コンニャク 蒟蒻

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Flora of Mikawa

サトイモ科 Araceae コンニャク属

中国名 花蘑芋 hua mo yu
英 名 konjac , Voodoo Lily , Konnyaku Potato , devil's-tongue , elephant-yam , leopard-palm , snake-palm , umbrella arum
学 名 Amorphophallus konjac K.Koch
コンニャクの花序
コンニャクの葉芽
コンニャクの雄花蕾
コンニャクの花序3
コンニャクのハエ
コンニャク
コンニャク花序2
コンニャク雄花
コンニャク雌花
花 期 4月
高 さ 1~1.5m
生活型 多年草
生育場所 栽培種
分 布 外来種 中国(雲南省)原産。
撮 影 西尾市  21.4.14
コンニャクはサトイモ科コンニャク属の栽培種。日本で古くから栽培されている根菜類である。原産地は中国の雲南省であり、東南アジアで広く栽培されている。日本へは大和時代(3世紀後半~4世紀初頭ごろ)に朝鮮を通じて医薬用として伝来された。平安時代にはすでに食用とされていて、和歌にも詠われている。江戸時代に製粉する技術が確立され、広く食用とされるようになった。
 塊茎は褐色、わずかに光沢があり、扁球形、高さ約20㎝×直径30㎝・以下、季節ごとに多数の長い根茎の枝を発達させ、先に膨れた部分をもち、長さ50㎝×幅3㎝・以下になる。葉は1枚つく。葉柄は地色が汚れた白ピンク色又は汚れたクリーム色、しばしば大きな長い暗緑色の合流する斑点と小さな白色の点又は多数の小さな黒緑色の斑点で、ほとんで全体が覆われる。非常に変化が多く、約・長さ100㎝×幅8㎝・以下、無毛又は基部に点状のこぶがある。葉身は強く全裂し、直径約200㎝以下、葉軸に狭い翼がある。小葉は上面が鈍い緑色、楕円形、長さ3~10㎝×幅2~6㎝、先は尖鋭形。花序は長い花序柄がある(まれに短い)。花序柄は葉柄と色が同じで、約・長さ110㎝×幅5㎝・以下。仏炎苞の外側は基部が汚淡褐色を帯び、黒緑色の斑点をもち、あるいは汚淡白灰色を帯、少数の黒緑色の斑点が散在し、縁近くは紫色を帯びる。内側の基部は栗色で上部に淡白紫色のゾーンがあり、又は無く、楕円状披針形~広卵状三角形、長さ10~60㎝×幅10~55㎝、基部と拡大部は浅いくびれで±分かれ、縁は±強く、曲がりくねり、先は鋭形、基部は密にいぼがあり、いぼは小さく、点状。拡大部は直立し、外側は均一に暗紫褐色、又は黒緑色の斑点が散在する。内側は均一に暗褐色、光沢があり、波打ちや、縦の折り重なりがあり、基部の縁は広がる。肉穂花序は雌花の花時に強い腐った肉の臭いを出し、小さな澄んだわずかに粘る小滴を生じる。肉穂花序は無柄、長さ15~110㎝。雌ゾーンは円筒形又は狭い円錐形、長さ2~11㎝×基部で直径1~4㎝、先で直径約6㎝以下、花は密又は疎。子房は帯白色又は帯淡ピンク色、先は帯紫色、断面が扁球形、楕円形、又はほぼ円形、高さ2~2.5mm×直径2~4mm、2~3室。花柱は帯紫色、長さ1~5mm、細く直径は0.7~1mm、しばしば先に明瞭な枝がある。柱頭は汚黄褐色、落ち込み、強く波打ち、しばしば、長い花柱の枝の間が沈み、2~3(~4)裂し、断面は楕円形又は三角形、高さ約0.5mm×直径1.5~2mm、いぼ状でザラつく。雌と雄ゾーンの間の遷移ゾーンは部分的に仮雄しべの雄花や退化雌しべの雌花や全ての中間段階を示す花をもつ。雄ゾーンは円筒形、わずかに紡錘形、又はわずかに倒円錐形、長さ2~12㎝×幅1~6㎝、花は密集する。雄花は3~5本の雄しべからなり、雄しべは長さ2~2.5mm。花糸は淡橙黄色又は帯白色、長さ0.5~1mm、基部又は全体が合着又はわずかに先が散開する。葯は帯白灰色、又は±クリーム色、切形又はほぼ切形、長さ1~1.5mm×0.8~2mm、断面は長方形。葯隔は帯紫色、花時に帯灰色に変わり、わずかに持ち上がり、孔は先端にあり、楕円形又は腎形。花序付属体(appendix)は狭い紡錘状の円錐形、しばしば側面が扁平になり、不規則な浅い縦の畔溝をもち、長さ10~85㎝×幅1.5~6㎝、先は鋭形、暗紫褐色又は淡紫褐色、密に小しわがあり、基部にはしばしば数個のダイアモンド形の扁平な仮雄しべをもつ。花期は4月。

