レースラベンダー
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Flora of Mikawa
シソ科 Lamiaceae ラベンダー属
別 名 | ファーンリーフ・ラベンダー、ムルチフィダラベンダー |
英 名 | cut-leaf lavender 、downy lavender , fernleaf lavender , Egyptian lavender , French lace , French lace lavender |
中国名 | 蕨叶薰衣草 jue ye xun yi cao |
学 名 | Lavandula multifida L. |
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花 期 | 6~9月(暖地では通年) |
高 さ | 14~78(88)㎝ |
生活型 | 低木 |
生育場所 | 栽培種 |
分 布 | 外来種 ヨーロッパ(イタリア、ポルトガル、フランス)、アフリカ(アルジェリア、エジプト、リビア、モロッコ、チュニジア)原産 |
撮 影 | 浜松市 19.3.12 |
レースラベンダーLavandula multifidaはラベンダー属の栽培種。
低木、高さ14~78 (88)[100]㎝、茎は分枝する帯白色の毛があり、毛はときに長さ2㎜になる単純毛、角(かど)は丸く、無毛、面に毛があり、帯緑色又は帯白色、基部に多数の葉がつく。葉は長さ10~48㎜×幅4~25(30)㎜、外形は楕円形、下部の葉は茎葉より大きく、2回羽状深裂し、裂片は長さ3.5~12㎜、±分裂し、葉のサイズの割に細かくなり、中央脈と側裂片の脈をもつ。無毛~まばらに毛があり、いずれも枝分かれする毛又は小さい伏毛をもつ。花序は長さ1.2~8㎝、穂状花序は±密な7~15個の輪散花序からなり、各2個の花をもち、縦の列にやや螺旋状に並ぶ、若い花序は卵形で短い、花序柄は長さ32㎝以下、ときに基部に離れた輪散花序をもち、単純又は3枝がある。苞は長さ3.5~4.5[約5]㎜×幅約5㎜、±楕円形、凹面、2本の側脈で曲がり、縁は膜質、微突形、±脈が目立ち、中央部は±綿毛があり、分岐毛があり、乾くと無毛になる。萼は長さ(4)4.5~5㎜、普通、突き出し、筒形、15本の脈が目立ち、まれに16又は17本、 上部の歯に対応する4又は5本は目立たず、ときに先端で分かれ、±有毛、暗赤色~紫色、下側の2個の歯は長さ1~2㎜、三角形、縁毛があり、上側の歯は目立たず、全て縁は羊毛状、ときに、紫色の毛がある。花冠は長さ9~14㎜、紫青色、穂状花序から突き出し、筒部は無毛、上唇は長さ2~5㎜、2裂片がある。下唇は長さ1~2㎜、3列片をもつ。核は長さ1.6~1.7㎜×幅1.1~1.3㎜、類三角形、やや扁平、外形は楕円形で全体の長さの1/3以上の表面に三角形がつき、薄褐色。2n=24。冬に温かい暖地では花期は通年、1年草としては6~9月。
低木、高さ14~78 (88)[100]㎝、茎は分枝する帯白色の毛があり、毛はときに長さ2㎜になる単純毛、角(かど)は丸く、無毛、面に毛があり、帯緑色又は帯白色、基部に多数の葉がつく。葉は長さ10~48㎜×幅4~25(30)㎜、外形は楕円形、下部の葉は茎葉より大きく、2回羽状深裂し、裂片は長さ3.5~12㎜、±分裂し、葉のサイズの割に細かくなり、中央脈と側裂片の脈をもつ。無毛~まばらに毛があり、いずれも枝分かれする毛又は小さい伏毛をもつ。花序は長さ1.2~8㎝、穂状花序は±密な7~15個の輪散花序からなり、各2個の花をもち、縦の列にやや螺旋状に並ぶ、若い花序は卵形で短い、花序柄は長さ32㎝以下、ときに基部に離れた輪散花序をもち、単純又は3枝がある。苞は長さ3.5~4.5[約5]㎜×幅約5㎜、±楕円形、凹面、2本の側脈で曲がり、縁は膜質、微突形、±脈が目立ち、中央部は±綿毛があり、分岐毛があり、乾くと無毛になる。萼は長さ(4)4.5~5㎜、普通、突き出し、筒形、15本の脈が目立ち、まれに16又は17本、 上部の歯に対応する4又は5本は目立たず、ときに先端で分かれ、±有毛、暗赤色~紫色、下側の2個の歯は長さ1~2㎜、三角形、縁毛があり、上側の歯は目立たず、全て縁は羊毛状、ときに、紫色の毛がある。花冠は長さ9~14㎜、紫青色、穂状花序から突き出し、筒部は無毛、上唇は長さ2~5㎜、2裂片がある。下唇は長さ1~2㎜、3列片をもつ。核は長さ1.6~1.7㎜×幅1.1~1.3㎜、類三角形、やや扁平、外形は楕円形で全体の長さの1/3以上の表面に三角形がつき、薄褐色。2n=24。冬に温かい暖地では花期は通年、1年草としては6~9月。