カナクギノキ 鉄釘の木

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Flora of Mikawa

クスノキ科 Lauraceae クロモジ属

中国名 红果山胡椒
学 名 Lindera erythrocarpa Makino
Benzoin erythrocarpum (Makino) Rehder
カナクギノキの花序
カナクギノキの葉の裏
カナクギノキの幹
カナクギノキ
カナクギノキ葉
花 期 4月
高 さ 6~15m
生活型 落葉高木
生育場所 丘陵地、山地
分 布 在来種  本州(神奈川県以西)、四国、九州、朝鮮、中国、台湾
撮 影 岡崎市  06.4.22
 幹は淡褐色、皮目が目立ち、新枝は灰褐色~黄褐色。葉は互生し、葉の基部が鋭角に細長くなるのが特徴。若葉では毛が生え、次第に毛がなくなる。雌雄別株。花は葉の展開と同時に開花。花は淡黄色、花被片は6個。果実は液果で秋に赤く熟す。種子にはうずらのような模様がある。
 クロモジとは幹の色、葉の基部、種子の色などで判別できる。