コダチダリア 木立天竺牡丹
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae ダリア属
別名] | キダチダリア、タラノハダリア、コウテイダリア |
英 名 | tree dahlia , giant dahlia |
学 名 | Dahlia imperialis Roezl ex Ortgies |
花 期 | 11~12月 |
高 さ | .2~6(10)m |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 園芸種 |
分 布 | 帰化種 メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、コロンビア、ボリビア、コスタリカ原産 |
撮 影 | 西尾市 16.11.20 |
中南米原産の大形のダリア で、tree dahliaと呼ばれ、日本では皇帝ダリアと呼ばれることが多い。学名は異名が多く、Dahlia arborea(syn. Dahlia
excelsa) , Dahlia lehmannii(syn.) , Dahlia maximilliana(unresolved) ときに誤ってDahlia
excelsaといわれる。世界中で栽培され、最近、日本でもよく栽培されるようになった。
【Dahlia imperialisaの解説】
メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、コロンビア、ボリビア、コスタリカに分布し、標高1500~1700mの岩礫地、草地、林内に生育する。日本などでは冬に地上部は枯れる。多年草、高さ2~6(10)m、地中に大きな塊根をつける。茎は直立し、古くなると木質化し、4稜形、中空、竹のような膨れた節があり、節間は約30㎝、水状の樹液(sap.)が詰まり、下部では分枝しない。葉は対生し、2~3回羽状複葉、長さ(35)60~90㎝、葉柄の基部は茎を抱く。小葉は卵形~長楕円形、先が鋭形~尾状に尖り、鋸歯縁、先部の小葉の基部は翼がある。茎頂や枝先に散形状に頭花を多数(多い場合は1株に150~300個)、横向きから垂れ下がって下向きにつける。花序柄は長い。頭花は直径7.5~15㎝、周辺舌状小花は一重8個、長さ約5㎝、幅約2㎝、2本のキール(竜骨)があり、先が尖り、モーブ色(mauve=rose purple)~ラベンダー色~淡ピンク色、中心に黄色~橙黄色の幅約3㎝の花盤が見える。花盤が見えない八重花や白花もある。総苞片は2列につき、外片は葉状、内片はやや膜質。痩果は長さ1.7㎝以下。2n = 32。繁殖は種子、または少なくとも2節を持つ長さ30㎝程の茎を土中に水平に置いて埋める(深さ約10㎝)、挿し芽による。
Dahlia excelsaはよく似ていて同一種する見解もある。やや高さが低く(高さ4.5~9mであり同一ともいわれる)、花期が早い。花色の紫色が強く、 淡ローズ・パープル色(pale rose purple)、ピンク色ともいわれる。
【Dahlia imperialisaの解説】
メキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、コロンビア、ボリビア、コスタリカに分布し、標高1500~1700mの岩礫地、草地、林内に生育する。日本などでは冬に地上部は枯れる。多年草、高さ2~6(10)m、地中に大きな塊根をつける。茎は直立し、古くなると木質化し、4稜形、中空、竹のような膨れた節があり、節間は約30㎝、水状の樹液(sap.)が詰まり、下部では分枝しない。葉は対生し、2~3回羽状複葉、長さ(35)60~90㎝、葉柄の基部は茎を抱く。小葉は卵形~長楕円形、先が鋭形~尾状に尖り、鋸歯縁、先部の小葉の基部は翼がある。茎頂や枝先に散形状に頭花を多数(多い場合は1株に150~300個)、横向きから垂れ下がって下向きにつける。花序柄は長い。頭花は直径7.5~15㎝、周辺舌状小花は一重8個、長さ約5㎝、幅約2㎝、2本のキール(竜骨)があり、先が尖り、モーブ色(mauve=rose purple)~ラベンダー色~淡ピンク色、中心に黄色~橙黄色の幅約3㎝の花盤が見える。花盤が見えない八重花や白花もある。総苞片は2列につき、外片は葉状、内片はやや膜質。痩果は長さ1.7㎝以下。2n = 32。繁殖は種子、または少なくとも2節を持つ長さ30㎝程の茎を土中に水平に置いて埋める(深さ約10㎝)、挿し芽による。
Dahlia excelsaはよく似ていて同一種する見解もある。やや高さが低く(高さ4.5~9mであり同一ともいわれる)、花期が早い。花色の紫色が強く、 淡ローズ・パープル色(pale rose purple)、ピンク色ともいわれる。