キダチコンギク 木立紺菊
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae シムフィヨトリクム属
英 名 | hairy white oldfield aster, frost aster, hairy aster, white old-field aster |
学 名 | Symphyotrichum pilosum (Willd.) G.L. Nesom var. pilosum synonym Aster pilosus Willd. synonym Aster villosus Michx. |
花 期 | 10~11月 |
高 さ | 60~150㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | 荒地、河原 |
分 布 | 帰化種 北アメリカ原産 |
撮 影 | 新城市 05.10.15 |
Aster pilosusはシムフィヨトリクム属 Symphyotrichum として次のとおり2変種に分類し直されている。日本に帰化しているキダチコンギクは毛の多い var. pilosum である。朝鮮戦争の頃に外来したといわれている。茎は直立して分枝し、下部は木質化する。全体に毛が多い。葉は互生し、披針形~倒披針形、両面に毛があり、葉縁の開出毛が目立つ。花期には茎の下部の葉は枯れて落ちる。白色の頭花が多数つく。頭花は直径1.5~2㎝、周囲に舌状花が約20個、中心に筒状花が多数つく。舌状花は白色、筒状花は黄色、受粉後に花冠が赤色を帯び、ともに冠毛がある。冠毛は長さ約3㎜。
1 Symphyotrichum pilosum (Willd.) G.L.Nesom キダチコンギク 木立紺菊 広義
synonym Aster pilosus Willd
北アメリカ(カナダ、USA)原産。英名はawl aster , frost aster , frost-weed aster , hairy aster , heath aster , Michaelmas daisy , nailrod , old-field aster , Pringle's aster , steelweed , white heath aster , white old-field aster。ヨーロッパに導入され、帰化している。
多年草、高さ60~150㎝。茎は直立して分枝し、下部は木質化する。全体に毛が多い。葉は互生し、披針形~倒披針形、両面に毛があり、葉縁の開出毛が目立つ。花期には茎の下部の葉は枯れて落ちる。白色の頭花が多数つく。頭花は直径1.5~2㎝、周囲に舌状花が約20個、中心に筒状花が多数つく。舌状花は白色、筒状花は黄色、受粉後に花冠が赤色を帯び、ともに冠毛がある。冠毛は長さ約3㎜。花期は10~11月。
品種) 'Monte Cassino' , 'October Glory' , 'Phoebe' , 'Pink Cushion' , 白孔雀(白花)
1-1 Symphyotrichum pilosum (Willd.) G.L. Nesom var. pilosum キダチコンギク 狭義
英名はhairy white oldfield aster , Frost aster。開けた、しばしば荒れた、乾燥地~湿地まで、砂質または岩質の土壌、大草原、古い畑、砂浜、断崖や尾根、開けた落葉樹林、高台、道端に生える。日本には朝鮮戦争の頃に外来したといわれている。荒地、河原に生える。
茎は疎~密に粗毛がある。葉は直軟毛がある。2n=32, 40, 48。花期は8~10月。
1-2 Symphyotrichum pilosum (Willd.) G.L. Nesom var. pringlei (A. Gray) G.L. Nesom
英名はPringle's aste。好石灰植物(calciphile)、石灰岩の舗装、石灰質の砂または砂利の海岸に生える。
頭花などがvar. pilosumによく似ており、茎は無毛、葉は無毛またはほぼ無毛。葉幅もやや狭い。2n=48。花期は8~10月。
Symphyotrichum( S. retroflexum , S. ciliatum , S. subulatum)
Symphyotrichum
Symphyotrichum
Symphyotrichum chilense
Asteraceae Bercht. et J.Presl (キク科), aster family
1 Symphyotrichum pilosum (Willd.) G.L.Nesom キダチコンギク 木立紺菊 広義
synonym Aster pilosus Willd
北アメリカ(カナダ、USA)原産。英名はawl aster , frost aster , frost-weed aster , hairy aster , heath aster , Michaelmas daisy , nailrod , old-field aster , Pringle's aster , steelweed , white heath aster , white old-field aster。ヨーロッパに導入され、帰化している。
多年草、高さ60~150㎝。茎は直立して分枝し、下部は木質化する。全体に毛が多い。葉は互生し、披針形~倒披針形、両面に毛があり、葉縁の開出毛が目立つ。花期には茎の下部の葉は枯れて落ちる。白色の頭花が多数つく。頭花は直径1.5~2㎝、周囲に舌状花が約20個、中心に筒状花が多数つく。舌状花は白色、筒状花は黄色、受粉後に花冠が赤色を帯び、ともに冠毛がある。冠毛は長さ約3㎜。花期は10~11月。
品種) 'Monte Cassino' , 'October Glory' , 'Phoebe' , 'Pink Cushion' , 白孔雀(白花)
1-1 Symphyotrichum pilosum (Willd.) G.L. Nesom var. pilosum キダチコンギク 狭義
英名はhairy white oldfield aster , Frost aster。開けた、しばしば荒れた、乾燥地~湿地まで、砂質または岩質の土壌、大草原、古い畑、砂浜、断崖や尾根、開けた落葉樹林、高台、道端に生える。日本には朝鮮戦争の頃に外来したといわれている。荒地、河原に生える。
茎は疎~密に粗毛がある。葉は直軟毛がある。2n=32, 40, 48。花期は8~10月。
1-2 Symphyotrichum pilosum (Willd.) G.L. Nesom var. pringlei (A. Gray) G.L. Nesom
英名はPringle's aste。好石灰植物(calciphile)、石灰岩の舗装、石灰質の砂または砂利の海岸に生える。
頭花などがvar. pilosumによく似ており、茎は無毛、葉は無毛またはほぼ無毛。葉幅もやや狭い。2n=48。花期は8~10月。
参考
1) Flora of ChinaSymphyotrichum( S. retroflexum , S. ciliatum , S. subulatum)
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=2&taxon_id=132022
2)GRINSymphyotrichum
https://npgsweb.ars-grin.gov/gringlobal/taxonomygenus.aspx?id=17703
3) Flora of North AmericaSymphyotrichum
http://www.efloras.org/florataxon.aspx?flora_id=1&taxon_id=132022
4)Jepson eFlora: Taxon pageSymphyotrichum chilense
http://ucjeps.berkeley.edu/eflora/eflora_display.php?tid=80313
5)AsteraceaeAsteraceae Bercht. et J.Presl (キク科), aster family
http://hosho.ees.hokudai.ac.jp/~tsuyu/top/plt/aster/fam.html