ケヤマウコギ 毛山五加木
Flora of Mikawa
ウコギ科 Araliaceae ウコギ属
別 名 | オニウコギ |
学 名 | Eleutherococcus divaricatus (Siebold et Zucc.) S.Y.Hu Acanthopanax divaricatus (Siebold et Zucc.) Seem. |
花 期 | 9~10月 |
果 期 | 10~11月 |
高 さ | 1~3m |
生活型 | 落葉低木 |
生育場所 | 林内、林縁 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮 |
撮 影 | 田原市 花 13.10.10 豊田市 果実 12.11.14 |
枝は灰褐色、長惰円形の小さな皮目があり、幅が広い刺がある。若枝には淡褐色の毛が密生し、後に脱落する。葉は互生し、掌状複葉、小葉は5個まれに3個つき、頂小葉が最も大きい。小葉は長さ4~12㎝の倒卵状長楕円形、基部は楔形、短い小葉柄へと続く。小葉の質はやや厚く、革質、縁に細かい重鋸歯がある。葉表には脈上に細毛がまばらにあり、葉裏には縮れた毛が密生する。葉柄にも縮れた毛が多い。雌雄同株。直径約2㎝の球状の散形花序に花を多数集まってつける。散形花序は複生する。花序には普通、両性花がつき、下部の花序には両性花と雄花が混生する場合がある。花は緑白色~紫褐色の小さな5弁花、雄しべ5個、花柱は浅く2裂し、紫褐色。雄花は花柱が小さい。果実は直径6~8㎜扁平な惰円形、2種子が入り、表面に縮れた毛があり、黒色に熟す。小果柄は縮れた毛が密生する。種子は長さ5~6㎜の半長楕円形。
写真のものは花序が複生せず、果実が接して直径約3㎝の球形になっている。果柄は長さ約5㎜。
エゾウコギは北海道に自生し、葉裏に縮れ毛がある。枝に針状の細い刺がある。
写真のものは花序が複生せず、果実が接して直径約3㎝の球形になっている。果柄は長さ約5㎜。
エゾウコギは北海道に自生し、葉裏に縮れ毛がある。枝に針状の細い刺がある。