コンニャク属

  family Araceae - genus Amorphophallus

 草本、地上性、小型~大型。茎は類地下性、塊茎があり、まれに塊茎が鎖状になり、又は根茎がある。根茎は+-這う。葉は普通、1枚、まれに2枚又はそれ以上。葉柄は円柱形、まれに角(かど)はあり、浅い溝があり、又は小しわがあり、まれに全体にいぼ又は毛がある。葉身は複葉、主な3裂片に分裂して長さが等しいか、又は前側の裂片は後ろ側の裂片より短い(葉身はほぼ鳥足状)。葉軸は裸かで、狭い~広い翼があり、しばしば下部に定数以上の小葉をつける。むかご(bulbils)がときに葉の上に発達し、epiphyllar(露出するbulbil)、intercalary(葉軸の内側に発達する)、又はhalf-epiphyllar(基部が葉軸の中で、先が露出)のいずれもある。花序は1個、まれに2~3個(合成花序)又は季節によりそれ以上(その後、茎の異なった芽から発達する)、地上性、まれに部分的に埋まり、花序だけが単独で生じ、又は葉の展開と同時又は直前に生じ、まれに葉の発達後に現れる。仏炎苞の基部は巻き込み、まれに開く又は合着し、くびれによって拡大部からはっきり分かれ又は別れない、仏炎苞の外側は色が様々で、形も様々、しばしば舟形又は鐘形、まれに漏斗形になる。拡大部は直立、開出、斜め、又はアーチ状になる。肉穂花序(spadix)は無柄又は短柄があり、頂部に様々な花序付属体(appendix)がある。下部の雌ゾーンは上部の雄ゾーンと隣接、又は不稔のゾーンによって分かれる。花はときに仮雄しべに囲まれる。雌花は1個の雌しべからなり、子房は無柄又は短柄があり、1~4室、各室に胚珠は1個、底着、まれに子房ののほぼ中間に腋生する。花柱はあり、又は(まれに)欠き、明瞭に子房から分かれ、又は多少別れ、先端に柱頭を超えて伸びる突起(枝)をもつ。不稔ゾーン(もしあれば)は仮雄しべで被われ、まれに、部分的又は完全に裸かになる。雄ゾーンは円筒形、紡錘形、円錐形、又は倒円錐形。雄花は(1~)3~6(~8)本の雄しべからなる。雄しべは低く又は長い。花糸はあるか又はほとんどなく、別れ、又は花の中に部分的~完全に融着し、まれに隣接する花の間に融着する。葯は2半葯(bithecal)。半葯は2室(2個の花粉嚢)、まれに1室。孔(pores)は先端、まれに側部又は頂部近くにある。花粉は無口(inaperturate)、球形又は楕円形、外膜はまれに欠き、平滑型(psilate)、条線状(striate)、いぼ状(verrucate)、刺状(echinate)、小区画状(areolate)、小孔状(porate)、小窩状(fossulate)、網状(reticulate)、又はざらつく(scabrous)。花序の頂部につく花序付属体(appendix)はまれに欠き、雄ゾーンに隣接し、又はくびれや短い柄により分かれ、ときに大きな縦の折り重ね又は±不規則な深い裂けめをもつ。液果は密又は疎、熟すと赤色、まれに青色、球形、卵形、又は狭楕円形、平滑、まれにいぼ状、種子が1殻個。種子は普通、明瞭な縫線(raphe)があり、胚乳はない。
 世界に約200種あり、旧熱帯地域のアフリカ西部~東部、アジア南部~南東部、オーストラリア北部、太平洋諸島に分布する。英名はVoodoo Plant , devil's tongue。

