イヌヨモギ 犬蓬
Flora of Mikawa
キク科 Asteraceae ヨモギ属
中国名 | 无齿蒌蒿 wu chi lou hao |
学 名 | Artemisia keiskeana Miq. |
果 期 | 8~10月 |
高 さ | 30~80㎝ |
生活型 | 多年草 |
生育場所 | やや乾いた丘陵 |
分 布 | 在来種 北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシア |
撮 影 | 新城市 07.11.9 |
和名の由来はヨモギに似ていても役に立たない意味から。
茎は株立ちとなり、下部は木質化する。無花茎があり、無花茎は下部が這い、ロゼット状の葉をつける。根生葉は長さ3~10㎝、幅1.5~4㎝の基部が楔形の広いさじ形、縁に大きい鋸歯があり、葉柄がある。茎葉は長さ3~9㎝の倒卵形~さじ形、無柄、縁には鋸歯がまばらにつき、上部の葉は鋸歯が浅い。葉表は緑色、葉裏には白毛が密生し、白色を帯びる。総状花序に筒状花のみからなる頭花を多数つける。総苞は直径3~3.5㎜の球形。総苞片は3~4列、無毛、縁が透明な膜質になる。雌花は6~10個つき、花冠は長さ1.2~1.5㎜、花柱は先が2裂し黄色。両性花は13~18個つき、長さ約2㎜、花柱の先が尖る。痩果は長さ約2㎜。2n=18,27
茎は株立ちとなり、下部は木質化する。無花茎があり、無花茎は下部が這い、ロゼット状の葉をつける。根生葉は長さ3~10㎝、幅1.5~4㎝の基部が楔形の広いさじ形、縁に大きい鋸歯があり、葉柄がある。茎葉は長さ3~9㎝の倒卵形~さじ形、無柄、縁には鋸歯がまばらにつき、上部の葉は鋸歯が浅い。葉表は緑色、葉裏には白毛が密生し、白色を帯びる。総状花序に筒状花のみからなる頭花を多数つける。総苞は直径3~3.5㎜の球形。総苞片は3~4列、無毛、縁が透明な膜質になる。雌花は6~10個つき、花冠は長さ1.2~1.5㎜、花柱は先が2裂し黄色。両性花は13~18個つき、長さ約2㎜、花柱の先が尖る。痩果は長さ約2㎜。2n=18,27