キツリフネ 黄釣舟
Flora of Mikawa
ツリフネソウ科 Balsaminaceae ツリフネソウ属
中国名 | 水金凤 shui jin feng t |
英 名 | western touch-me-not, balsam |
学 名 | Impatiens noli-tangere L. |
花 期 | 6~9月 |
高 さ | 40~80㎝ |
生活型 | 1年草 |
生育場所 | 山地の渓流沿、湿った林内 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア、西アジア、ヨーロッパ、北アメリカ |
撮 影 | 幸田町 12.6.27 |
花期が長く、夏から秋まで花が見られる。茎は水気が多く、下部の節がこぶ状に膨れる。全体に無毛。葉は互生し、青緑色を帯びることも多く、長さ4~8㎝の長楕円形~卵形、長さ約3㎝の長い柄がある。葉縁には低い鋸歯があり、葉裏は白緑色。花序は葉腋から垂れ下がり、細い花柄の先に黄色の花を下げる。花弁は5個であるが、両側の2個ずつある花弁が合着し、上側の小さい1個とあわせて、全体では3個のように見える。萼片は3個。後方の1個の萼片が船形になり、先が細くなって距になる。距は巻かない。果実は緑色のうちに熟し、熟した果実にさわるとパチンという音がして種子がはじける。英名はこれに由来する。種子は長さ3~4㎜。2n=20
ツリフネソウは距が巻くが、キツリフネは巻かない。
ツリフネソウは距が巻くが、キツリフネは巻かない。