コンニャク属の主な種と園芸品種

1 Amorphophallus albispathus Hett.
 タイ原産。英名はvodoo lily。
品種) 'Hi Ho Silver'

2 Amorphophallus albus P.Y.Liu & J.F.Chen
 中国(四川省、雲南省)原産。中国名は白蘑芋 bai mo yu。
品種) 'Green Stalkings'

3 Amorphophallus ankarana Hett., Ittenbach & Bogner
 マダガスカル原産。
品種) 'Fine Wine'

4 Amorphophallus asterostigmatus Bogner & Hett.
 タイ原産。
品種) 'Superspot'

5 Amorphophallus atroviridis Hett. アモルフォファルス・アトロビリディ
 タイ原産。英名はVoodoo Lily。観葉植物として栽培されている。
品種) 'Grey Expectations' , 'Pewterware' , 'Red Sox' , 'Thai Hot Spot'

6 Amorphophallus bulbifer (Roxb.) Blume アモルフォファルス・ブルビフェル
  synonym Amorphophallus tuberculiger (Schott) Engl.  インド、アンダマン諸島、アッサム、バングラデシュ、東ヒマラヤ、ミャンマー、ネパール原産。英名はVoodoo Lily。
品種) 'Old Warty' , 'Stemulation'

7 Amorphophallus flotoi (S.Y.Hu) Govaerts
  synonym Amorphophallus pseudoharmandii Hett. & Claudel
 カンボジア、ラオス、タイ、ベトナム原産。
品種) 'Hot Legs'

8 Amorphophallus gigas Teijsm. & Binn. アモルフォファルス・ギガス
 スマトラ島原産。
 花序柄が長く、花序の高さが3m以上になる。開花は少ないが、小石川植物園で栽培され、2003年、2007年に開花した。

9 Amorphophallus harmandii Engl. & Gehrm.
 カンボジア、ラオス、タイ、ベトナム原産。英名はVoodoo Lily。
品種) 'Lop Buri'

10 Amorphophallus henryi N.E.Br.  ヘンリーイモ 
 台湾原産。中国名は台湾蘑芋 tai wan mo yu。英名はSnake Plant。花序付属体(appendix)は狭円錐形、ときに毛が散在する。
品種) 'O'Henry'

11 Amorphophallus hirtus N.E.Br.  ケコンニャク 毛蒟蒻
  synonym Amorphophallus niimurae Yamam.
 台湾原産。中国名は密毛蘑芋 mi mao mo yu。花序付属体(appendix)は長毛が密生する。

