コゴメヤナギ 小米柳
Flora of Mikawa
ヤナギ科 Salicaceae ヤナギ属
別 名 | コメヤナギ |
学 名 | Salix serissaefolia Kimura Salix dolichostyla Seemen subsp. serissifolia (Kimura) H.Ohashi et H.Nakai |
花 期 | 4月 |
高 さ | 10~20m |
生活型 | 落葉高木 |
生育場所 | 河原、湿地 |
分 布 | 在来種(日本固有種) 本州(東北地方南部~近畿地方) |
撮 影 | 西尾市 05.9.23 |
幹は灰黒褐色、樹皮が縦に割れる。枝は灰緑褐色、細く、折れやすい。葉は互生し、葉は長さ3~7㎝、幅9~12㎜、線形、鋭頭、縁に浅い鋸歯がある。葉裏は無毛、粉白色。葉柄は長さ2~6㎜、軟毛がある。雌雄別株。開花は葉の展開と同時。雄花序は短く、長さ1~2㎝。雄しべ2個。葯は黄色。花糸は離生し、基部に黄色の腺体が2個つく。雌花序も雄花序と同長。子房がほとんど無毛であるのが特徴。腺体は1個。苞は淡緑色、子房を包むようにつき、基部に毛がある。蒴果は5月に熟して裂開し、柳絮(りゅうじょ=綿毛に包まれた柳の種子)を飛ばす。