カナムグラ 鉄葎

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Flora of Mikawa

アサ科 Cannabaceae カラハナソウ属

中国名 葎草 lü cao
英 名 Japanese hop, wild hop
学 名 Humulus scandens (Lour.) Merr.
 synonym Humulus japonicus Sieb. et Zucc.
カナムグラの雄花序
カナムグラの雄花
カナムグラの雌花
カナムグラの果実
カナムグラの葉
カナムグラ
カナムグラの葉
カナムグラの果実と種子
花 期 8~10月
高 さ つる性
生活型 1年草
生育場所 道端、荒地
分 布 在来種  日本全土、朝鮮、中国、台湾、ロシア、ベトナム
撮 影 三ヶ根山  05.9.24
ヨーロッパや北アメリカに帰化している。
 1年草、蔓性植物、長さ0.5~2.5m。 茎は通常分枝する。葉柄は通常葉よりも長い。葉身は心形、掌状に5~9裂し、長さ5~12cm、裂片の縁は鋸歯状、先は尖鋭形、下面には脈に毛があり、毛は硬く、黄色の腺は無柄で円盤形(discoid)、若い葉身の上面の縁には硬い鍾乳体状の毛(cystolithic hairs:鈎状毛)がある。花序:雄花序は直立し、長さ15~25㎝、葯には腺がない。雌花序は穂状、毬果状(conelike)、卵形。 小苞は卵状円形、長さ7~10㎜、直軟毛があり、縁には密に縁毛がある。果序は垂れ下がり、緑色、毬果状、卵形~長円形、長さ(1~)1.5~3(~4)㎝。小苞には黄色の腺がない。痩果は花被に包まれ、黄褐色、卵状円形、膨らむ~レンズ形、長さ4~5㎜、種子が1個入り、果皮は薄く、腺はなく、まばらに毛がある。種子は直径約4㎜、中の胚は白色、巻貝のように巻いている。2n=20(性決定に関係する6つの染色体を含む)。花期は8~10月。