12 Amorphophallus kiusianus (Makino) Makino  ヤマコンニャク 山蒟蒻
  synonym Amorphophallus hirtus N.E.Br. var. kiusianus (Makino) M.Hotta
 日本(四国南部、九州南部、屋久島、種子島)、中国、台湾原産。中国名は东亚蘑芋 dong ya mo yu。花柱は無又はほぼ無(柱頭は無柄又はほぼ無柄)。花序付属体(appendix)は無毛又は少し毛が散生する。
 塊茎は扁球形、直径約20㎝以下、高さ約12㎝以下、[日本産では娘植物=オフセット:offsetは発達しない]、少数の無柄の球形のoffsetをもつ[中国本土産]。葉は1枚。葉柄は光沢があり、汚オリーブ緑色又は灰緑色、細い楕円形又は不規則な帯白色~ごく淡色の帯緑色の斑点と多数の小さな暗緑色の点があり、約・長さ65㎝×幅4㎝、無毛。葉身は直径60~90㎝、葉軸は主の分枝の基部から上部に翼がある。小葉は上面が鮮やかな緑色で、縁は狭く淡紫色になり、狭楕円形~披針形、長さ6~20㎝×幅3~4.5㎝、縁は波打ち、先は中程度~長く尖鋭形。花序は単生、長い花序柄がある。花序柄は色が葉柄と同色、長さ40~100㎝(果時には約120㎝以下)、直径1.5~4㎝。仏炎苞は外側が帯暗緑色、緑ピンク色、又は光沢のある暗紫褐色、小さな帯白色の斑点をもち、縁に狭い赤紫色の線をもつ。内側は帯淡ピンク色で、基部は帯紫色で、帯紫色と帯緑色、又は全体に暗褐色、縁は帯緑色又は帯緑色にならず、ときにピンク色を帯び、ときに中間の淡緑色だけになり、それ以外は丸い帯白色の斑点があり、基部の外側は暗緑色又は暗緑褐色で小さな帯白色の丸い斑点と黒緑色の脈をもち、三角形で基部は円形、長さ9~25㎝×幅4~13㎝、基部と拡大部の間は浅く、明瞭にくびれる。拡大部は初め斜め、その後、反り返り、下側に曲がり、縁は後屈又は波打つ。基部の内側は暗紫色、多数の±明瞭な円錐形のこぶがあり、たまに小さな帯白色の斑点をもつ。肉穂花序は無柄又はほぼ無柄、仏炎苞の長さより短又は同長又は長、長さ9~22㎝。雌ゾーンはわずかに円錐形、長さ1~4㎝×幅0.5~2㎝。子房は鮮やかな淡緑色、±倒卵形、断面は角(かど)があり、高さ約2.5mm×直径約2mm、2室。花柱は鮮やかな淡緑色又は暗褐色、ほとんど無く、長さ0.2㎝×幅1mm程度、先は2分岐。柱頭は淡緑灰色、浅く、明瞭に2裂し曲がりくねり、断面はわずかに楕円形、高さ約0.8mm×直径約1.5mm、微細なパピラがある。雄ゾーンと雌ゾーンの間の仮雄しべは単独、又は2~4個のグループになり、又は最も下部の雄花部分として機能的な雄しべとともにグループとなり、大幅に退化した雄しべと葯隔の上の長い褐色の毛からなる。これらはグループでしばしば1個の円盤形の基部を作り、消滅した雄しべに限定して対応する溝をもつ。花序の付属体は褐色の毛だけからなり、浅い窪みに生える。雄ゾーン円筒形又はわずかに倒円錐形、長さ2.5~4.5㎝×幅0.5~2㎝。雄花は4~6本の雄しべからなる。雄しべは淡黄色、長さ約1.5mm。花糸は長さ約0.5mm、全体に合着する。葯はほぼ切形~切形、断面はほとんどが類長方形、長さ1~2mm×幅約1mm。孔は先端につき、細長い。頂部につく花序付属体(appendix)は狭い紡錘状の円錐形又は狭い紡錘形、長さ4~16㎝×基部近くの直径1~3㎝、先は鋭形又は鈍形、全体に帯黒色又は小さい緑色の斑点が散在し、あるいは全体に帯暗緑色、光沢があり、無毛又は浅いくぼみがあり、基部に溝があり、その他は裸か又は細い紫褐色の毛が散在し、窪みから生じ、長さ約1㎝以下。花粉は条線状~小区画状、糸で放出される。花序はときに乾いた仏炎苞を基部に残し、円筒形、長さ5~22銭t×幅3~4.5㎝。果時tは光沢があり、初めは鮮やかな緑色、ピンク紫色に変わり、やがて濃青色に変わり、球形~楕円形、約・長さ1㎝×幅0.8~1㎝、種子は2個。種子は縦の断面で楕円形、片側が平ら、約・8mm×8mm×4mm。種皮は黒色、中程度に光沢があり、小しわがある。花期は4~6月。果期は5~7月。。
13 Amorphophallus konjac K.Koch  コンニャク 蒟蒻
