キスミレ 黄菫
Flora of Mikawa
スミレ科 Violaceae スミレ属
別 名 | イチゲキスミレ 一花黄菫 |
中国名 |
东方堇菜 dong fang jin cai |
学 名 | Viola orientalis (Maxim.) W.Becker |
花 期 | 3~5月 |
高 さ | 5~15㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 草地、ササ地 |
分 布 | 在来種 本州(静岡県以西)、四国(愛媛県)、九州、朝鮮、中国、ロシア |
撮 影 | 豊橋市 04.3.28 |
日本のキスミレ類の中、太平洋岸の暖地で唯一見られるスミレ。愛知県の絶滅危惧ⅠA類に指定され、愛知県内では三河地域の限られた場所でしか見られない。茎は紅紫色を帯び、直立する。葉は茎の途中について対生し、長さ2.5~4㎝の心形。葉の裏はやや紫色を帯びる。花は直径約2㎝で、茎頂に普通1個だけつく。花弁の表は鮮やかな黄色で、裏はやや紅紫色。下弁に茶色の筋があり、上弁の根元が茶色を帯びる。距はごく小形。2n=12