さ約5㎜、肋の下部の端に沿って微毛がある(毛は長さ0.1㎜未満の毛)。萼片は広がり、長さ約5㎜(5個の萼片は間に浅い裂片をもつ)、または萼片が不明瞭で、萼は口の部分で不規則に細かく裂け(erose)または不規則に裂けるように見える。花弁は帯白色、萼をわずかに超える。胞果は長さ4~5mm。 2n=14。花期は3~9月。
品種)'Atlantis'