コバノセンダングサ 小葉の栴檀草
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae センダングサ属
中国名 | 婆婆针 po po zhen |
英 名 | Spanish needles , hemlock beggar-ticks |
学 名 | Bidens bipinnata L. |
花 期 | 8~10月 |
高 さ | (15~)30~100(~150+)㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 野原、森林、乱れた湿気の多い場所、畑地、道端、荒地 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ原産 |
撮 影 | 蒲郡市形原町 07.9.18 |
アジア、アフリカ、オーストラリア、南アメリカ、ヨーロッパなど世界中に広く帰化している。日本には昔に渡来したといわれている。
1年草。高さ(15~)30~100(~150+)㎝。茎は4稜があり、直立し、よく分枝する。葉は上部で互生し、下部では対生し、葉柄は長さ20~50㎜、ほぼ無毛。葉身は円状三角形~卵形~披針形、長さ(20~)30~70+㎜×幅(20~)30~60+㎜、(1~)2(~3)回、羽状全裂し、最終裂片は倒卵形~披針形、長さ15~45+㎜×幅10~25+㎜、両面とも普通、無毛、ときに微細な剛毛があり、基部は切形~くさび形、最終の縁は全縁、ときに繊毛があり、先は円形~鋭形~漸尖形。合成花序は単生の頭花、または±散房花序からなる。花序柄は長さ(10~)20~50(~100)㎜。頭花は放射状(radiate)または円盤状(discoid)。副萼(calycular bracts:萼状苞葉)は(7~)8(~10)個、線形、長さ3~5㎜、±伏せ、下面は通常無毛、縁は繊毛状。総苞は±鐘形、長さ5~7㎜×幅3~4(~5)㎜。総苞片は8~12個、披針形~線形、長さ4~6㎜。周辺小花は無いか、または 3~5+個、小舌は黄色または帯白色、長さ1~2(~3)㎜。中心小花は10~20(~30+)個、花冠は黄色~帯白色、長さ2~3㎜。痩果は赤褐色、外側の痩果は弱く扁平、長さ7~15㎜、内側の痩果は±4角(かど)があり、線形~線状紡錘形、長さ12~18㎜、面には2溝あり、しばしば、いぼ状突起のある小剛毛があり、縁に縁毛は無く、先は±漸尖形。冠毛は(2~)3~4本の直立~散開する、逆向きの刺のある長さ2~4㎜の芒からなる。花期は8~10月。2n=24, 72。(Flora of China)
在来種のセンダングサも舌状花が黄色でよく似ているが、葉が1~2回羽状複葉で、楕円形の小葉に鋸歯がある。
ホソバノセンダングサも草形が似ている。舌状花がなく、葉が細く深裂する。
1年草。高さ(15~)30~100(~150+)㎝。茎は4稜があり、直立し、よく分枝する。葉は上部で互生し、下部では対生し、葉柄は長さ20~50㎜、ほぼ無毛。葉身は円状三角形~卵形~披針形、長さ(20~)30~70+㎜×幅(20~)30~60+㎜、(1~)2(~3)回、羽状全裂し、最終裂片は倒卵形~披針形、長さ15~45+㎜×幅10~25+㎜、両面とも普通、無毛、ときに微細な剛毛があり、基部は切形~くさび形、最終の縁は全縁、ときに繊毛があり、先は円形~鋭形~漸尖形。合成花序は単生の頭花、または±散房花序からなる。花序柄は長さ(10~)20~50(~100)㎜。頭花は放射状(radiate)または円盤状(discoid)。副萼(calycular bracts:萼状苞葉)は(7~)8(~10)個、線形、長さ3~5㎜、±伏せ、下面は通常無毛、縁は繊毛状。総苞は±鐘形、長さ5~7㎜×幅3~4(~5)㎜。総苞片は8~12個、披針形~線形、長さ4~6㎜。周辺小花は無いか、または 3~5+個、小舌は黄色または帯白色、長さ1~2(~3)㎜。中心小花は10~20(~30+)個、花冠は黄色~帯白色、長さ2~3㎜。痩果は赤褐色、外側の痩果は弱く扁平、長さ7~15㎜、内側の痩果は±4角(かど)があり、線形~線状紡錘形、長さ12~18㎜、面には2溝あり、しばしば、いぼ状突起のある小剛毛があり、縁に縁毛は無く、先は±漸尖形。冠毛は(2~)3~4本の直立~散開する、逆向きの刺のある長さ2~4㎜の芒からなる。花期は8~10月。2n=24, 72。(Flora of China)
在来種のセンダングサも舌状花が黄色でよく似ているが、葉が1~2回羽状複葉で、楕円形の小葉に鋸歯がある。
ホソバノセンダングサも草形が似ている。舌状花がなく、葉が細く深裂する。