  synonym Amorphophallus rivieri Durieu ex Carrière
  synonym Amorphophallus rivieri Durieu et Carrière var. konjac Engl.
 中国(雲南省)原産。中国名は花蘑芋 hua mo yu。英名はkonjac , Voodoo Lily , Konnyaku Potato , devil's-tongue , elephant-yam , leopard-palm , snake-palm , umbrella arum。日本で栽培されている。花柱が明瞭にある。付加物(appendix)は無毛。
 塊茎は褐色、わずかに光沢があり、扁球形、高さ約20㎝×直径30㎝・以下、季節ごとに多数の長い根茎の枝を発達させ、先に膨れた部分をもち、長さ50㎝×幅3㎝・以下になる。葉は1枚つく。葉柄は地色が汚れた白ピンク色又は汚れたクリーム色、しばしば大きな長い暗緑色の合流する斑点と小さな白色の点又は多数の小さな黒緑色の斑点で、ほとんで全体が覆われる。非常に変化が多く、約・長さ100㎝×幅8㎝・以下、無毛又は基部に点状のこぶがある。葉身は強く全裂し、直径約200㎝以下、葉軸に狭い翼がある。小葉は上面が鈍い緑色、楕円形、長さ3~10㎝×幅2~6㎝、先は尖鋭形。花序は長い花序柄がある(まれに短い)。花序柄は葉柄と色が同じで、約・長さ110㎝×幅5㎝・以下。仏炎苞の外側は基部が汚淡褐色を帯び、黒緑色の斑点をもち、あるいは汚淡白灰色を帯、少数の黒緑色の斑点が散在し、縁近くは紫色を帯びる。内側の基部は栗色で上部に淡白紫色のゾーンがあり、又は無く、楕円状披針形~広卵状三角形、長さ10~60㎝×幅10~55㎝、基部と拡大部は浅いくびれで±分かれ、縁は±強く、曲がりくねり、先は鋭形、基部は密にいぼがあり、いぼは小さく、点状。拡大部は直立し、外側は均一に暗紫褐色、又は黒緑色の斑点が散在する。内側は均一に暗褐色、光沢があり、波打ちや、縦の折り重なりがあり、基部の縁は広がる。肉穂花序は雌花の花時に強い腐った肉の臭いを出し、小さな澄んだわずかに粘る小滴を生じる。肉穂花序は無柄、長さ15~110㎝。雌ゾーンは円筒形又は狭い円錐形、長さ2~11㎝×基部で直径1~4㎝、先で直径約6㎝以下、花は密又は疎。子房は帯白色又は帯淡ピンク色、先は帯紫色、断面が扁球形、楕円形、又はほぼ円形、高さ2~2.5mm×直径2~4mm、2~3室。花柱は帯紫色、長さ1~5mm、細く直径は0.7~1mm、しばしば先に明瞭な枝がある。柱頭は汚黄褐色、落ち込み、強く波打ち、しばしば、長い花柱の枝の間が沈み、2~3(~4)裂し、断面は楕円形又は三角形、高さ約0.5mm×直径1.5~2mm、いぼ状でザラつく。雌と雄ゾーンの間の遷移ゾーンは部分的に仮雄しべの雄花や退化雌しべの雌花や全ての中間段階を示す花をもつ。雄ゾーンは円筒形、わずかに紡錘形、又はわずかに倒円錐形、長さ2~12㎝×幅1~6㎝、花は密集する。雄花は3~5本の雄しべからなり、雄しべは長さ2~2.5mm。花糸は淡橙黄色又は帯白色、長さ0.5~1mm、基部又は全体が合着又はわずかに先が散開する。葯は帯白灰色、又は±クリーム色、切形又はほぼ切形、長さ1~1.5mm×0.8~2mm、断面は長方形。葯隔は帯紫色、花時に帯灰色に変わり、わずかに持ち上がり、孔は先端にあり、楕円形又は腎形。花序付属体(appendix)は狭い紡錘状の円錐形、しばしば側面が扁平になり、不規則な浅い縦の畔溝をもち、長さ10~85㎝×幅1.5~6㎝、先は鋭形、暗紫褐色又は淡紫褐色、密に小しわがあり、基部にはしばしば数個のダイアモンド形の扁平な仮雄しべをもつ。花期は4月。
] 品種) 'Beige Stem' , 'Early Bloomer' , 'Funky Form' , Gordon's Gold' , 'Leo Song' , 'Nightstick' , 'Pink Stem' , 'Pinto' , 'Pseudo Dwarf', 'Shattered Glass' , 'Tattered Umbrella' , 'Thread Leaf'

14 Amorphophallus krausei Engler
 中国、バングラデシュ、ラオス、ミャンマー北部、タイ北部原産。中国名は西盟蘑芋 xi meng mo yu。英名はKraus's Voodoo Lily。
品種) 'Kew Form'

15 Amorphophallus laoticus Hett.
 ラオス原産。英名はLaosy Voodoo Lily。
品種) 'Silver Center'

16 Amorphophallus myosuroides Hett. & A.Galloway
 ラオス原産。英名はMousetail Voodoo Lily , Mouse-tail Amorphophallus。
品種) 'Silver Saddle'

17 Amorphophallus paeoniifolius (Dennst.) Nicolson ゾウコンニャク
 中国、台湾、バングラデシュ、インド、インドネシア、ラオス、ミャンマー、ニューギニア、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナム。 北オーストラリア、太平洋諸島原産。中国名は疣柄蘑芋 you bing mo yu。英名はelephant yame , ephant foot yam , whitespot giant arum , Laosy Voodoo Lily , pungapung , sweet-yam , telinga-potato , telingo-potato。
 根菜として広く栽培されている。
品種) 'Gajendra' , 'Thailand Giant'

18 Amorphophallus titanum (Becc.) Becc. ex Arcang.  ショクダイオオコンニャク 燭台大蒟蒻
 インドネシア、スマトラ島原産。英名はtitan arum , corpse flower(死体の花)。別名スマトラオオコンニャク。  花序が巨大で、高さ3mにもなり、吐き気を催す悪臭がある。世界一大きい花はラフレシア・アルノルディイ(Rafflesia arnoldii)であるが、ショクダイオオコンニャクは花序が非常に大きく、小さい花が多数つく。塊茎は70kgにもなる。葉は花が枯れてから出て、大きいものは高さ7m×幅7mになる。
19 その他ハイブリッド
品種) 'Blue Nightspot' , 'John Tan'

参考

1) Flora of China
 Amorphophallus
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=101404
2) Flora of North America
 Amorphophallus
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=107697
3) GRIN
 Amorphophallus
http://tn-grin.nat.tn/gringlobal/taxon/taxonomygenus?id=542
4) Plants of the World Online | Kewscience
 Amorphophallus
http://www.plantsoftheworldonline.org/taxon/urn:lsid:ipni.org:names:331135-2
5) BLUMEA 36 (1992) 467-475
 Notes on the genusAmorphophallus(Araceae)
 1. Three new species from tropicalAsia A. asterostigmatus , A. hottae , A. palawanensis B
BLUM1992036002008.pdf
6) Plantsman june 2011
 Amorphophallus in the wild and in cultivation.
https://www.researchgate.net/publication/283567578_Amorphophallus_in_the_wild_and_in_cultivation